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ゆりの菜櫻先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 3
駆け引き 2
ツンデレ 1
な感じだと思います。
ハリーファさん×クリスさんのカプです。
今作は「攻め×攻め」な要素のカプですが、本編ではハリーファさんはクリスさんだけを抱いているし、クリスさんはモブキャラを抱こうと駆け引きをしている描写はありますが、明確に攻めとしての絡み描写は無いので、クリスさんが攻めと言うのは少し分かりづらい感じでした。
攻めとして、男性とも女性とも身体を重ねてきたクリスさん。だけどハリーファさんから、抱きたい、お前は私に抱かれたいはず、と求愛したり、既に恋人のような言動を取られます。しかしクリスさんはそれを拒み、ハリーファさんと何度も言い合いをします。でもやっぱりハリーファさんとのカプでは、受けになるクリスさんなので、ハリーファさんと言い合いをしても大体負けてますね。
クリスさんに対してのグイグイ求愛してくるハリーファさん。若干強引さがありますが、普段ツンとしているクリスさんから「ありがとう」と言われた時は、普通に照れてしまっているのが、意外な一面で良かったです。
ハリーファさんとクリスさんが繰り広げる、世界を股にかけるゴージャスでスケールの大きい駆け引きと、抱く抱かれないのベッドの上での凄艶な駆け引きが味わえるので、是非とも読んでほしいです。
恋の駆け引きが延々と続いてちょっと飽きてきました。
結局二人とも一目惚れだよね?
クリスはハリーファに再会して賭けに負けていきなり抱かれ。
その後はストーカーか?というくらい付きまとわれ。勝手に恋人気取りのハリーファ。クリスの言うことを聞いちゃいないどころか、何でも意訳して自分の都合のいいように受け取って。
執着溺愛嫉妬は大好物なのですがね。
攻め×攻めでクリスのプライドと攻めの矜持がもうすぐハリーファの愛に溺れそうですね。
愛するクリスに負けっぱなしだと言えるハリーファが大物ですね。
クリスが男の矜持で素直になれないでいるけど、近いうちに家族に挨拶に来られそうですね(笑)
なんだかんだで言いくるめられてハリーファの思い通りになっちゃうチョロいクリスも可愛いですね。
ゆりの先生が書かれる口達者な俺様執着溺愛攻め×強気美人受けによるどこまでいっても噛み合っていない会話が好きなんです。
「ハニーお手柔に頼むよ」
「私は君のハニーではない」
みたいな。
この二人もそう。
超そっけない受けに向かって
「おまえももう少し素直になったほうがいい そのほうが私もお前に愛されている実感が湧く」
と言えば
「愛していないから、そんなもの湧かさなくてもいい」
とバッサリ切り捨てる。
勝手に恋人認定&俺に抱かれてろと言う攻めと、死んでもごめんだと拒絶するによる受け(バリタチ)による不毛なやりとりが愉快。
それを期待して購入したので、本当に楽しめました。
あと、ゆりの作品の攻め様らしいなと思ったのは、受けに群がる虫を影でせっせと排除していたところ。
受けのお尻を狙おうとする不埒な輩を、石油産出国の王子という立場を存分に使って排除してましたわ。
そのスケールがすごい。
あと超俺様で普段は煮ても焼いても食えない攻めだけど、そんな攻めを生かすも殺すも受け次第みたいなところがちゃんと描かれていて、そこも楽しめました。
だけど、最後の最後まで受けがツンなままで、攻めを恋人だとは認めないまま終わってしまった……
あとがきでも「もうしばらくは足掻くと思うけど、最後は認めてしまうんだろうなと思う」とあるんだけど、きちんと認めたところまで読みたかったよーーーー!!!!
それが残念でならないので神評価にするか迷ったけど、こういう二人が読みたい!という希望はばっちり叶えてもらえたので神つけちゃいます。
あと良かったのは、マルタ共和国の風景描写。
旅の楽しみみたいなものが詰まってるというか、とても生き生きしていて行ってみたくなりました。
女王様受で検索して、はじめての作家さんでしたが買ってみました。結果大当たりでした。変わった設定のイロモノかと思いきや普通に恋愛小説としていい話でした。純愛らしいです笑
本当に続編を期待します。
受の一人称が私、攻を君と呼ぶのがノーブルで、可愛くなりすぎなくてよかったです。セレブな暮らし、外国の情景も設定に合っていていいですね。
攻×攻らしいんですが、その攻防もとても面白いのですが、攻はカッコいいし、リバはなく、受が頑張って拒否しているだけです。ただ、私は強気受、女王様受を求めて読んだので大満足でした。
攻の執着具合も最高。人生全てつまらない、自分の命すらどうでもいい、ハイスペックな能力権力を全てクリスを囲い込む為に使うやつです。
レビューが少なかったのでついつい書いてしまいました。
表紙がきれいなので購入。
ただ、表紙に比べて、モノクロのイラストはがっかり・・・・・受け攻めともにヒョロヒョロで、攻めと攻めのバトル的なはじまりのわりには、イラストのせいで受けと受けのキャットファイトに。残念。
お話は珍しく白人が主人公。相手は中東の王族でも砂漠とか王宮は出てこないので肩すかし。あーいえばこういう、という二人の会話を楽しめる人はおもしろいのかも・・・・・読みやすいけど、萌えも何もない話でした。