特典&カラーイラスト付き
私は彼に、叶わない恋をしている――。大人気シリーズ待望のスピンオフ!!
『鈍色ムジカ』にも登場していた我が儘だけど可愛らしいノエルと彼のマネージャードナードのスピンオフ!待ち焦がれておりました!
本編でも二人のあうんの呼吸と言うか、いやいやくっつくのも時間の問題でしょと期待していた方は沢山いらっしゃったと思います。そうなんです、子供の頃ノエルが道端で演奏していたのを見たときからドナードはノエルの虜なんです。しかも、見た目も天使のままだし。だからドナード側はいつまで我慢できるか?!にかかっていただけなんですよね。なのでこのスピンオフでは、ノエルにどうやって知らせるんだろ?と言うところが見所だったわけで、きっかけさえあればノエルだって自分の気持ちに気づくわけですよ。
二人の成り行きは予想通りと言いますか良い意味で期待通りでした。
一つだけ、ちっとケチをつけるとすれば、本編でユキを傷つけたランジェスがのうのうと登場し、人気者になっていたのだけが心の狭い私としては戴けませんでした。
「鈍色ムジカ」のスピンオフです。私は「鈍色ムジカ」も既読です。
可愛すぎる(ちょっとショタっぽい)受け様には今のところ萌えないのですが、この作品の場合は、攻め様のムッツリ苦悩っぷりを堪能したいと思い購入しました。
ドナードはしっかり苦悩してくださっていました。その姿が非常に美しかったです。
また、ノエルのバイオリンを取り返してきた時の姿はとても格好良くて、目の保養になりました。
そして、「鈍色~」では、非常に憎らしかったキャラ(ユキを陥れようとした人であり、実際に怪我させた卑怯者)でもあったランジェスが結構結構登場するのですが、読んでいる内に段々と気になるキャラクターに・・・
ランジェスが主役のお話も見てみたくなりました。
『鈍色ムジカ』のスピンオフです。
前作のエピソードが出てくるので、『鈍色ムジカ』を先に読んでおいた方がいいかと思います。
以前から気になる存在だった今回主役の2人。
年齢はノエルの方がかなり下のはずなのですが、バイオリニストとそのマネージャーという立場もあり、完全にノエルの方が立場が上です(笑)。
ドナードにはよく我儘を言って困らせるノエルですが、とっても甘えているのが分かります。
ノエルはもう大人のはずなのですが、体格が小さく可愛い顔をしているので、まるでまだ小さい子供のようです(時々半ズボン履いているので余計にそう見えます)。
お金持ちのお坊ちゃんなので、そういう子供っぽい所もお坊ちゃんらしいと言えばお坊ちゃんらしいのですが…。
ドナードがきっちりした大人なので対照的でした。
眼鏡を外したドナードにドッキリしました。もっと外したところを見たかった~!(笑)
本編で主人公だったユキと拓真が意外に出番がなくてちょっと残念でした。