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ポルノ作家と俺の“代筆”のお仕事 「ねぇ 勃ってるよ」
えっちで嘘つきな年上の先生……どこまでが本当なのかわからないから、惑わされる主人公がとても良い。
官能小説は読者の想像に委ねられる上に、第三者的視点とセリフが相まって、映像からは直接伝わらないエロさがあるから余計クルものがあるよね。オノマトペや言葉遣い、「っ」と「ッ」の微妙な差分だったり。
先生はもともと純文学の人で、アナログで家事も苦手な昭和の文豪っぽいところなど細かい人物設定が描かれている。先生の過去が小出しのネタとして散らされており、読者としては非常に気になって仕方がない。続きで深堀りしたそれらのネタ読めるのだろうか、期待。
こ、これがデビュー作だったのですか!??
とんでもなくキャラクター、ストーリー、画力……全てが際立っていて一気読みしてしまいました。
突然の事故のお詫びとして、小説家だという木島の口述筆記で代筆することに。仕事をはじめて数日。淫らな文章を読み上げる木島の声は久住の耳を責めたて、疼いた下半身は完勃ち状態に…。からかわれた久住は、その日から木島で“エロい妄想”をするようになってしまい――?
最初は木島の無表情な顔から流れてくるポルノな文章のギャップが面白すぎました笑
久住も代筆を始めた当初は登場人物の妄想だけで終わっていたのに、いつしか妄想の相手が木島に変わった辺りからとんでもなくエロくなっていきます♡
木島が何枚も上手な嘘つきオジサン笑で、毎回騙される久住がちょっと不憫でもありました。
ストーリー…本当に素晴らしい。拍手です。
木島さん(受)のキャラクター造形がともかく秀逸です。学生に官能小説の口述筆記を頼むというぶっ飛んだ神経。綺麗なお顔。艶かしいボディライン。久住くん(攻)を翻弄する発言の数々。インパクトありすぎです。お色気ムンムンです。
物語が進むにつれて木島さんが抱える事情が明らかになります。そこからの久住くんの行動力が素晴らしかった。その屈折した心ごと木島さんを受け止める姿に感動しました。本作は現実のビターさが含まれたお話ではあるのですが、確かなラブを感じました。
しっとりとした読み心地の大人なBLを読みたい方にオススメの一作です!
官能小説家と大学生との恋愛ストーリーですが、爽やかさというより、しっとりとした大人の話だと思います。ポルノグラファーシリーズは人間が抱える弱さやそれに対して真っ向から臨んでくる大学生の久住君の若さは誰しもが経験することをきちんと身近なこととして余すことなく描いています。また、セリフも丸木戸マキ先生ご自身の体験によるということなので、とても説得力があります。ポルノグラファーという作品自体が一つの官能小説であり、一つ一つ人物の気持ちを丁寧に描いているから骨格のしっかりとした作品だと思います。そのため、ドラマや映画も原作に忠実であったので、類を見ない美しく濃度が高いフランス映画のような作品です。
感動した、まさに小説のような漫画。色っぽいポルノグラファーと口頭筆記者というと安易にエッチな方向になりそうなのにならない。随所で笑わせてくれる。ストーリーが一捻りあって面白い、だが、くどくない。そして何と言っても終わり方が最高。すっごく満足させていただきました。エッチもたくさんやればいい訳じゃない、量より質、これくらいがいい、大満足、ミステリアスな先生の色香に酔わされました。
