陽だまりとべんとう男子と

hidamari to bentou danshi to

阳光和盒饭男子

陽だまりとべんとう男子と
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×229
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
197
評価数
48
平均
4.1 / 5
神率
27.1%
著者
南月ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403664465

あらすじ

頭脳明晰、眉目秀麗な三春(みはる)の欠点は、生活能力が皆無(ゼロ)ということ。
そんな三春の面倒をみる平太(へいた)だけど!?

ひとつ屋根の下で育むスウィートラブ!

表題作陽だまりとべんとう男子と

雨宮三春 野々村家に下宿する翻訳家 アラサー
野々村平太 高校生~大学生

その他の収録作品

  • 月夜と欲情男子と (描き下ろし)
  • atogaki (描き下ろし)

レビュー投稿数5

13年分の愛情

タイトルがイマイチそそられなかったので購入を迷ったのですが、表紙の眼鏡がドツボだったのと13年愛の煽り文句に期待をかけて買いました。結果、私にはガッツリハマり萌えまくりで買って損なしの大正解!すごく良かったのです(//∀//)13年愛と年の差と同居な上、すれ違いの両片思い!(←大好き設定w)

翻訳家・三春(下宿人)×高校生・平太(下宿屋の息子)のお話です。
ある時、平太は三春への恋心を自覚します。勢いで告白するも、三春からは「それは恋じゃない」とやんわり拒絶されて・・・。それからは何事もなかったかのように下宿屋と下宿人という関係を崩さないまま3年が経ち、大学生になった平太。やっぱり三春のことが好きなんだと2度目の告白をしますが、今度は三春に逃げられます。逃げた先は・・・。13年も長い間、三春が恋心を隠していた理由は・・・。

大学1年の三春が出会った時の平太は6歳。それから小~中~高~大学生までの成長と三春の長年の葛藤もしっかり描かれていて、13年愛の重みも感じます。
6歳のショタ平太がホンット可愛くて可愛くて!そこから大人の男の顔になっていく成長記録がスゴク良いです(//ω//)あと長年気持ちを押し殺してたせいか三春は普段ぼへ~とした呑気なヘタレ顔なのが、最後2人が通じあったとき平太に欲情した男の顔が!!!(//∀//)ギャップ萌え!!!エロシーン自体は少なかったけど、胸を鷲掴みされる破壊力はありました・・・三春カッコよかった・・・。

唯一残念な点は大学1年の三春も30過ぎた三春もビジュアルに変わりがなかったことかな?もーちょいオッサン風味があっても良かったような気がする。それ以外は萌えがてんこ盛りのキュンキュンさせられる1冊でした!

2

フラボン

いるいるさんの購入の理由と全く同じメガネに目が離せなくなったのと、内容の感想もほぼ同じです。三春のオトコの顔に殺られました。平太もいい男の子だけど三春ばかり見てたような…

陽だまりに包まれて。

 南月ゆうさん初のDear+コミックス。2ヶ月連続刊行の後発です。(先発はリブレの「主従な同級生」)
本作は、登場人物の恋心が育つまでの道のりを、ゆっくりと時間をかけて見守るストーリーに仕上がってます。

 主人公は祖父と同居している高校生の野々村平太。
下宿人の雨宮三春の世話をしながら忙しい生活を送っています。
 三春は、平太より一回り年上の有能な翻訳家。大学生の頃から下宿しており、野々村家が下宿屋を畳んだ後も特別に住み続けることを許されてます。
彼も主役級の人物で、時期によっては視点が平太から三春へと交代します。

元気で素直で真っ直ぐな平太と、優しくて温和だけど世話の焼ける三春。
一見、アットホームでほのぼのとしたやり取りの合間に、時折忍ぶ気持ちが垣間見えます。そのたびに心臓がチクリ。

 13年愛という設定は、無為に扱われずに作品に反映されてたと思います。
長い年月の間に、所々でおこる心境の変化や、葛藤、覚悟を抜き出して、迷いながらも真剣に向き合う様子が丁寧に描かれてました。

好きな気持ちが、どの種類の「好き」なのか。
憧れから来るものなのか、家族的な愛情からか。
それとも、もっと別の意味があるのか。

平太がぶつかった壁と、その壁を越えるのに必要な過程が、途中ではさまれる三春のエピソードを通して提示されてるようでした。

 コミックスは、ページのほとんどが本編に当てられてます。(雑誌6話分)
描き下ろしは、とある秋のエピソード。
カバー裏には、おまけマンガが1+1=2ページついてます。
(ここで、雑誌で読んだ方へ報告。雑誌では割愛されてたエンディング間際の「13年分の~」の続きが加筆されてました。)

 縁側での日向ぼっこのような温かなお話。だけど決してヌルく無い。
「好き」について、たくさん、たくさん考えて。
その先のことも、たくさん、たくさん考えてて。悩んで。

その姿を追いかけて見てるから、登場人物たちがそれぞれの答えを出したときに、とっても満足感がありました。

2

料理男子

料理ができる男子って良いよね!

でも、三春がへーちゃんを好きになったのは、胃袋を掴んだからでは無く。
心が救われることがあったから。
それからずーっと好きで、へーちゃんのそばにいて。
だけど、へーちゃんが三春を好きだと気が付いたら、それは恋では無いと振ってしまう。
大人の分別なのか、優しさなのか。
へーちゃんも、好きと自覚してから告白までが短かったから、そんなエッチしたいとかまだ考えてもなく。
否定されことに反論できなくて。

あーもどかしい!
しかし、ちゃんと親に断るとか筋が通ってて、男同士の恋愛ものってことを忘れてしまいそうな。
エッチシーンも勿論るけど。

南月さんの作品は、たまに自分の好みの受ツボを付いてくるので、ついつい読んでしまう~

2

いい作品に出合いました。

サヨナラゲーム、チェンジワールドと神作品を生み出された南月さん。
私も↑の作品に腐心を鷲掴みにされました一人です。
↑の作品が初読みだったので、この方の作品ならハズレはないだろうと他の作品も何作か読みだしたところです。
絵がとても好みですし、どの作品も楽しく読めます、ホントに作画が上手い作家さんですね。
そしてこの作品!4年も前の作品ですが、いいものを見つけてしまいましたよ。
こういうことがあるがら、腐本あさりはやめられない。(ご機嫌)

メインの二人を囲む脇の登場人物が嫌みがなくストーリー展開に上手く絡み面白みを増しています。
三春さんの平太くんへの想いは、話によっては暗い病み・執着になるのですが、三春さんのほんわかしたキャラからか重く感じられません。逆に純粋やせつなさといったものが胸を打ちます。
縁側の陽だまりで穏やかな時間の流れを背景に、13年間もかけて二人が結ばれるまでを描いています。
平太の成長を小さな宝物を愛でるかのように見守る三春。
日常生活の成長のなかで三春の世話しながら自分の気持ちに気づいていく平太。
他の誰でもないただ一人の相手を想う二人の一途さがたまりません。これがBLの醍醐味!
人間の闇の部分をもっと描いて!という方にはこの作品はきれい過ぎて物足りないと思いますが、日々の疲れを癒したい、心洗われたいという方にはお薦めの作品です。

2

読むたびに何かを感じる、するめ作品

好きなんだけど、その気持ちをうまく言葉にできないことってありますね。
そういう理由でレビューが書けていない作品がいくつもあるのですが、この作品もそのうちのひとつです。
何度読んだか分からないし、そのたびにこのページを開いては挫けてきたのですが、今日こそは完遂したいと思いますので、どうぞお付き合いください。

両親は仕事で北海道。祖父と2人暮らしの平太の家には下宿人がいる。
一回り年上の三春はイケメンなのに抜けていて、生活能力がゼロで…。

一見するとしっかり者のオカン系DKと、おっとりしすぎな大人です。
だけどやはり南月さんの作品だけに、それだけではない深い事情が裏にあるわけです。
母子家庭で育った三春は、大学入学と共に下宿にやって来るのですが、同時に母が再婚して新しい家庭を持ったことで、自分は世界にたったひとりぼっちという気持ちに。
188cmの身長と整った顔立ちのおかげで、声をかけてくる女子は引きも切らず、ぽっかり空いた心の穴を埋めてくれる相手を求めたものの、どの子も同じにしか見えない無為で自暴自棄な日々を送っていました。
そんなときに幼い平太が小さな手で一生懸命握ってくれた不恰好なおにぎりが、すこんと心の穴にはまるんですね。
いやもう、ふつうに考えたらショタコンかと。
それまでの女の子たちがダメだったんじゃなくて、女の子というのがダメだったのかと。
でもじっくり読むとそうじゃないんですよ。
三春にとって平太は、自分が知らなかったたっぷりの愛情を知っている暖かいひだまりのような「しあわせ」の象徴で、そばにいるだけで満たされる、自分もしあわせになれると思える存在だったわけで。
だからこそ次第にそこに独占欲や邪な気持ちが入り込んできたことに、三春自身が一番苦しんで、それでも離れたくない気持ちと板挟みになっていったのだろうと。
初読のときはそれに気付かず、「お弁当はおいしそうなのに、若干気持ち悪い…。光源氏か…」と思ったものですが、そこに気付いたら、ときめきが…。

平太の両親もいいのですよ。
どれだけの時間、一途に思い続けようと、自分の息子も同じ気持ちだろうと、理解のある親なんて演じる必要はないんです。
先に生まれて長く生きた分、分かることがあって、そういう知識や経験をもとに言えること、伝えたいことをちゃんと伝える。素晴らしい親じゃないかと。
「子供を持つしあわせ」に関しては、経験のない三春でさえ、やっぱり平太のそういう可能性を奪うことに躊躇いを感じるくらい大きな問題で、そこを突かれると何とも言えないですよね…。
そこは平太の若さで押し切るものの、本当に「これから証明していく」しかないわけで。

まとまりません。
読むたびに新しい感想や発見が出てくるこの作品。
「神」とは言い難いけれど、ツボにはまると何度も読み返したくなる1冊になりますよ。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う