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モデル出身タレント・京介はある日、いつものように枕営業を仕掛けているところを裏方スタッフの藤島に見られてしまう。口止め料としてヤらせてやる、という申し出を「相手には困ってない」と一蹴されアタマに来た京介は、自分の身体で虜にしてやるとばかりに藤島を押し倒すが、逆に達かされてしまって…!?
最初から藤島の身体とテクに逆にとろけさせられちゃう京介が本当にチョロくて、可愛いです。ツンツンしていて、身体だけ利用してやろ〜ぐらいの軽い気持ちだったのに、欲しかった言葉や背中を押してくれる言葉を言ってくれる藤島に嬉しさ感じちゃう所も、とにかく可愛い!
感情表現が豊かな京介に対して、藤島はあまり表に感情を出さないタイプ。だけど、誰よりも京介の事を思って行動しているのが伝わって来て、大きな愛を感じました。
京介がモブにヤラれる過去のシーンが一部登場するので注意が必要です。
危ない危機を乗り越えてからの京介からの大胆な告白シーンが素敵でした!
「鍾愛のスーヴェニール」が揺るぎない神作だった、天王寺ミオさん著作。
2015年の絵柄はあまり…だったんですが(顔パーツがデカい&顔が細長い)、著作で一番人気なので5~6年前に読んでました。
今回40%オフになってたのに気が付き、何気なく再読。
セフレから始まる芸能BL「黒髪、不愛想な裏方スタッフxモデル兼タレント」。
再読してみると、やはり新たな魅力に気づくものですね。
当時はなんとなく☆3にしてたのに、今読むと自分の好きが詰まってました:
①タイトルの通り、受けが猫っぽいうえに、
②適度な筋肉&ガッチリ体型(&中身も男らしい!)
③でも腰は適度に細く、なおかつ
④教科書のようなツンデレ(しかも攻めはクーデレ)、
⑤攻めが無表情&寡黙
⑥受け攻め体格差がほぼない!(少しはあります)
⑦攻めに惹かれていく様子・心情が手に取るように分かり、感情移入しやすい。
⑧受けも攻めも強い。中身が本当に男前
肝心のストーリーは、せつない!
攻めが受けを陰で助けていたと知って胸が熱くなりました。
再読したら今は☆4の気持ちです(絵柄の好みは揺るぎないので5には達せず)。
2巻以降読んでなかったんですが、今回の(シリーズほぼ全作)40%オフキャンペーンを機に読もうと思います。
<注意点>
・受けがライバルに嵌められてモブられるシーンあり
(攻めと出会う前)
・「ビチ猫シリーズ」という名がついてますが、ビッチなのは1巻(本作)の冒頭だけなので、真性のビッチ好きさんにはオススメできないかもです。
いいお尻いっぱい!ミオ先生のキレイな筋肉のお尻大好き!!
クールな裏方×ビッチなモデル。
巻が進むにつれて京介の色気と純なとこ増し増し!
可愛いしかない!歳下寡黙スパダリに乗っかてるつもりが押されてるの好きだわ~
関係が深まってく中にエロかわてんこ盛り!
序章→がっつり結ばれる→さらに確固たるものに…って流れも、仕事や立場の葛藤に面白さも乗ってきて、1巻だけだとBLあるあるだな…と思うところもあったので、まとめて買ってガツンと読んで良かったです。
筋肉や絡みがド好みすぎて、あのシーン、このシーンと愛で愛でしまくりました。
カラダで(も)仕事を取ってるKYOとテレビ局の下請け会社に勤務する藤島の話
KYOがカラダを武器にするようになったのは、過去の先輩モデルからのイジメが原因で、AV製作にもかかわっていた藤島はそれを知って以来ずっとKYOに興味があり、ひょんなことからエッチする仲になって…
逆境に負けず、最後にはテレビでカミングアウトまでしちゃうKYO、男らしくてカッコいいです
書き下ろしの「尻イキで悦っちゃうくらいズブズブの淫乱のくせにまだ女抱けるの?」という藤島のセリフがめちゃくちゃSUKI
業界ものに抵抗があった時期がありました。
一般人とは違う世界というか、レベル?ランク?ステージが違う人たちが、雲の上でこちゃこちゃやっているのを見せられても、共感も何も出来ないし、むしろ逆光で眩しくて見えませんが?という、庶民根性のせいだったのか、「前提 : イケメン」という図式がどうにも受け付けなかったというか。
無類のイケメン好きがどの口で言うんだ?という感じですが。
さて、こちらも業界ものです。
仕事を取るためなら枕営業もオールウェイズウェルカムなモデル兼タレントのKYO(京介)。
セット裏でプロデューサーとイチャコラしているところを裏方スタッフに見られてしまって…。
という始まりで、営業にもカラダを使い、口止めにもカラダを使うビッチ全開です。
そんなビッチくんが大道具くんのカラダに惚れてしまい、気がつけば心も…?という話ですが、クセの強いキャラ揃いで、ミスリードを巧みに使いつつ、ジリジリ感を煽る戦法に引き込まれます。
こういう設定の主人公に多いのが、見てる方が恥ずかしくなっちゃうほど浮ついたり、空回ったり、赤面に次ぐ赤面を披露したりするツンデレキャラですが、京介はひと味も二味も違いますよ。
念願のドラマ出演で、過去の壮絶なトラウマの源と再会するのですが、まあ、強い。
おろおろしない。いや、するけど負けない。
転ばされてもただじゃ起きない。
見ていて胸がスッとするヒロイン(?)なのです。
裏方スタッフの藤島のダークヒーローっぽさも良いんですよ。
パターンで予測すると、この立ち位置は「裏方と見せかけて、実は有名なカメラマン/映画監督でした!」という水戸黄門スタイルが多いですよね?
そのまんまです。
裏方スタッフです。
周囲をぎゃふんと言わせる地位があるわけでも、スキャンダルを揉み消せる権力があるわけでも何でもないんです。本当にただのスタッフ。
だけどこっちも強い。
睨みや言葉しかないけれど、それだけで相手をすくみ上がらせる姿は、まさにダークヒーローでした。
そんなこんなでメイン2人のキャラが良いので、ぐいぐい引き込まれていくうちに読み終わってしまう。寂しい。
もっと読みたい、と思ったら、続編が出てる。素晴らしい。
業界ものは苦手だけど、マーベルコミック大好きという方には、全力でおすすめします。
あ、でも空を飛んだり、ビルを持ち上げたり、地下にモビルスーツがズラッと並んだ武器庫があったりはしないので、あくまでスタンス的なヒーローをお楽しみください。
