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表題作直情の嵐

佐藤樹
高校2年生,直情的な問題児
峰倉名波(ナミちゃん)
攻の担任の高校教師

同時収録作品変わらぬ居場所で変わるもの 前編 / 後編

高坂将
大女優の息子で注目の若手俳優,20歳
高坂由樹
マネージャー,攻の義兄

その他の収録作品

  • 直情の嵐~文化祭編~(描き下ろし)

あらすじ

「“俺だけ"にして欲しいと思って」腹が立てばすぐ殴る、ヤりたければ手を出す──そんな、超直情的な問題児・佐藤を受け持つことになった教師の峰倉。深夜の公園で1人ベンチに座る彼を発見し、帰宅するよう促すものの埒が明かず、家に連れ帰ったまではいいが…。妙になつかれ、気付けば襲われかけて──!? 凶暴な感情を目覚めさせてしまった峰倉の運命は…? 情熱と葛藤が混じり合う、不器用な男子校生×オトコマエ教師の禁断ラブ。

作品情報

作品名
直情の嵐
著者
中田アキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775523957
3.7

(112)

(26)

萌々

(37)

(42)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
408
評価数
112
平均
3.7 / 5
神率
23.2%

レビュー投稿数12

可愛いくてもっと読みたい

色気も可愛らしもあるキャラたちで、絵が綺麗&ストーリも好みだったので楽しめました!
攻は無表情系だけど凄く色気があるし、受は先生だけど元やんちゃというギャップが良かったです。

まわりとの関係を上手く築けない佐藤が「普通」にこだわっていたり、「普通にならなきゃ」と言う背景を想像すると切なかったです。
裕福な家の肩書きがついてまわる佐藤に真っ直ぐ正面から向き合ってくれる大人がいなかったのかと思うと…ナミちゃん先生が初めてのそれなんですね。
直ぐ手が出る、やりたきゃやる、な佐藤でしたが、ナミちゃんの為に感情をコントロールしなきゃと頑張っていて凄く健気なワンコで可愛いかったです!
ナミちゃんとの距離が近いというだけで、相手に殴りかかる子だったのに…!!

部屋から追い出す兄が問題だと思いきや、なかなか良い奴なんじゃないかと思いました。
佐藤とナミちゃんの二人に部屋見繕ったり(1コマで文字説明ぐらいの表現ですが)、弟の恋愛相談聞いていたり。
 
面白かったので、丸々表題で読みたいぐらいでした!

しかし俳優×マネの作品も好きだったので、こちらはこちらで一冊読みたいです。
マネージャーの葛藤が切なくて……トイレで泣いてるところとか凄く好きでした!

0

絵がかっちょいい

中田先生、初読みです。絵がかっちょいい〜。皆、美形。

2編収録。
どちらもサクサク読めました。

「直情の嵐」
タイトルは佐藤のことなんですね。
表情筋が死んでるw と思ったけど、ナミちゃんにきゅんとしているところはかわいらしかったです。
佐藤がナミちゃんにコロっといったり手を出したりするのが早かったけど、ナミちゃんが佐藤を受け入れたのも早かったw
せめて佐藤が卒業してから?と思ったのは甘かったですねw
ナミちゃん、学生時代は反発していて不良ぽくて更にイケメンでした〜。

1

表題作は攻め受け共にリアルさを感じられなかった

◆直情の嵐(表題作)
 キャラにもストーリーにもリアルさがほとんど感じられず、萌えるポイントがありませんでした。教師と生徒ものの作品は、必ずしも生徒の卒業まで教師が待ったり、切ないトーンや焦れったい展開にしなければならないということはないと思っています。教師も人間なんだから、たまには立場を忘れて熱を上げてしまう作品があってもいい。でも、この作品ではそう思うにはあまりにも展開が単純過ぎました。

 生徒の佐藤は兄に部屋を追い出された自分をほっとかずに泊めてくれたという理由だけで、教師のナミにアタックするようになるんですよね。同性でもあり立場も違う人間に好意を抱くには、さすがに説得力がないかと。確かに今までの教師達に比べて生徒への情が厚い良い教師かもしれない、でもそれがすぐ恋愛的好意に繋がるとは思えなくて。対するナミの方も、マイペースでかなり変わった性格の佐藤に絆されるのが早過ぎるのではと思いました。確かに真っ直ぐな性格ではあるけれど、それって同性で生徒という大きな障害をカバーするには弱いのでは? 最後までなぜ2人が惹かれ合ったのか理解できない作品でした。

◆変わらぬ居場所で変わるもの 前編 / 後編
 こちらはもう少し長編で読みたかったなぁと思った作品です。義理の弟×兄で、且つ俳優×マネージャーというなかなか濃いキャラの組み合わせです。せっかく美味しい設定なので、特に義兄の由樹が大事に思っていたという、弟・将の母(故人)を交えた3人の関係を掘り下げたり、今まで2人が相手にどういう想いを抱いてきたのかという気持ちの変遷を読みたかったなぁと思いました。将の真剣な想いに対して、ストーリーの長さが足りなかったように感じるんですよね。もう少し過去から長編で描かれていれば、もっと大恋愛の雰囲気が出たんじゃないかと思います。

1

「…俺だけ、にして欲しいと思って。」不器用でいて可愛い、彼らの独占欲。

中田アキラ先生の描く作品には多い、「俺だけ」「俺にだけ」と、よく繰り返す、独占欲丸出しのこのフレーズ。『直情の嵐』なんていうタイトル程に激しくは無い。至って今どきの冷めた(半目の)風の高校生、佐藤は家族に放って置かれたせいか、『普通』の距離感が分からないと言う。担任のナミちゃんは何かと気にかけてくれるから…、多分嬉しくなって。佐藤はナミちゃんを犯してしまおうとする。この時は驚いて震えているナミちゃんに驚いて未遂に終わる。低体温そうな、佐藤の直情的な行動に怯みながらもやっぱり気にかけてしまうナミちゃん。何にも興味を持たない風の冷めた佐藤が、担任の自分にだけ心を開いて懐いている…、多分もうこの時、ナミちゃんも恋に落ちてるんだけど。大人だから気付かない。ナミちゃんが喜ぶから、『おさえて、落ち着いて。言葉で伝えると、ナミちゃんは笑うんだ。』それまでは暴力に訴えて暴れてたらしい佐藤の純情、佐藤の愛しいと想う気持ちにきゅんとします。ナミちゃんの友達や同僚の先生方にまでメラメラを抑えきれない佐藤ですが、ちゃんと周りとの折り合いを付けて成長しようと努力する。うん、恋は人を成長させるよね!っていう、ほのぼのとする物語です。佐藤が高校生にして、背が高く体格が良いから仕方ないんですが、ちょいちょい上目遣いで見上げるナミちゃんがエロくてズルいです。こんな風に煽られたら佐藤も堪らないでしょ。高校生なんて猿なんだから‼︎(←佐藤・兄より。)

同時収録は幼馴染として兄弟の様に育った、俳優とそのマネージャーのお話し。ずっと一緒に過ごして来たからこそ、胸の内に秘めて来た想い。その均衡が破れて、溢れてしまった瞬間を温かく描いたショートストーリーです。こちらも独占欲高め、『意外と激しくヤキモチをやく。』ところに焦点を当てていて、こっちの方が『直情の嵐』になっちゃってるかもね。

3

ほんわかストーリー

皆素直で可愛いらしいストーリー。
読了後に良かったなぁ〜ってほんわかしました。

私は俳優×マネージャーの話の方が好きかなぁ

1

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