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今回はカミングアウトと音楽家としての自分みたいなものについての話でした。
ゲイだと言うことをカミングアウトすることがこんなに勇気のいることなんだ!って改めて考えさせられ、拓真のお母さんが深くは聞かないけど「子供の幸せが親の一番の幸せ
2巻登場時から一気にファンになってしまった脇役ドナード(笑)
そんなドナードがちょいちょい出てきたり、描き下ろしもあったりで、嬉しかった3巻でした。(でも、欲を言えばもっともっとドナードが見たい!!!!今後に更なる期待を寄せています!!!!)
勿論、主役カップルも大好きです。とりわけ素敵な残念攻め様(←私には思いっきりほめ言葉です。)がたまらなくツボです。
今回はユキがゲイであることからの家族との確執の過去も描かれていますが、救いのある展開になっていてほっとしました。
拓真の母親が2人の関係に気づき、でもそれを温かく見守るという姿勢も良かったですし、ユキの両親もユキの事をずっと思っていたのだ・・・というのも分かってジーンときました。
ユキが雑誌の取材で自ら「ゲイ」であること、今最愛の人がいることも明かし、そして2人の今後をより良いものにするためにイタリアへ旅経つところで次巻へ続く・・・となっているのですが、願わくばこのまま2人がどんどん幸せになってくれる展開を願うばかり…。
ユキのカムアウトが悪い方向に行かないようにと切実に思います。
(ユキが「薄幸系チェリスト」・・・なので、ちょっと・・・大分不安だったり・・・)
次巻も楽しみです。
絵柄はとてもきれいでツボだし、十年来の片思いをしてたというそもそもの設定はすごく好きなんです。が、なんていうかストーリーが単調であっさりしすぎてる気がして。なので3巻も買おうかどうしようか悩んだのですが、1巻・2巻と買ってるのでどうせなら続きも読もうかなあ、と。
さて、内容をざっくりと。
ユキが両親に自身がゲイだということをカミングアウトした過去の回想から話はスタートします。
ゲイだということを受け入れてもらえなかったことで、両親とは疎遠になっていたユキ。
一方、拓真は母親の再婚に伴い、実家へ帰ることに。その時にユキも連れていくのですが、拓真の母親はユキが拓真の恋人だと気付いた模様。それでも拓真の気持ちを尊重し、見守ってくれる拓真のお母さん。
拓真のお母さんの「母親」としての愛情に触れ、過去に自身も両親に愛されていた日があったのだと思い出す。また拓真の、ユキへのゆるぎない愛情に後押しされる形で両親に歩み寄ろうとするユキの気持ちの変化が描かれていました。そしてユキの両親も。
ユキの家族が、また理解しあえる日は近そうです。
介護士として奮闘する拓真を見るにつけ、自分も拓真に胸を張って渡り合えるチェリストになりたいと、自身の「これから」を真剣に考え始めるユキなのですが、「チェリスト」としてよりも彼の美しい容姿に注目が集まっていることに歯がゆい思いも抱えていて。チェリストとして認められるよう奮闘するユキに、ノエルとの熱愛がスクープされてしまって…。
今まであっさりしたストーリーで、ちょっと物足りなさも感じていましたが、ユキの、両親との確執云々の件はとてもよかった。
が、後半のノエルとの熱愛スクープのところはちょっとなあ…。
いやね、これがノエルがユキのことが好きで(恋愛という意味で)画策したならちょっと波乱があって面白いのだけれど、そういう展開ではない。このノエルくんという子はちょっと考えなしすぎやしないだろうか…。天然ちゃんを通り越しておバカな子にしか見えなかった。いや、失礼。
あとノエルのビジュアルが可愛すぎて女の子にしか見えないのもちょっと。好みの問題だと思うけれど、あまり好きになれないキャラだなあ、と思ってしまった。
きれいな絵柄に、ゆるぎない拓真とユキの相手への愛情。それがこのお話の魅力なのだと思うのだけれど、波乱がなさ過ぎてちょっと物足りない。そしてすでに3巻でありながらまだ完結しない。ストーリーの展開のわりに巻数が多く間延びしたイメージなのがちょっと残念。
が、3巻はユキと彼の両親の和解を匂わせるストーリーでなかなか良かったです。
今回はゲイゆえの、親との確執や周囲からの目が描かれている巻で、
シリアスめな内容が綺麗な絵とよくあっていました。
帯には「チェリストとして、恋人として。決断の時。」
前巻のように、帯で言うほどでもなかった…とはならず、
ちゃんと攻めのユキが「決断」を見せてくれたのが良かったです。
親にゲイだとカミングアウトして罵倒されて傷を抱え、
それ以来ずっと親と疎遠になっいたユキが、
拓真にそれを打ち明け、拓真の親の優しさに触れる機会を得ることで、
今までと違う見方をして一歩踏み出せるようになる。
すぐに親とすべてを分かり合うまではいかない、その展開が自然でいい。
そして、前巻から出ていたノエルが、
TVでユキのことが好きだと発言したことで、
バイオリニストとチェリストの禁断の恋!?と報じられ、密会写真まで!
やましいことは何もしていないユキだけど、
ほとぼりが冷めるまで、拓真とも会えなくなって、その間に……
チェロと恋人の拓真が、
ユキにとってどれだけかけがえのない存在かが丁寧に描かれてから、
その前で胸を張って立っていくための決断を…。
今までで一番、ユキが頼もしく格好よく思えたなぁ。
ただ、それでどうなったの!? と、気になるところで次巻へ続く…で、
その後は描き下ろしの「続・バイオリニストとマネージャー」
になってしまって残念~~
その「続・バイオリニストとマネージャー」は、
ノエルがヤキモチを焼いて、頬へキスをする姿が見れました…が、
ショタっぽく見えるとはいえ、ノエルはもう20歳なはずなので、
も、もう少し進展してもいいんじゃ??
あまりにのんびりモードで、じれったいな。
あとちょっと気になったのは、絵。
相変わらず綺麗な絵なのは間違いないのだけれど、
あごが1,2巻より尖ってきている気がするし、
内容はシリアス要素もありながらも甘ほのぼの~なのに、
ダーク系が似合いそうな目つきに見えることが多々あるような…
この傾向が進んでいくのか、ちょっと心配かも…。
やっぱり今回も色々言ってしまいましたが、
1,2巻よりも好きな内容でしたし、
ここまできたら4巻も楽しみにしたいと思います、萌え×2寄りです☆
カバー裏を先に読みました。幽霊話が続くのかと思ったけど二人はバカップルってことでした。
弟の話は私の行き過ぎた妄想でした。
そりゃ、そうですよね。
弟が兄ちゃん大好きでも、恋愛感情で好きなんてカケラもなかったわ。
ノエルも小動物みたいだな。
絵は綺麗だけど、やっぱり何か物足りない感があるよ。
帯のキャッチコピー、「チェリストとして、恋人として。決断の時。」ちょっと煽り過ぎじゃないかと思う。
決断という決断はしてない気がする。
で、4巻に続く。