限定漫画付き
久しぶりにレビュー書きます。
なんかもう書かずにはいられませんでした。
ここ最近で一番キュンキュンしました。
ちなみにちょっとネタバレあるんで、OKな方だけお読みください。
元々幼馴染の熟年カップルで、片や平凡なサラリーマン。片や今を駆け抜ける俳優。普通に一緒に同棲してる所から始まるんですけど、最初はサラリーマンのカズがストーカーばりに俳優モトキを溺愛してて、モトキはちょっと熟年カップルにありがちな冷め方してるんじゃないかなーと思わせつつ、二人の相思相愛っぷりがヤバい。モトキのツンデレっぷりパナい。途中さかのぼって子供時代から彼らがお互いをいつ意識しだしたのか、カップルになるまでどんないきさつがあったのかが丁寧に描かれていて、胃が痛い位キュンキュンしました。お互いがどれだけ気持ちが強いのかがすごく良くわかるストーリーで、実話?って位話の流れが自然でした。途中モトキの俳優仲間の歩っていう当て馬(?)が出てくるけど、中々癖のあるキャラで面白かったですね。寝取られ(?)してもモトキが歩に対して怒りをぶつけるとかがなかったのがちょっと残念だったけど、結果歩に助けてもらう事になるからいいの・・・かな?
番外編も盛りだくさんでしたねー。当て馬歩君のスピンオフも曲者感が出てて良かったなぁ。やっぱりなんといってもそのあとのカズとモトキの初めての時の話も最高だった!!初めてのキスのシーンも、モトキが可愛すぎて死んだ。初エッチの時もモトキの緊張具合がもう、もう!!もうむしろキュンキュンしすぎて胃が痛くて気持ち悪くなった位良かった!!(酒飲んでたせいかも)
もうストーリーが本当にモリモリ盛りだくさんだし、エロもかなり多かったのにそのエロシーンもなんか、ただエロというのではなく、その場その場の感情が伝わって良かったです。(でもエロい!)
正直ファーストコミックのバンババーガーよりももっともっと好きです。(10段階評価でバンババーガーが8だとするとスクリーンは20位。)
むしろ最近見た中で今のとこトップ。
あくまで私個人の意見ですが、超良かったです。
デビュー作が大好きだったので、新作を待ち望んでいました。
ひゃーもう、ひゃああーもう!期待以上に面白かった!
表紙のこのお得感。でもここだけ読んだら若手人気俳優を好きすぎるファンがしつこく付き纏ってなんとか受け入れてもらった話だなうんって、全然違っててびっくりでした。
まさか基のほうが先に好きになってたとは!
幼馴染みから恋愛に発展パターンでこんなにうまい流れのお話は初めて読んだかも。
成長していくカズの手や背中に、基と一緒にドキドキさせられる不思議。カズのくせに。
役者の仕事やライバル歩君の絡ませ方など、お話に深みが出てよかったな~。
カバー下でも笑わせてもらいました。歩君のことどんだげ好きなんだ作者様(笑)
私も3人と同じ顔して見てしもたわ。
そんな歩君と敏腕マネージャーの先行きが気になってるので、ぜひスピンオフをお願いしたいです
最初に読んだときも良かったですが割とサラリとしていて、時間が経つごとにジワジワときめいた作品です。
攻めの野々宮と受けの基は初めから既に出来上がっているカップル、基は芽が出始めたこれからの俳優。この二人のキャラがすごく良かった!
リーマン野々宮はパッと見が男らしいけど、実はけっこう乙女で天然、とにかく基ラブ❤︎ですね。愛する基の誕生日にロケット(写真を入れるネックレス、実際に着けてる人は見たことないやつ)を贈る場面はナイスでした。
受けの基は逆に最初はなよっとした感じなのが、芯が強く、役者としての才能もあってどんどん魅力が増していきます。
ストーリーは刺激には欠けるものの同棲生活が安定しているところに、有名監督の映画に起用されるかもしれないチャンスが基にやって来て、二人の関係にもさざ波が立つ、そんな流れでしょうか。私の駄文では全然ですが、キラッとしたときめきのある素敵なお話なんです。
いざエッチとなるとこれまたエロな雰囲気が出てますしね!
基のライバルになる、大手事務所所属の及川くんも良かった。番外編は及川くんとマネージャーの鴨志田さんの話で、萌えました。基も及川くんもシュッとした美形なとこがいいなー。
飄々として、爽やかな読後感が癖になりそう。村上キャンプ先生(このペンネームも好き)はこれからもっと読んでみたいです。
村上さんの新刊。前作の『BANBA BURGER』が非常に面白かったのでこちらも楽しみに待っていました。
同棲している恋人の基にべたぼれのリーマン・和央。
6歳の時からの幼馴染で、中学生の時にめでたく恋人になり、そして今も重いほどの愛情を基に捧げる和央の視点でストーリーは始まります。
基が出ているドラマはもれなく録画し、そして彼の誕生日には自分の写真の入った35000円(税抜き)もするロケットペンダントを贈ってしまう(そして自分は基の写真入りのロケットを用意する)素晴らしいセンスの持ち主。
わんこ攻めの鑑といえる和央と、そんな彼の愛情を「重い」とつれなくかわす基の、ちょっぴりギャグ要素の入ったコミカルなお話。
なのです。が。
爆笑しつつ読み進んでいきましたが、途中から二人の、相手を想う気持ちゆえに少しずつすれ違っていくシリアスな展開へと移行していく過程が素晴らしかった。
途中、二人の過去の話や基の俳優仲間の歩の話が入って、それがまたうまく話に絡みストーリーに厚さを持たせていました。
歩も初めは当て馬か?と思ったりしたのですが、人気絶頂の俳優でありながら彼の持つ孤独とか優しさとか、そういうものが透けて見えて、なのに小悪魔的な魅力を持つ何ともナイスなキャラでした。
彼と、彼のマネージャーの鴨志田さんのCP、スピンオフで出してほしいなあと思いました。
表紙から、ストーカーまがいの愛情を受けに与える、チョイキモな(いや、失礼!)攻めのお話かと思っていましたが、いい意味で裏切られました。
あと、村上作品といったらカバー下を楽しみにしていたのですが、今回も面白かった!
そっか、和央の顔って10秒で描けちゃうのね、と爆笑し、歩のサービスショットに翻弄され…(爆)。
笑いあり、切なさあり。とても面白かった。
文句なく、神評価です。
読むたびにじわ〜〜〜っと目頭が熱くなってしまう神作品。
なかなかレビュー出来なかったんですが、読み返しは買ってから何度したことか。
「BL読んで癒される」っていうのがこの作品で分かった気がします。
キャラが可愛くて癒されるとか、モフモフに癒されるとか、先達の皆様方が言う「癒される」ってそういうことなのかなってずっと思っていたのですよ。
そうじゃなかった!こういうことかぁぁぁ!と、なんかね、ようやく仲間入りできた気がしました。
同棲6年目のカップルっていう熟年感が良いです。
これまでにも色々なことがあってこれからもきっと色々あるんだろうなっていう単なる経過点にいる2人を切り取った本作は、くっつくまでのアレコレを読むのが好き!という読者にはあまり面白いものではないと思うんだけど、相思相愛のカップルにだって当然日々色々とささいな問題は生まれ出てくる訳で、それが時には大きく膨れ上がったり弾けてしまいそうになったりもするけれど、でもそこにはちゃんと揺るぎない愛情の通ったお互いの存在があるから大丈夫なんだっていう安心感があって、じゃあその安心感って何が作り上げたの?年月?…かと言うとそうじゃないよねっていう。
そこをすごく丁寧に描いている作品。
想い合ってる2人の会話の一つ一つがジワっと沁みます。
エッチシーンがね、またいいのですよ。
これも含めてすごく癒されます。
電子限定の4p描き下ろし漫画は、モトキのエプロン姿と裸エプロン姿をカズが思う存分カメラにおさめまくり、最後はカッコよくオムライスを作っちゃうお話でした。
もちろんなだれ込みエッチはお約束♡
【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙×