電子限定描き下ろし付
注目の新鋭・ニャンニャの描く青春BL新境地!!
ネタバレしまくりますのでご注意ください。
ノンケだったはずなのに男とヤることにした上、行為中アナルを舐めてほぐすという行動に出たアレックスにただただ君すごいな……と思ってしまい。
そして知っちゃった前髪の下のオッドアイ。
宝物を見つけたようにキラキラ嬉しそうなアレックス、体の相性がよかったことやコールのエロさも好ましかったようだけど、なによりオッドアイだったことがポイント高くて。
よかったねぇオッドアイで…!!!!
コールにとっては隠していたくらいで好きなものではなかっただろうけど、お陰で好きな人と付き合えることに!
アレックスもさらっとしてて掴みどころない独特な雰囲気だけど、コールがまぁ独特で。
思うことも個性的だけど、思ってもないことを言ってみたり、何が悪いのかわからなかったりのダメ男くん。
どことなくオタクっぽさを感じるのだけど、実際厨二病だった時期もあるみたいで納得。
付き合ってることを隠そうとしていたけど、結局周りにはバレていて、受け入れられている…のはアレックスの人気も助けになっているのかな。
ほとんどヤってるので、あまりストーリーについては話すことがないのだけど、突然降って湧くリリーがよくわからない。
コールのことを狙っていたというのはわかったけど、寝取りたかったの?
でもアレックスとするつもりだったんだよね?
かき回して別れさせてから傷心のコールにアプローチかけようと思ってたということで大丈夫だろうか?
天邪鬼な寝取り女ポジの当て馬?と思ったら、今度は役に立つポジ…?何がしたかったのこの子?
わからない…意味の分からない女だった。(嫌っているわけではないです。)
よくわからないといえばコールの行動も破茶滅茶でついていくのが大変なのだけど…アレックスはこんな性格の子相手で大変だなぁと思う。
けど、好きなんだからしょうがないですよね。
個人的には髪を下ろしているアレックスがドタイプです。
定期的に下ろしてほしい。
体格がよくて肉体美なアレックスと華奢なコール。
ガリガリの子が好きという性癖はないのだけど、貧相とは思わなくて、むしろこの華奢さがえっちだなぁと思いました。
ギャップ萌えという意味では、8年生アレックスも好きな人は刺さると思います。
独特な子が多いし、とんだお騒がせカップルで読みながらおいていかれ気味なのだけど、続きを見守ってきます。
最初は厨二病なのかな?と思ったけどメンヘラちゃんだったわ。相当に困った子。
うゎぁあんって泣くの可愛すぎる。その情緒どこで培ったんな。可愛すぎる。
可愛すぎるしか出てこなくなるぐらいコールが愛しくなってしまった。
絵かな?特に何もしてないシーンでも攻めの色気とコールの可愛さが凄くて、なんかずっとえっちぃ感じでした。
そういうシーンももちろん最高だったし。
一巻読み終わってすぐ全巻買った。メンヘラが癖ってわかったし、メンヘラに振り回されてる攻めも可愛くて好きって気付いた。
みんなほんと読んだ方がいいこれ。
モテメンの攻めを好きな受けが攻めのこと好きすぎて闇落ちしてしまうお話。闇落ち系は苦手ですが、お勧めで見かけてなんとなく読み始めたら続きが気になって止まらなくなりました。
受けがかなり卑屈で、酔った勢いで隣に住む片思いの相手に告白し、そのときはスルーされたけど、翌日、「なんで告白したのに無視するんだよ」と泣いて迫って、「だったらヤッてみる?」という軽いノリで一夜を共にします。受けは初めてでしたが、道具を使って自慰をしていたので、最後までできました。
セッの相性がよく、攻めが受けのオッドアイを気に入ったことで、付き合う流れになります。
つきあうまではとんとん拍子にいくのですが、そこからの展開が面白かったです。受けは攻めと付き合いはじめたことを周囲に隠そうとし、付き合うといっても、デートをするでもなく体の関係だけ。付き合っている意味がないと言われて不安になり、「俺に何かしてほしいことないの?」と訊かれて、どうしてそういう思考回路になったのかは理解不能ですが、「俺以外のやつと付き合ってもいいよ」と言ってしまいます。
これに対して攻めは拗ねたふりをし、旅先で会った女の子が一緒に飲んだ流れで二人が泊まっていた部屋で一夜を明かし、受けは寝落ちしていたことから、「昨日無事にヤりました」という女の子の言葉を真に受けて浮気を疑います。
あげく、攻めに銃を突きつけます(弾は入っていなかったっぽい)。攻めのことを信用できなくて、このままではいつか本当に撃ってしまいそうという理由で自分から別れを切り出し、攻めもそれを了承して引っ越ししました。
それからしばらくして旅先で会った女の子と再会し、あのとき二人はヤッてなかったことを聞かされて、攻めがちゃんと自分のことを好きだったことを実感します。
受けは攻めに会いに行き、今度は自分の頭に銃を突きつけ、攻めに止められます。「お前か自分に銃を向ける以外、お前を手に入れる方法がわからない」と泣き崩れる受けに心を動かされる形で、元サヤに戻りました。
受けが卑屈すぎて、意地悪したくなる攻めの気持ちもわかるし、意地悪を真に受けて不安になる受けが可愛くて、更に深みにハマってしまうのもすごく共感できました。
好き嫌いは分かれそうですが、個人的には中毒性のあるお話でした。
ニャンニャ先生の新刊が出るし、そう言えばこちらの作品のレビューしてなかった!!
と、まりあげは。
言わずと知れた大学の同級生同士、陽キャ×陰キャBLですね!!
海外を舞台にしていることもあり、銃を持ち出す陰キャ受けのコールの行き過ぎたビッグラブも、そこまでシリアスにならない読みやすさが良きでした。
そしてなんと言っても、まりあげはの心を鷲掴みにしたのは、ノンケ攻めが受けにドンドンハマっていき、やがて受けのことを大好きすぎて、真剣に向き合おうとしているところです!!
対して受けも、攻めのことを信じられなくて、でも攻めが本気なんだと知って、ようやく信じる…的なあのくだりも大好きでした。
はぁ!
最高すぎる!!
これぞ、ノンケ攻めとの恋の醍醐味ですよねえ!!
アレックスが思いの外真面目ないい男で良き攻めでした!もっと派手に遊ばれちゃうのかと思った。
問題はコール。
コールの自信のなさや思い詰め方には、実際こんな人が目の前にいたらメンドクセーなと思う反面、どこかで共感してしまいます。
自意識過剰で、おどおど、いじいじ。
気にしなくていいことばっかり気にして。
ああもう何やってんの、と思うけど、うんうん、そうなるよね。とも思う。
だいたい、ノンケ好きっていうのがもう致命的なんだよ…
でも確かにアレックスは好きになる。
結果的には顔だけじゃなく、見る目があったと思う。コールはまだアレックスが自分だけなんて、信じられないかもしれないけど。ちゃんと好きでいてくれてます。
リリーに素直な気持ちを吐露しているところを見るに、すっっごくコールのこと好きになってるし、振り回されながらもハマっちゃった、っていう諦めみたいなのもありますね。アレックス陥落してる。
アレックスは割と率直でいつも素でいてくれてるんだから、コールも普段から愛情を小出しにすればいいのに、ドロドロになるまで愛情や執着を心にためてためて、しまいには拳銃つきつけて死にたい殺したい、ほんとにコールの不器用さったらないのですが、とても愛しくもあります。
オッドアイもとても素敵だと思うんだけど、コンプレックスに思うところも、その自信のなさにヨシヨシしたくなります。
コールが少しずつアレックスの愛情を信じられる時がくるのかな?道のりは長そうだけど…
がんばれアレックス。