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彼氏と別れた及川はそれまで住んでいた街を離れて、
何もなさそうな海の見える土地に越してきました。
そこでの新しい仕事はピンサロの黒服。
新しくやり直すために新しい街での生活を始めた及川だったけれど、
職場の先輩の花村に親切にされ、日々を送るうち、
抑えてきた性欲がまた溢れ出してしまいます。
普段は控えめで大人しい及川がスイッチが入ると
驚くような淫乱ちゃんに変貌してしまいます。
ちょっと触れただけで感じてしまうほどに敏感で、
発情してしまうと達するまで疼きは治まりません。
そんなときの及川は完全に目が正気じゃなくて、ちょっと怖い。
だけど、そんな及川をエロいと感じてしまう花村。
ノンケでEDなのに、及川の欲情する姿に興奮してしまうのだから、
一見無害そうに見えて、花村も実はその内側になかなかの変態性を
秘めているのだと思います。
そもそも恋愛対象ではない男の性欲処理を手伝って、
結局セックスもして、そこまでしても思い込みが邪魔をして、
「好き」が自覚できない花村がもどかしかったです。
及川は平気そうに振舞っているけれど、
「そもそもホモじゃないしなあ…」て結構ひどい台詞だと思います。
だけど、付き合い始めてからは逆転して
花村の方が及川にドハマりしてしまっているようで
そこで少し救われました…。
『Bonus track』での及川はそれまでの淫乱に
「健気」がプラスされて可愛いかったです♡
どうかこんな二人の幸せな日々が続きますように。。。
もう少しで萌2評価になりそうでしたが、濡れ場というか発情しているシーンが多く胸焼けしてしまったのと、若干展開がさらっとしているかなと感じてこの評価に落ち着きました。ただ、ゲイで自分の働く風俗店内の様子にあてられ、しょっちゅう発情してしまう及川は可愛かったですし、胸焼けしたのはあくまで私の問題であって、彼自身はなりたくてそうなったわけじゃないですから悪くないということは念頭に置いて頂きたいです。
元彼に発情しやすくイきやすい身体を気味悪がられ、逃げるように風俗店で働くことにした及川。なぜそこで風俗店?と少し疑問には思いましたが、アングラな世界のどんな人間でも受け入れてくれる雰囲気というのは時折魅力的に見えるものですし、自分が身体を売るわけじゃないのでそこまで深く考えていなかったのかもしれないですね。店で発情しても咎めたりせず、しょうがないねといつも優しく受け入れてくれる花村に絆されるのは必然。花村の方も、及川の痴態でEDが治ったわけですし、こんな可愛く乱れられたら気になって当然ですよね。結構トントン拍子だったので、葛藤するシーンがもう少し多くても良かったかなとは思いましたが、面白い題材だったと思います。
学生で純愛の下付き合った2人はどうなるのか、とBL漫画を読んで常々思うので、及川(ゲイ 受け)の"同級生と別れた"という設定でグッと心惹かれました。
最初は苦手かな?と思ってた絵も全然そんなことなく好きだったし、及川がどんどんエッチに見えていったので大満足。淫乱ビッチ好きなのですが、ビッチとは角度の違う淫乱受け及川が可愛くてハマっていく。
事実2話目後半から加速度的にエッチになる及川。
そして雄度がどんどん上がっていく花村(ノンケ 攻め)。
風俗店のボーイというもともとが訳アリの方々ですし、ノンケがゲイに惚れるBL漫画として納得感が高くてとても良かったです!花村のEDが治るという分かりやすい表現もいい。
表紙とタイトルで、何だかドキュメンタリーチックな作品なのかと思いきや、すごく切ないお話でした。
失恋し都会を離れた及川は、ピンサロに就職。先輩の花村と仕事をするうちに、互いの過去を打ち明けるが、EDの花村にはどうすることもできず。性欲に翻弄される及川も苦悩の日々を送る。。。
及川にだけ勃つようになる花村のムスコ。何だか嬉しい!
何だかんだ言って好きになっちゃってる花村ですが、ノンケなのでそんなすぐには気持ちの整理がつかない。身体は反応する。こういうもどかしさが私は好きです。
及川が淫乱過ぎるという悩みを抱えており、ホントこんな状態では、普通の生活なんてムリ。結構深刻で、可哀想になります。
常に困った顔や泣きそうな顔をしている及川ですが『Bonus track』で見せる笑顔で、救われました。
とても切ないお話だと思いました。
単純にボーイズがラブするような、そういう楽しいお話ではないです。
「性依存症」というものがありますが、主人公の及川くんはこれにかなり近かったのかもしれません。
及川くんは元来、真面目でとても控えめな性格。静かな落ち着いた生活を送りたいと思っています。それなのに、ずーっと発情期のような抑えられない性欲に悩まされ、恋人にも去られてしまいます。
心機一転、職場も住む場所も変えたところで出逢った花村さんが、及川くんの「治療とリハビリ」(と言って良いのかわかりませんが )をしてくれることになります。
○日間我慢できたら「御褒美」を貰える、というようにして少しずつ性欲を抑えられるようになっていきます。
性欲が抑えられないなら遊んでしまえ~ と、手当たり次第にその日のお相手を探せるような子だったら楽しめたでしょうし、もっと楽に生きられたかもしれません。けれど真面目で大人しい及川くんはそんなことは考えつきもせず、一人で悩みを抱え、苦しみます。
抑えられない病的な性欲。及川くんの性格が性格なだけに、とても可哀想に思いました。
花村さんは及川くんの苦しみを理解し助けてあげているうちに絆されていきますが、もしそういう気持ちを持てず、あのままお別れになっていても、及川くんは独りで頑張って何とか立て直していっただろうとは思います。
けれど、やっぱり花村さんが添ってくれたことでかなり安定していて、最後はよかったなぁと思いました。
帯にもあらすじにも「淫乱」とあるのですが、こういう苦しみ方をしている子がそんな風に呼ばれてしまうのは気の毒に思いますし、この帯やあらすじを読んで手に取ると、かなりギャップを感じると思います。