特典ペーパー付き
ノンケとノンケ?を数日間イチャイチャ?させたら恋に落ちるかという怪しい大学教授の怪しい実験の話・・・まあ、実験としてなさそうではないか・・・!
正直つくも号せんせーの本なので、もっと、スーパーどちゃシコ展開を期待してました・・・!エッチはあるんですが、どれもノーマルで、そこまで激しくなく、、。
一方のラブについては、メイン二人の関係も、横恋慕してくるチャラメンも、みんな『教授の指示で〜』があるのでイマイチ乗り切れず、でした。
つくも号先生の、性癖がバッチリ。攻めは雄臭く。ガチムチ。受けは、ショタっぽい可愛らしさがありながらも、しっかり男の子。
つくも号先生の凄いところは、男の子達に湿り気を感じるところ。肌質とか、体温とか。肌がくっついて離れると、ネチって音がしそうな。それは女性の作家さんの描く硬質な感じとは絶対的に違うところな気がして。描かれているシーズンが、冬だとしても、秋枯れだとしても。湿度の高さを感じてしまう。
助教授曰く、フロイト的実験と称して、ノンケだと思われる男同士で共に過ごし、「その気」になるかどうか?を高峰は試される事になる。何でも無い風に過ごしていても、何だか遊佐先輩の事が気になってしまう高峰。それもその筈。遊佐先輩は、高峰の事をかねてより「可愛い」と思っている。遊佐先輩の、寝る時もパンイチ。風呂上がりもパンイチで、そのムッチリとしたセクシーな裸体を前にして。高峰も何だかドキドキが止まらない。実験されてるのは、先輩なのか、俺なのか。境界が曖昧になった頃、高峰は遊佐先輩に恋している事に気付く。
もちろん。誘ってる様にしか見えない高峰の可愛いらしさに遊佐先輩も、ハァハァしちゃいます。
物語は、めでたくお付き合いスタートしてからも、2人の生態に興味津々の助教授の差金で、当て馬登場からの、当て馬回避とか。助教授は結局BLの研究をしてるのかね。彼自身が恋をしてしまう顛末にして欲しかったな。つくも号先生も気に入ってるキャラみたいだし。
修正は丸っと白抜かれて。何だか勿体無い気もするし。ねっちりと凄そうで見なくていい気もする。
読み始めてあれ?短編集?と思ったら丸々一冊このお話でした。
助教授の実験でノンケが同性愛に目覚めるか?に参加させられた高峰。お相手は柔道部の主将遊佐。寡黙で怖くて苦手だったのに、よりによって。
ですが遊佐が笑ったり男同士なら普通だと一緒にオナニーしたり、抱き枕がないと眠れないんだと抱き締めて眠ったり。
だが助教授と遊佐の電話で高峰が相手だと困ると言っていて…。
遊佐が高峰を元々好きだった、女は妹がいるから興味ない設定。高峰には見せる可愛いところ。そんな遊佐に滅茶苦茶あっさりかなり初期にひかれて勃起までしちゃう高峰。
ちょっと都合良くありませんかね?
後半は遊佐の父親が入院し遊佐は休学か退学して実家に戻ることになって…。
そして助教授の実験で当て馬を差し向けるも当て馬も高峰に本気になって…。
ちょっと都合良くありませんかね?
まあ遊佐と高峰がすれ違っても元サヤで青カンしちゃうのでハッピーエンドなんですが。
助教授ってそこまで生徒の事情に詳しいもの?
ちょっと都合…以下略。
つくも号さんと言ったら【ショタ】というイメージだったのですが、今作は大学生どうしの王道BLストーリーでした。受けが年齢の割に少々幼く見えるのも、攻めがスポーツマンで大変男らしいタイプ(脱いだらすごいんです♪)なのも、昔ながらの正統派カップルと言えるのかもしれません。トラブルが二人の絆を強くする、予想通りの展開が安心して読めた作品です。
ただ、タイトル「ノンケはゲイに目覚めるか?」という問いの答えは、【煽り】なだけで結論が一切ありません。そこが非常に不満です。
ストーリーの中の「ノンケをホモにする実験」自体は、単行本ページ数の3分の1程度で、結構簡単に終了。実験にかなり注目していただけに、完全に肩透かしでした。これではタイトルに偽りありで、実験後の話の方がメインと言えますね。
この際、つくも号さんじゃなくてもいいから、「ノンケをホモにする実験」自体を漫画にする方が出てこないでしょうか。
スマホのサイト広告でよく見るということで書籍化を心待ちにしていました。
設定のぶっ飛んだ感じがかなり好きです。AVでありそうな設定。
内容はディープなエロ方面かと思えば案外あっさり・・・?
ストーリーは嫌いではないのですが特にここが好きという場面もなかったです。
主人公が絆されるのが早いかなと思ったのですが7日間という短い期間だからご愛嬌かなと。
強いて言うならところどころ混じるギャグのようなノリはいらなかったかな~