俺が買われたあの夜に。

ore ga kawareta konoyoru ni

俺が買われたあの夜に。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
58
評価数
16
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784344836068

あらすじ

人生ドン底だった時、十万円で一晩買われた深井。壊れ物のように大事に抱かれた記憶が思い出になりかけた時、二人は偶然再会し……。

表題作俺が買われたあの夜に。

五十嵐祥平、壁紙会社勤務、35歳
深井諒太、塗料会社勤務、28歳

その他の収録作品

  • おまえを攫うそのまえに。

評価・レビューする

レビュー投稿数4

予想より純愛でした

タイトルとあらすじから売春系?と勝手に予想していたのですが、意外と純愛でした。

表題作は深井(受)の視点。五十嵐(攻)に一晩10万円で抱かれたのですけれど、初対面でムリヤリというのでなく、仕事で関係もあり、優しくて、事後、恋愛なのかもとほんのりしたのに、その後、音信不通になってショックを受ける。その二年後、再会し、一緒のプロジェクトをやる。という恋愛に悩みつつきちんと仕事もする話でした。

同時収録の「おまえを攫うそのまえに」は五十嵐(攻)の視点。出会いから毛布をかけるまでの短編。その先が分かっているので、思わずうふふとなってしました。

五十嵐は溺愛というほどではないのですが、毛布かけたり、カレー作ったり、さりげなく気遣いが、愛情を感じて良かったです。読み終わってから表紙イラストを見るとなお素敵でした。

封筒の中を覗いたらこんな誤解は生じなかったのでしょうが、主人公の見たくないって気持ちがすごく理解できましたし、名刺なら封筒の上から触感で感じたかもしれないけれどメモ紙ならそれも難しいし。と、ストーリーの肝となる部分がすんなり受け入れられた分、楽しく読めました。

悪い人が出てこないので、読みやすいと思います。社会人カップルが好きな方にお勧めです。

1

みごとなすれ違い



本編(深井視点) + SS(五十嵐視点)

2年間頑張ってきた仕事を理不尽な理由でクビになり自暴自棄になっていた深井諒太(受け)は取引先の営業だった五十嵐(攻め)に10万円で身体を売ることになります。五十嵐は深井を「前から好きだった」と言い、大事に優しく抱いてくれたのですが、次の朝目覚めると五十嵐はおらず、それ以来音信不通になります。
ショックを受ける深井でしたが、会社を辞めた後何も考えられなくなっていたのがウソのように周りに連絡をとり再就職し営業として仕事を楽しいと思えるようになります。
そんな時、体調を崩した元上司に代わり、中東での3社合同プロジェクトへ参加することになります。そのプロジェクトで偶然、五十嵐と再会するのです。


深井は無欲で偏見もなく相手のために頑張り、間違ったことは間違っていると誰にでも言える人です。ただ、そのせいもあって会社を追われることになるのです。ダメになっていく会社のために身を粉にして働いた挙句のこの仕打ちに、生きる気力もなくしていたのですが、心配した五十嵐が声をかけてきて、どうなってもいいと思っているなら抱かせてほしいと言われます。冗談だと思って10万円ならと返事をすると、五十嵐は本当に10万円持ってきて、そのままホテルへ行くことに。


タイトルから、お金に困って身体を売ることから始まる話だと思っていたので、いい意味で拍子抜けしました(売春は苦手なのでこちらのほうが断然いいです)
お互い、この一夜を過ごしたことで恋が始まったと思っていたのに、連絡が取れなくて(後で理由がわかりますがここから長いすれ違いが始まります)お互い相手はなかったことにしたかったのかと落ち込みながらも忘れることができなかった二人でした。
再会してからも、余計な情報が誤解を招き、やはり心はすれ違いが続くのです。再会してからの深井は、自分の心に残った恋の芽を何とかしようと五十嵐に何度も話をしようとするのですが、絶妙なタイミングで邪魔が入り確認することができず、もやもやがずっと続くのですが、諦めなかった深井は頑張ったと思います。深井の頑張りがなかったら、すれ違ったまま五十嵐と別れることになってい
たことでしょう。
ただ、女性としか付き合ったことごない深井が全く葛藤を感じてる風でなかったのはちょっと疑問でした。

本編は深井視点なので、五十嵐の態度が謎でずっと不審に思っていたのですが、五十嵐視点のSSで明らかになり、読み返すと納得できるようになっています。
これについてはネタバレしないほうが二度おいしく頂けると思います。


最初の絡みは描写がしっかりとしていてp40くらいあります。
その後は深井の奮起から二人の再会・中東での仕事の描写と続き、本当に最後のほうまで両想いになることはありません。深井視点なので、五十嵐の態度がころころ変わり、それに振り回される深井が切ないです。とはいえ、五十嵐は五十嵐で思うところがあり、辛い思いをしていたのでお互い様でした。


長い両片想いの末やっと両想いになった二人の話をもう少し読みたかったので、もう少し先まで読ませて欲しかったです。

1

異国で育まれる恋愛

「お金がないっ」系のお話というよりも、異国で育まれる二人の心の通い合いを描いた作品。
ナツ之先生らしいしっとりした作風はままで、安定して読めました。
CPに体格差があって、攻めが男らしくかっこよかったところが個人的に好みです!
もうちょっとエロが入っていたらなお嬉しかったな~。

0

王道なラブ話

電子書籍版を購入。
表題作の「俺が買われたあの夜に。」、五十嵐視点の「おまえを贖うその前に。」、駐在から帰国した高木さんの慰労会の話の電子限定SS「おかえりなさいのそのあとに」 が収録されています。この電子限定SSはコミコミ特典ペーパーとは別物っぽいです。

この作者の作品の『囚愛契約』が好きすぎて、新作が出る度に購入しているので、本作もそれで購入。
正直、『囚愛契約』以外のこの作者の作品は、読後にもの足りなさを感じて自分とは合わないなぁと感じはじめてました。そろそろ購入をやめようかと思っていた矢先に本作を購入……

今回は書き込みが多かったのかな?

主人公の気持ちの変化も周りの登場人物も丁寧に書き込まれていて満足。
特に主人公の義理の姉や、中東の同僚等、周りの登場人物が魅力的に描かれていて、この人達を主人公としたサイドストーリーも読みたいかも。
欲を言えば、もう一声ほしいところですが、十分楽しませてもらえました!
購入して良かったです。

あらすじを読んで、よくある話だろうなとあまり期待はしていませんでした。
ですが、いきなり、中東が舞台で予想を裏切る展開。
大筋は予想通りというか、王道展開ですが、それはそれで良いのです。
十分楽しめましたから。

軽くさっくりと王道ラブを読みたい人にはオススメです。

1

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