おまけ漫画付きRenta!限定版
重ねる舌も、うずめる熱も、ぜんぶキミだけのもの。
表紙のイカつい感じ、そして1P目のヤンキーな感じから苦手だと感じる方もいるかもしれないが、ぜひそのまま3Pほど読み進めて見て欲しい。
1番最初の印象とは違う可愛いものが見られます!見た目ヤンキーな高校生、朝もミーチャもお互いに『ちゃん』付けで呼び合う姿にまず特大のギャップを感じて萌えるのと、二人ともお互いの事が大好きで思いあっているのが伝わってきて、まぁとにかく顔がニヤける可愛いさ!
だけどお互いに抱えているものもあって、そのせいでそれぞれが拠り所になっている…という、少し共依存気味な二人。
このまま不穏な関係になるか、と思いきや周りの友人達がとてもいい子!頭は悪い笑笑けれど、人間としていい子達ばかりで、そんな彼らに引っ張られるように二人も明るい方へ歩いていけて、不穏な様子がどんどん消えていくのが見ていて心地よかったです。
甘々、ラブラブな高校生達の様子を見れるだけでも最高!体格差もあって、可愛いです。
別作品での登場人物も登場したりと、他作も読んでいる方が読みやすいかもしれない。急に登場して誰?となるところがあった。
1巻終わり、明らかに続く…!というところで終わるので2巻が気になります。
絵、コマ割り、構図がクールにシュッとしていてカッコいいですね。
2人は一目惚れ、運命の出会いからの、らぶらぶだけど、共依存するほどに実はそれぞれの内面に何かを抱えている。
(余談ですが、先日読んだ別の作家さんの作品の帯に共依存BLとあったけど、それは全く共依存とは思わなかった。普通の恋愛やんて)
ミーチャは誰とも話せないけど、朝ちゃんだけは別で。彼の独白はシンプルでわかりやすいし共感できる。
朝ちゃんの方が…回想や独白が長くて、思春期だなぁと思いながら読み、エリが言ったことが直球で辛辣だけどその通りだなと思った。
「都合よくあちこちに依存して逃げ道を手放したくないだけだろ?」てやつ。
エリが盗聴するのはドン引きですけどw
朝ちゃんのモノローグで共感できたのは
「嫌な日は大抵、在り来たりに晴れた空だ」
「他人事のようで、堪らなく憎らしいほどに澄んでいる」
てとこです。
私も晴れた日が苦手なものでw
DKたちがミーチャを無理矢理交えて雪合戦するところはかわいかった。癒し。
ミカは帝という名前なんですね。
下巻でどんな活躍をするのやら。
朝ちゃんとミーチャが少しは成長して、2人で生きやすくなるといいなぁと期待しつつ下巻を読みます。
ポエミーです。
モノローグも喋ってることもとってもポエミーでして、冷静な頭で読むと小っ恥ずかしくなってしまいます。ビリー先生の絵柄があってこそ、調和して美を感じられますね。
美人達がボロボロに怪我をしながらお顔がブサイクに腫れたりは一切せず、美しさと輝きと憂いを保ち、精神性強めで世離れした会話を繰り広げる様、一昔前の花とゆめだな。
高校生メンツが出張ってきた辺りから青春感が増し、アダルトメンツが出張ってきた辺りから世離れが増し。
絵の美しさを堪能しましょう。
男子高校生同士が共依存のありかたと向き合うBL。
まず、読むと、出会えてよかったね~;;;;と朝とミーチャの奇跡の出会いに感謝が止まらなくなる話。
ミーチャの、朝ちゃんの前ではころころワンコで、他の人の前では独占欲剥き出しな狂犬なの可愛い。
朝ちゃんもぼろぼろな生き方してきたけど、ミーチャの前ではすごく自然体でリラックスしてる感じが見ていて安心する。破滅に向かわない、適度な共依存で幸せになれる日が来ますように。
ヒリヒリする共依存愛ですね。
お互い絶望の縁で出会って一目で恋に落ちて。
ミーチャが大好きだからこそ失うのが怖くて仕方ない朝。もう自分には彼しかいない。怖がる朝に優しく付き合うミーチャ。でも朝を満たしてあげられない足りない自分を責めるミーチャ。
ミーチャも親の顔も知らずこんな自分を好きでいてくれる朝が愛しくてたまらない。
お互いが天使で神様。
ミーチャが「みもりんいなくても死なない?」って聞かれてるのに笑った。ヒリヒリの中にも暖かいところもあって。
ミーチャが朝を通して少し世界が広がるのがいいですね。朝の友達も校風も先生も良いです。
最後にミカが学校まで現れて朝を探して。
先生との意味深な会話。悪い予感がする…。
でもハッピーエンドを信じてます!