攻めヤンデレ×逃げ腰ヤンデレ

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表題作YOUNG BAD EDUCATION

水沢譲,高校3年生
高津康作,担任教師,37歳

同時収録作品君はいたずらな火種

中野,運送業者
山佐,小説家

あらすじ

高校教師・高津(37)が酔っ払ってキスをしてしまったのは、担任クラスの生徒・水沢(高3)。
翌日から生徒は教師に欲情してしまうようになり、ストーカー化。
対する教師も実は担任の生徒を3年も片想いしていたようで…。
描き下ろしに年齢制限なしの〝数年後エロ〟あり
「運送業者×小説家」も同時収録。

作品情報

作品名
YOUNG BAD EDUCATION
著者
ダヨオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
YOUNG BAD EDUCATION
発売日
ISBN
9784396783532
4

(300)

(137)

萌々

(86)

(48)

中立

(19)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
25
得点
1192
評価数
300
平均
4 / 5
神率
45.7%

レビュー投稿数25

距離感にむずむずする

音漏れを頼りに曲を探すとか、ネクタイの色とか、先生と生徒の距離として、一個一個の描写がリアルでじんわりしました。
恋に真面目で、一生懸命で、可愛い。

先生が翻弄されているのが可愛かった。焦って変換せずにメールを送るところがお気に入りです。
水沢くんが、成績優秀だけどいじめっこっていうのがいい。尾行とかゴミ漁りとかピッキングとか、けっこうしっかりストーカーしてるけど、病みはなく、あたたかいのはなんなんだろう。

ずっと先生が水沢くんを見てきたのに、先生が諦めようとし始めると、今度は水沢くんのほうが先生を意識し出すのが、むずむずしてときめきました。

セリフが多くない中、モノローグが印象的で好きです。また、絵が物語にぴったりで、画面から空気感が感じられました。うまく表現できているかわからないけど、しっかり時間が流れている。登場人物たちが生きている感じがしました。

「君はいたずらな火種」もあわせて、ダヨオ先生は、人物の距離が縮まる様子を描くのが見事だと思います。特別大きな事件が起きるわけでもないのに、感情移入して、温かく満足する読後感。

0

梗是我的雷,但是我會溺愛

年下美攻,平凡年上受先暗戀,就這樣。。因為是dayoo老師所以我會溺愛。。。。

0

GOODを読んで…BADありきだと

絵がきれいですね!

本作だけだと、中立なんですが、GOODを読んで本作があるからこそのGOODで、つながりや始まりという点で本作は萌としました。

先生が水沢に恋に落ちたのは、ばんそうこうを貼ってくれたくだり?それだけで?と私にはピンとこなかったけど、GOODの描き下ろしラスト、それは別エピソードだったけど「恋をするとはこういうものなんだ…」で、まあそうですね、と。

にしても、先生はどんだけー!てくらいの惚れ方ですよね。
変質者気味なとこもありw

かたや水沢は、ピッキングしたり(私的にはあかんやろ〜と思うのですが)ゴミ箱漁ったり(これも)どSっぽかったり、先生を好きなんだろうけど共感できない。

で、個人的に2人ともキャラ萌えしない。
水沢はかわいいのかもだけど、くりくりお目目のタレ目で、ほぼセンター分けの髪型…どれもそそらない。

先生はくたびれたおじさんで妙に生々しく。
よく見れば悪くないお顔立ちなんだけど、どうも魅力を感じない。

そんな2人がいちゃエロをしても、萌えない。
なんかリアルなカップルのひめごとをのぞき見しているような気がして、居心地が悪かった。

この生々しさはGOODでも感じたけど、あちらはとにかく2人が固く思いあって仲を深めて添い遂げるさまを描いてくれたので、それで全て昇華できた感じ。
なので、GOODがあったからこそ、本作が活きてきたと思った。

もう1本は、受けの山さんが色っぽくていい男でよかった。

1点、全編通して気になったのは
ちゅうの時、皆、ほぼほぼ顔が90度なこと。
もうちょっと斜めに傾けたり、どちらかが見上げるような角度の方が色っぽくて好きなんだけどなぁと思いました。

1

幸せな二人の始まり

めちゃくちゃ好きなシリーズです。
AIソムリエにオススメされたのがきっかけでしたが、ソムリエ様に感謝です。
ストーカーな登場人物やおじさん受けの良さを教えてくれたのもこの作品です。

表題作は次作「YOUNG GOOD BOYFRIEND」の序章で、高校教師の高津が生徒の水沢に気持ちを知られてからのお話。
気持ち悪いと思いながらも、もっと自分だけを見てほしい、追いかけて欲しくなってくる水沢と、もうこんな事やめたいと思ってる高津。
若い水沢のストーカー行為が清々しい。ゴミもあされば、机の鍵もピッキングする。
そのくらい気持ちが爆走しちゃう水沢が良かったです。
少ないセリフの間のモノローグや表情で気持ちを表してるのが好き。

間に「君はいたずらな火種」という大人同士のストーリーも同録されています。
タバコの火種を恋心の火に例えたお話。
シンプルに恋の始まりを描いたお話でこちらも良かったです。

そして再び水沢と高津の話に。
ボーナストラックは4年半後の二人から始まってます。
少し成長した水沢と、相変わらずドギマギしちゃってる高津が可愛い。
水沢にずっと執着しつづけられてて、涙ぐんじゃった高津…幸せそうで良かった!

2

生徒×先生

デビュー作のここから、今のダヨオ先生になると思うと感慨深いです。絵もこの時点でお上手ですが、少しだけ荒いのが愛しい。

◾︎水沢(高校生 17歳)×高津(担任 37歳)
リアルに考えたら犯罪めいた部分もあるのですが、それでも恋に抗えない人間の業とか性(サガ)を感じる。
高津からしてみれば、見ているだけのアイドルが突然自分に興味持ってくれて、いやいや見てるだけで充分幸せだったのに近くでチラついたらそんなの…状態。
この作品を拾い上げて続編が出た事実に感謝。数年後を描いた描き下ろしのおかげかもな〜幸せで泣く高津先生にもらい泣く。大学合格の喜びで泣く水沢も愛い。

◾︎君はいたずらな火種
◾︎中野(宅配業者 ヤマさん(山佐 小説家)
表題が話題になるのは当然なのですが、こちらも相当いいです。こちらも続編が見たい。
「女とできる」のくだり、お互いあまり直接的な発言をせずに行間を読みあってる感じが好き。少し先の約束をする二人も好き。

※電子書籍ひかり 局部描写少なめ
カバー下無し、裏表紙無し

1

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