あゆむくん

ayumukun

あゆむくん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×28
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

32

レビュー数
11
得点
155
評価数
33
平均
4.7 / 5
神率
72.7%
著者
村上キャンプ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥820(税抜)  
ISBN
9784801969162

あらすじ

マイペースな変わり者俳優・歩と成り行きで恋人になったマネージャー・鴨志田。
ワケありスタートだったけど彼に向ける愛は本物。
ほんの少しでもいいから気持ちを自分に向けて欲しい――…という想いをよそに、
歩はヤることヤったら即シャワー!!??
甘い空気どころか彼氏(…なはず)への対応はペットのアーニー[深海魚] 以下!!??

歩のライバル俳優・基と彼氏の仲むつまじさに羨ましさを覚えつつ、
歩が異常な懐きっぷりを見せる男・一ノ瀬が現れ、もやもやは加速する一方で――!!??


「スクリーン」でメイン以上に人気を博した男の物語が堂々登場!

一途に尽くすマネージャー×マイペースで変わり者俳優、
一方通行に見える関係は…ふりまわされシーソーラブ!?

表題作あゆむくん

鴨志田,33歳,恋人兼マネージャー
及川歩,25歳,若手人気俳優

その他の収録作品

  • アーニーのひとりごと(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数11

愛情表現、かわいさの権化

前作『スクリーン』は既読ながら、内容ははっきりとは覚えていない状態で『あゆむくん』を読みましたが、問題なく楽しめました。

俳優のあゆむは、マネージャーの鴨志田と付き合っています…が、そもそも付き合い始めたきっかけは、良きライバルである同業の夏目基のスキャンダルを隠すため。あゆむにゾッコンの鴨志田と比べて、あゆむからのデレはなく、鴨志田が恋人らしいことがしたいと言えば「セックスはめちゃくちゃしてるじゃん」とあっさり(何が問題なの?的な)。鴨志田は、あゆむは自分のことをどう思っているのか?と常に複雑な気持ちです。

ですが本当は、、、あゆむには情緒がない(笑)だけで、ちゃんと鴨志田のこと、好きなんです!!わかりにくいだけなんですよ!!!!

あゆむは「気を遣う」類のことはしないので、今さらになって鴨志田に下の名前なんだっけ?と聞いたり、演出家である一ノ瀬にめちゃくちゃ懐いてる姿を惜しげもなく披露したり…うわ、鴨志田かわいそう(笑)。あとがきにも書かれていますが、さすが村上キャンプ先生、今作も不憫萌えが炸裂しております。

でも実は、あゆむが名前を聞いたのは、誕生日プレゼントに鴨志田の下の名前を入れるため。基にわざわざ相談して、プレゼントを選んでいたんです。さらに悩んでもう一つプレゼントを渡す始末…かわいい。
一ノ瀬にも、一ノ瀬が恋人にして喜ばれたことを聞いて、それを鴨志田に実践してるんですよ…かわいいいい。

鴨志田と付き合っているというスキャンダル以降、表舞台から遠ざかっていたあゆむですが、一ノ瀬が演出する基との二人芝居の舞台で、復帰することを決めます。稽古場で演技に真正面から向き合う、イキイキとしたあゆむの姿を見て、鴨志田は、もう自分があゆむについていてあげる必要はないと悟り、退職願を書きます。

その後、あゆむが描く将来像に、当然のように自分が存在していることに気付き、退職は思い留まるのですが…書いたからには必ず誰かに見られるのが退職願ですよね(笑)。あゆむに見られるのかと思ったら、一ノ瀬でした。この一ノ瀬が、鴨志田があゆむの側を離れない決意をするための背中を押してくれるんですよね。飄々とした良いおじさんって感じです。既婚です。

ちなみに退職願を一ノ瀬に見られたのは、鴨志田があゆむに執着するファンに刺されて(!)、現場に残されたカバンからはみ出た退職願を、一ノ瀬が回収したからなんです。人が刺されたのに「ちなみに」とか言ってしまいましたが(笑)、あゆむが誕生日にあげたコートのおかげで、鴨志田は軽傷で済んでいます。

こういう、コートが後々役割を果たすとか、あゆむが鴨志田の名前を聞いたこともそうですけど、伏線を回収する描写が、村上キャンプ先生はお上手だな〜と思います。

基との二人芝居の千秋楽を終えたあゆむに、鴨志田はこれまで遠慮して言えなかった言葉をついに伝えて…ハッピーハッピーエンドです。

あゆむのわかりにくい愛情表現が最高でしたし、あゆむとの関係に自信が持てない鴨志田にも共感でき、とても良かったです!

最後、あとがきの「オ◯ブルーさんじゃないんですよ」は、私も笑いました。

1

笑顔

丸々一冊が鴨志田さんとあゆむくんカップルのお話です。

一見すると淡白で釣れない態度に見えながら、エッチの時はとても気持ち良さそうなあゆむくんです。鴨志田さんが自信なさ過ぎて、疑り深くなってて気の毒になりました。

あゆむくんの才能を信じていて、自分を卑下する言葉を吐くのさえ許せなかった鴨志田さん。側から見れば相思相愛なのに、鴨志田さんだけが置いてけぼりのようです。

2人のエッチが激しくて、あゆむくんの表情がとても色っぽいんです。

アーニーさんの名前を語るストーカーに鴨志田さんは狙われてしまうのですが、大事に至らなくて良かったです。

あゆむくんの役者魂に火を付けた鴨志田さんが、人生のパートナーとして幸せになる事を願います。あゆむくんの笑顔が素敵でした。

読んで良かったです。

1

関西人ならたこ焼き屋

「スクリーン」に登場していた別カプのお話。
私「スクリーン」の方、読んでたかな?
読んでなかったかな?
「スクリーン」はレビューしてないみたいだからどっちだったかちょっと不明。
この本のお話は、前作のほぼ続きの話のようなので、前作の内容をちゃんと知ってた上で楽しむタイプの本でした。
相思相愛のラブラブエッチでも、ちゃんと言葉でお互いの気持ちが通じているのといないのとじゃ全然違うよっていうお話です。
前作カップルのデレデレぶりに対して、わかりにくい歩くんに鴨志田が空回りしています。

1

雀影

セルフツッコミ
セックスしてても言葉や態度が足りなくてすれ違うお話なので、1話に1回は絶倫エッチが必ず登場するのですが、頑張って描いてはるなぁとは思うけど、読んでてエロい気分になるかというとそうでもないというのが、まあ作者、このさんの持ち味とも言えなくもなく、その頑張ってる辺りはつい飛ばし読みになっちゃうので萌がマイナスされてますのだ。

日々是歩くん。

鴨志田さんがメインキャラです。
スクリーン、ずいぶん前に読んでいました。
あ、あの歩くんかぁ~!
まさに、作中で休業中の歩くんは私の中での、『あの人は今』状態でした。でも、ちゃんと村上キャンプ先生の世界観で生きていたんですね!その点が先ずは嬉しく感じました。

鴨志田さんって、よれっとしてますが歩に対する愛情は強い。
マネージャーとしても、最大限にマネジメントして上げたい才能を持つ歩くん。
そして、恋人としてはとにかく歩くんの持つ小悪魔的な魅力にドはまりしているのが良くわかる。

野々宮と基CPの安定した付き合いを見て羨ましくなったり。なかなか恋する鴨志田さんが切なくも感じます。

いや~歩くん、えろいですね…前作より天使的な小悪魔感。言ってる意味はわけわからなくて申し訳ないのですが、毒気が抜けて可愛いし、だけどえろいし。
何でしょう、鴨志田さんがはまるわけだなぁと納得出来るキャラになっていました。

歩が再起する過程の芝居のプロデューサーと基との稽古なんかも、キラキラして演技に挑む歩くんが生き生きしていて良かったです。

反面、愛されている自信がない鴨志田さんの悩みも良く伝わる。
衝撃的でしたが、愛されている自信を与えた歩くんのストーカーエピソードは展開的に有りでしたね。

鴨志田さんを実はすごく愛している歩くんが、じんわり愛おしく思える作品でした。
歩くんのペットのアーニー。存在感あって良かったです。

1

予想以上にエロかったー!

愛のある可愛いエッチですよ。村上さんのキャラってコメディータッチで可愛い顔なのに以外と生々しくて良い。最近の作品は健全なのが多かったけどエッチな方の村上さんです。レーベルによるのかな?

でもエロだけじゃなくストーリーもちゃんと面白いのが竹書房。結構分厚くて読み応えあります。歩くんは美しいけどちょっと不思議ちゃんなので一般人の鴨志田には理解できない部分もある。でもさー、最初から最後までめっちゃセックスしてるよね?歩くんにいい思いをさせてもらってるくせに贅沢だぞ(笑)でも怒った時の関西弁は私もちょっとカッコいいと思いました。

色々事件はあったけど雨降って地固まるって感じで。歩くんは演技は得意だけど素を出すのがちょっと苦手なだけの天然小悪魔ちゃんでした。「スクリーン」の2人にも会えるし、アーニー目線の書き下ろしも最高でした。読者は皆アーニーになりたいって思ったに違いない。

カバー下にあった死にネタ案にならなくて本当に良かった。止めた担当さんは偉い。オン◯ルーさんは私も笑った。他社の勉強もされてるのですね。腐女子のお勉強は楽しいですからね。

0

は〜、面白い

作家買いです。村上先生の作品は読む前からもう想像を掻き立てられるというか、期待値が上がって仕方ないという状態で読んでしまうんですが、あゆむくん、はぁ、面白かったです…
正直なところ前作のスクリーンは自分としてはそこまでハマらなかったんです。なので今回そのスピンオフということで、あーあの子の話なのか程度にしか思わず、配信された直後には読まなかったんですが、そこはやっぱり村上先生でした!さすがです!

魔性でマイペースな受けに振り回される不憫攻めのお話なんですが、話の導入から鴨志田さん刺されてるんです。どんだけ不憫なんだって期待するじゃないですか。そしたらそれはもう不憫なんです(笑)歩があまりにも鴨志田さんにそっけなくて(笑)
話はすべて鴨志田さん目線で進んでいくので、読者も鴨志田さんと同様に歩が何をどう考えているのか歩の表情や行動などから読み取るしかできません。ペットのアーニーや恩師の一ノ瀬さんにはあんなにわかりやすくキラキラしてるのに…
でも1話目で歩たちが前作カプの基たちと飲むところで歩が「鴨志田さんの文句聞いてもらおうと思ったのに」って冗談を言うんですが、そのセリフを見て、あー、歩の中にもちゃんと鴨志田さんがいてちゃんと考えてるんだなって感じさせられます。というのも歩ってすごくわかりにくいんです。愛情表現とかってほんと人それぞれで、正解もないからこそ確認したり人と比べたくなったりもするけど、でも端々にちゃんと出してるんですよね。たま〜に歩の思考も入るんですが、歩には鴨志田さんをそんなに振り回している自覚がないんです。自覚がないから鴨志田さんのリアクションに対して沈黙したり、また照れて生返事したりしてなんか噛み合ってない(笑)だってわかりにくいもん、そりゃ伝わらないよ。1周目はこちらも鴨志田さんと同じ気持ちで読んでるから、見返してようやくわかったよ。でもわかって読んでみると歩ってやっぱ魔性なんですよね。
個人的にすごく好きな受けです。もっと二人の話が読みたい…なのでとりあえずデッドエンドにならなくてよかったです。

1

鴨志田がんばれーー!!

『スクリーン』のスピンオフ
スクリーンの若手俳優の基と会社員の野々宮のゲイバレを世間からカモフラージュするために自分のマネージャーの鴨志田と付き合っているとカミングアウトした若手演技派俳優の歩が主人公です

歩の色気と掴み所のな人間性が最後まで炸裂、読者も鴨志田と一緒に振り回され、だんだん歩から目が離せない!夢中に歩を追いかけてしまう

村上キャンプ先生の術中に陥る

二人の関係は、お互いの気持ちをハッキリ確かめないまま体を繋げて始まっているので鴨志田は、歩の気持ちが分からず不安です
エッチはえろえろ、鴨志田からアクションも起こすものの、歩との話しは、なかなか噛み合いません、そして段々と自信がなくなっていく鴨志田

マネージャーゆえに歩に遠慮してなかなか自分の気持ちを伝えられない
いくら自分が好きでも相手の気持ちが分からないのは辛い

歩はずーっと飄々としていて気持ちはいつもフラット、感情の揺れなど皆無な小悪魔
さすが演技派俳優!!!


歩の師匠の一之瀬さんに背中をおされた鴨志田の「愛してる」にぐっときた
師匠GJ (ノ*゜▽゜*)
歩の幸せな笑顔が眩しいぜ

でも随所で歩も言ってるんですよ 『沖縄でタコ焼き屋しよう』って鴨志田は歩一人でするんだと思ったけど実は二人で・・・

もうっ!!!
言葉足らずなんだよこの二人!!

最後に、『鴨志田は人生のパートナーだから』とマネージャーの変更を歩が断り続けていたことを知ります 鴨志田良かったね

描きおろしでは、二人のイチャイチャエッチをペットのアーニーが新宿二丁目ベテランママ風目線で解説するのが面白い(≧~≦))ププッ

0

どんなにすきでもわからない

今まで書かれた方のレビューを読んで「ああ、みなさん『スクリーン』が大好きなのだなぁ……」と思いました。私も好きです。
その『スクリーン』で鮮やかな印象を残した及川歩くんが主人公のスピンオフ!
そりゃあ大好きなお話になりますよね。私もなりました。

村上キャンプさんのお話を読む度に、私はひれ伏しつつ言いたくなるのですよ。
「はい。仰る通り、人とはわからないものでございます~ぅ」

恋する相手って、勝手に解釈しちゃいがちなのかもしれない。
わかった気になりやすいものなのかもしれない。
好きになっちゃうからこそ、バイアスがかかっちゃうんだよね。
で「あれ?ちょっと思ってたのと違うくない?」って思ってから、相手の考えていることも、どんな人なのかも、実はわかってないってことに気づいたりする。

この『わからない』ことから生まれる苦しさ、切なさ、怖さ、驚き、そして喜びや満足感とか多幸感 etc.そういうのがお話の中にぎっしり詰まっているんですよ。
だから、読んだ感想が一言では言い表せないの。
ホント様々な感情が刺激されました。

「すごいなー」って思うのは、それが言葉で書かれている訳じゃないことなのね。
この『エロ可愛くて、面白おかしくて、キュンキュンしちゃうお話を読んでいく中で、そんな多彩で複雑な感情が私の中に勝手に巻き起こって来ちゃう』のね。
「これぞ物語を読む喜び!」なんだと思ったんですよ。

またしても思いました。
村上キャンプさんってすげぇなぁ。

1

大好きな「スクリーン」のスピンオフ!

「スクリーン」で主人公カップルをかばって、男性マネージャーとデキていると自らマスコミにスキャンダルを売った俳優、歩のお話。

「スクリーン」は受けと攻めがすでに付き合ってるところからから始まるお話で、両想いカップルのイチャイチャに目がない私は激しく萌えたんだけど、この作品も最初は二人の間に温度差があるものの、最後は容赦のない甘あま&イチャイチャを堪能できて、すっごく良かったです。

そもそも歩と、マネージャーの鴨志田とのなれそめは、歩が仕事で男を誘惑する役をすることになって、その役作りに協力するために肉体関係を持ったのがきっかけ。
思いっきりカラダから入った関係だから、エッチが終わればとっととシャワーを浴びに行ってしまう歩を見ると、鴨志田は本当に自分のことが好きなのかな?と心配になってしまう…。

この冒頭の鴨志田を見て、不憫ながらもちょっとほっとした。だって「スクリーン」では鴨志田は勢いと流れで歩を抱いたようにも見え、読者としては本当に歩を好きなのかな?と思わなくもなかったから。

でも、鴨志田はすっかり歩にメロメロで、スキャンダルのせいで仕事が減った歩の才能を、なんとかもう一度世間に認めさせたい一心で支え続けている。
どうしたら歩にとって一番いいのか悩み過ぎて、マネージャーを辞めることまで考えちゃったのは行き過ぎだけども、なんかこの真面目な攻めならわかる気がする。
そんな真面目で誠実な鴨志田を歩も必要としていて、段々と態度も甘くなっていき…後半にいくにつれてデレが炸裂! 最後の方はもう、歩の小悪魔な可愛らしさに、ニヤニヤしっぱなし…。

「スクリーン」の基&カズの相変わらずのラブラブぶりも拝め、非常に満足度の高い一冊でした。
電子版のおまけは鴨志田による裸エプロンの妄想。最後のページまで愛に溢れてます。

3

『スクリーン』のスピンオフ

作家買い。

村上作品の『スクリーン』のスピンオフ。前作未読でも理解できないことはないと思いますが、今作品の主要CPの状況を理解するためには前作を読まれていた方が良いかと思います。

今作品は『スクリーン』の受け・基の俳優仲間のあゆむのお話。
が、視点はあゆむではなく、あゆむの恋人、というかセフレ?あるいはマネージャー?の鴨志田さん視点で描かれています。

『スクリーン』で、基と野々宮くんを守るために自身のスキャンダル(=男の恋人がいること)を世間に流出させたあゆむ。それが原因となり、売れっ子俳優だったあゆむは現在仕事から干されている。

が、あゆむ自身は飄々としたもの。
意に介している様子はない。
彼の生活は、アーニー(彼が飼っているナポレオンフィッシュ)を中心に動いていて、アーニーがいてくれればそれで良い。

ように、見える。

そんなあゆむを、鴨志田さん視点で描いています。

これね。
あゆむ視点ではなく、鴨志田さん視点で描いた、というのが実に素晴らしい。
『スクリーン』では、あゆむの添え物的に描かれていた鴨志田さんですが、彼のあゆむに対する深い愛情ががっつり描かれていてめっちゃ萌えました。

仕事に干されている状況のあゆむを、マネージャーとして正面から、そして精神的な面を恋人として陰から日向から支えている。ひとえにあゆむを愛しているから。けれど、歩にとっての自分はー?

報われなくても良い、あゆむに愛してもらえなくても良い。
あゆむが、再び俳優として脚光を浴びることができるのなら。

鴨志田さんは、あゆむによって彼自身も「男の恋人がいる」=ゲイだ、というレッテルを張られてしまっています。そのことによって周囲から見られる目も変わった。けれど、鴨志田さんにとってそんなことは些末なことでしかない。

そんなわんこな鴨志田さんですが、あゆむはというと常にクール。

自分が歩の踏み台になるのは構わない。
けれど、自分の存在があゆむの枷になってしまうのなら―?

村上さんと言えばキレのあるギャグ、テンポよく進むコミカルな作品、を描かれる作家さま、のイメージが個人的に強いですが、今作品はコミカルさは健在なまま、鴨志田さんの深い愛情もきちんと描き切っています。

そんな鴨志田さんの愛情は、あゆむに伝わるのか。

そこを軸に進んでいきますが。

うーん。
村上作品はおそらく全部読んでいると思いますが、今作品が一番好きかも。

コミカルと、愛情と。
そのバランスが絶妙です。

あゆむに振り回されつつ、けれど一途に想い続ける鴨志田さん。
飄々とした風を装いながらも、鴨志田さん一筋なあゆむ。

良い!
めっちゃ良い!

序盤は鴨志田さんの不憫さに萌え、けれど読み終わった後はあゆむの小悪魔的な可愛さにKOされている。非常に味わい深い作品でした。

作中、『スクリーン』の野々宮くん×基も登場しますが、まだまだ彼らのお話が読みたい。そんな風に思わせてくれる、非常に魅力的なストーリーであり、キャラでした。

3

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