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K先生の不埒な純愛【通常版】

ksensei no furachi na junai

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表題作K先生の不埒な純愛【通常版】

鍛冶隆生先生(K先生・官能小説家)
小早川翠(担当編集)

同時収録作品恋心は猫をも殺す(猫CP)

透(篤の大学院の先輩)
今井 勝頼(今井の弟)

同時収録作品山田くんと田中課長

(攻め受け未定)山田くん(会社員)
(攻め受け未定)田中課長(会社員)

その他の収録作品

  • K編集者の真面目な恋愛
  • あつしとかつよりの世界各国津々浦々
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

「俺はお前しか欲しくねえんだよ」

野獣のような人気官能小説家・鍛治に
押し切られるように お付き合いをスタートさせたマジメ編集者・小早川。

順調な滑り出し…と思いきや有名作家は常に注目の的で!?
野獣系作家に愛された真面目編集者の受難

★「犬恋」「猫恋」スペシャルショート
★「山田くんと田中課長」出張編
★描き下ろしつき

作品情報

作品名
K先生の不埒な純愛【通常版】
著者
夏水りつ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
通り抜けできません
発売日
ISBN
9784832289161
4.2

(91)

(47)

萌々

(26)

(13)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
382
評価数
91
平均
4.2 / 5
神率
51.6%

レビュー投稿数17

時代は変わってもブレない先生

小早川の携帯がいきなりスマホにかわったッッッッ


第一声がそれって如何なものか?

相変わらずのK先生との関係に自分でもウンザリしたのか 何かを求めるように開いた三省堂国語辞典 そんなもので先生との関係をどうにかできるハズもなく


もぉ認めちゃえばいいじゃんッ!だいすきッ!って
でッ!自分から「真剣におつきいしましょう」って言えばいいじゃんッ!

みんなそう思うって

いやでもこれ キレたら負けだからね たぶん
このじれったさをK先生と共に味わうのが醍醐味なんだよ絶対

前作で見張りの途中K先生にラチられ 同僚を見殺しにしたツケとしてK先生との合コンセッティングを命じられた小早川

そんなことしたらまたK先生怒らすだけじゃんッ!


わかっていてなお 超期待してしまうK先生の躾
そんなところに湧いて出る K先生と新人女優の熱愛報道

K先生もね ほんとに小早川がだいすきなのに素直にならないとゆうか 強情で
それ以上に K先生クセになりすぎてきて困る

同時収録で元ネタCPや別CPが投入されても 買わないって決めてるので気にせず先に進みます

次は【………秘密の熱情】かな?

0

俺様攻めが弱ってるところを助ける受けが健気…


3巻目、まだ恋人になりません…。
焦れったいけれど、性急よりは全然いい。

そして今回は、先生が小早川に執着するようになったキッカケが描かれています。
このお話は大事だなと思いました。

3巻全体の内容は、先生の小説が映画化になったことで一波乱。

ぶっきらぼうな態度をとって小早川を困らせますが、先生を思って手を差し伸べたことによって和解。

萌えた部分は、自分の態度が悪かったことを先生がちゃんと謝ったところ。
俺様な先生が、シュンとしてるのは思春期の喧嘩あとみたいで可愛い!

また、今作は前作よりも本編が多めで、9割。
「恋心は猫をも濡らす」の書き下ろし、1割。

次巻に続きます→

1

恋の逃避行。それは必要で必然だったこと。

振り返ってみれば。私は この一つ前の「野蛮な恋愛」が一等好きで。本作でピークを迎え、完結編へと緩やかに下っていく、というイメージを持っている。

とにかくK先生の蛮行が凄まじく、そもそも翠は感じ易いエッチな身体をしているので、ついつい流されてしまっている。翠は面倒くさい乙女思考に陥りがちなので、この関係にクヨクヨクヨクヨしている。
翠は認めたくないのだ。自分がつい流されている事も、K先生を好きだから なのだと。
最初、やたらとエチ先行型に見えたK先生がこれほどまでに翠に執着する理由が、ちょっとだけ明らかになります。初めて翠と会った時。K先生の担当になった時。その日は大雨で、濡れそぼった翠は K先生の献本を濡らさない様にと、自分の服で本を守っていたのです。その健気な姿と 濡れてエロくシャツが透けた姿態に一瞬で恋に落ちる‼︎‼︎ 翠は無自覚エロ垂れ流しさんなので、勿論気付いてはいない。
そこからはもぅ、皆さまご存知の通り。K先生超理論だと 常に翠は「誘っている」状態なのです。

K先生の小説が映画化されるとあって、元々目立つ容姿からゴシップネタが尽きないK先生は 宣伝の為に熱愛報道され、マスコミに追い回される事になる。ゴシップとは裏腹に、執筆に真摯に取り組む姿勢を知っていた翠は、K先生と逃避行する事になる。
翠からするキスよりも ずっと。K先生の為に、大切な人の為に、初めて行動を起こす翠。
田舎の翠の実家に身を隠し、執筆を続けるK先生。
興味深々で様子を伺いに来た母親から「大切な先生なのねえ。」と言われて、初めて自分の気持ちに折り合いをつけられた翠。この関係は何だろうとクヨクヨしていたけれど、とてもシンプルなのだ。
先生は自分にとって、とても「大切な人」。ただそれだけ。
いつ家人がまた見に来るかも知れないのに、執筆明けの先生に淫らに抱かれてしまう翠は もぅ拒まない。いつもより感じ易いと K先生を煽ってしまい、イチャあま♡ です。

同時収録は「猫恋」。勝頼はめでたく透と同棲スタート。見守るあっくん。残念ながら今井は出て来ません。「世界各国津々浦々」はメキシコ編。これって続いて無い気がする…。

「やまたな」は、ドキワクの出張編。この後、トンデモな事件が起こる⁈

「あとがき」は、黒棒さま一択。ご友人のラクダさんは黒棒さまが好きでは無いらしい。
夏水先生も「黒くて 固くて 大きい」ということを言いたいだけっぽい気がする。あはは、それは確かにエロい。たこ焼きやの坊との対決は描いて欲しかったなぁ。

0

K先生はキスがとても好きらしい

『K先生』シリーズ3冊目です。
表題作カップルの他に透x勝頼カップル、『山田くんと田中課長』シリーズのお話、そしてあとがきにはお菓子擬人化シリーズから黒棒さまとえびみりんのお話と今回も盛り沢山。

鍛治先生x小早川君カップルはいつも通りだな~という印象だったのですが、お互いに「好き」と言っていない割にはどこかもう夫婦のような安定感も感じられる不思議なカップルです。
鍛治先生の俺様だけど小早川君に対する執着はゆるぎないものを感じさせる安心感がありますし、小早川君も今回は男らしいところを見せてくれて、鍛治先生も惚れ直したんじゃ?と感じられました。
言葉ではまだまだ足りない2人ですが、とっても甘々なのが伝わってきて微笑ましいです。

透x勝頼カップルは勝頼君の引っ越しのお話。
相変わらず偉そうでツンツンな勝頼君がテレまくってるのが可笑しくて可愛いです。

『山田くんと田中課長』シリーズも大好きなのですが、今回は2人で出張するお話。
新幹線で新大阪までやってくるのですが、その新幹線の中で予想外の悪戦苦闘。
でもそれが面白くて思わず笑ってしまいました。
相変わらず可愛い田中課長でした。

1

弱ってますよ、奥さん!

今回の表紙見ました?もう、あの翠ちゃんの色気!K先生にすっかり開発されちゃってます。そして、また先生が翠ちゃんにしがみつきながらこちらを睨むポーズ、ワイルド~!!

この表紙からも垣間見えるように、今回は先生がちょっと凹んでます。自分の作品の映画化で、主演女優とのゴシップを捏造されて、追いかけられちゃってるんですね。そして、イライラして翠ちゃんに思ってもいないことを口走るんですが、この時はさすがの先生贔屓の私もこらっ!と思いましたよ。でも、そのあと翠ちゃんのアパートの前で大きな体を縮めて待ち伏せしたり、実家で翠ちゃんのお母さんにペコッと頭を下げて挨拶したり、翠ちゃんに謝ったりと意外な一面を見せるんですね。このギャップに翠ちゃんも私もイチコロ。普段強気な男の弱ってる姿、たまりませんな。




4

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