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表題作ハロートゥハピネス

穂積レン,会社員
相田 友大,公務員

その他の収録作品

  • おまけまんが(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下イラスト、カバー下漫画

あらすじ

幼馴染の結婚式で隣になった男・穂積が「ブチ壊してやる」と虎視眈々と狙っている事を知った相田。妹的存在の花嫁を守るべく立ち上がるも、なんと穂積は新郎の元恋人だったと分かり…。 結婚式は戦場と化す!!

作品情報

作品名
ハロートゥハピネス
著者
せいか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
電子発売日
ISBN
9784041045411
3.6

(58)

(16)

萌々

(21)

(10)

中立

(9)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
203
評価数
58
平均
3.6 / 5
神率
27.6%

レビュー投稿数10

自分を好きになれたなら

猫かぶり可愛い系ゲイ×体育会系ノンケのバトル

リバ物と勘違いして購入したこちら。
帯の「ネコ被りバリタチ」の『りバ』だけを抜き取るというなんとも都合良い脳みそをしておりました。
リバではなかったのですが、将来的にはもしかしたら・・・?

いやあ本来なら力で勝てるであろう相手に好き勝手にされる受け、良いです。
相田はどこまでもノンケの男。
素股されようがお尻を狙われようが一切穂積を恋愛対象として考えない。
常に友人関係まま接している。
気付いたらセックスしてても考えるのは女性の裸体。
だからこそ喘がされて泣く姿が一層そそりました。

過去、猫をかぶっていたから好きな人と両想いになれた穂積。
一緒に居られる時間は幸せでも、自分の嫌いな自分であることは辛かった。
そんな苦い恋愛経験から立ち直らせてもらい、さらに自分を好きになれるきっかけをくれた相田。
ある意味穂積の一方通行の恋物語です。
行為はあるけれどLOVEまで到達していないような関係性。
ここまでぶれないノンケを初めて見ました。
人間的には相田が好きです。でもBL的には穂積を応援したくなる展開でした。


修正(紙)
トーン

1

二人のファーストコンタクトは結婚式場で。

相田と穂積のファーストコンタクトは結婚式場だ。

幼馴染の結婚式に参加した相田はたまたますれ違った男の
「ブチ壊してやる」という不穏な一言を聞いてしまう。

幼馴染の花嫁のため、犯行を思い留まらせようと男に接近すると、
その男・穂積は新郎の元恋人で、諦めきれない恋心のために一人
乗り込んできたと言う。

穂積の暴走を止めるため自らを餌にしてみるが、「全然好みじゃない」と
玉砕し、理解できないながらも穂積の未練を聞いてやっていく。

そうした相田の捨て身の奔走により、穂積の恋の炎は無事鎮火。
すったもんだの末、なぜか友人関係となった相田と穂積でありました。

相田という男は見た目も中身も〝どこにでもいる男〟です。
学生時代から続けてきた野球のお陰で体はそこそこ引き締まり、
適度な無神経さと雑加減、適度な男としての自尊心があって女好き、
ただちょっと人より潔くて、お人好しなのかもしれません。

穂積を厄介だと思いながらも、放り出せずに友達付き合いを続けたりとか、
自信の性癖に思い悩み、家族や友に打ち明けることも出来ず、孤独を抱え
ネガティブ思考に陥りがちな穂積を些細な一言で救ってしまったりとか、
ものの考え方や一言に相田という人間の人生観が現れていて、
そこにブレない軸があって、相田のくせに格好いいんですよね。

でも、実は彼は抱かれる側なんです(笑)
しかも、けっこうグズグズになっちゃうんです…( ̄ー ̄)ニヤ...

対する穂積は人目を引く女性的な美人タイプ。
初登場時の狂気っぷりが衝撃的でした(笑)
恋が人を狂わすとはまさに彼のこと、というくらいにぶっ飛んでいた1話目。

けれど、話がすすむにつれて穂積が恋人に執着した根底には
ゲイの自分に対するコンプレックスがあって、相田との出会いによって
その部分が払拭されて、少しだけ楽に生きられるようになれたことが
救いでした。
本当の穂積はすごく男らしくて、笑うとすごくきれいな子でした。
そして、こんな顔をして実は彼は攻めなんです(笑)

一話目以降、遠慮なく言いたいことを言い合い、居心地いい
友人関係に落ち着いてしまった二人がどうやって恋に落ちるのか?
と疑問でしたが、最後は友達以上恋人未満に着地しました。

確かに生粋のノンケが一度尻を掘られたくらいで突如乙女化するわけもなく、
今はその中途半端さが二人にとっての自然な形なのかもしれません。
でも、穂積の一途な想いを考えると、たま~に抱かせてやるくらいは
してあげてほしいな(笑)

そして、この先いつの日か、相田が穂積とパートナーとして
生きていく道を選んでくれたらきっともっと最高ですよね。
そんな二人もちょっと見てみたいです!

2

読んでて気持ちいいフレンドシップ

相田が頼れる良い奴な受で彼の人間性がブレないので読んでて気持ちがよいです。
自分を偽り、恋に破れて傷心の攻・穂積が、相田と一緒だと自然な自分で居られて楽しそうに、居心地よさそうにしているのを見るとこっちもうれしい気持ちになる。よかったねえ。よかったねえ。穂積と相田がワチャワチャしてるやり取りが面白くてカワイイ。
相田はどこまでもノンケなので穂積に恋をしてくれないのですが、穂積は全然前向きで諦めてないので二人の未来は楽しく明るいのです。作者あとがきによれば粘り勝ちです。

BLとしての恋愛要素は薄めですが、いかにも普通の男の人らしい雑さと適当さを持ったノンケの相田、穂積にときめいてくれないしキュン♡もしてくれない乙女要素ゼロの相田が、穂積にはちゃめちゃにヤられて子供みたいに泣くのは最高にカタルシスがあってエッチで可愛くてドキドキしました。穂積がちょいちょい妄想するクッソエッチな相田もエロ可愛くて、さっさと現実にせんかいとエールを送りたくなります。或いはもっと妄想してください。

穂積が相田を落とす未来を読みたいですが、今から編集部にリクエストしても間に合うかな?

4

ブレないノンケ受け

帯の煽りが良かったですね〜。
【ネコ被りバリタチvs野球バカドノンケのラブバトル】
あ、面白そう。
表紙がほのぼのしてて可愛い。
可愛い系のバリタチって美味設定だ(人´∀`)♪
と、思ったのですが…ね…。

ラブバトル…うん、ラブバトルといえばラブバトルなのか?
攻めのラブアピールを、受けがドン引きしながらゴタゴタと…。
ラブ成分が少なくて求めてるラブバトルとは違い残念でした。

受けが正真正銘のドノンケ。
男にうっかり惚れそうな要素が一切ないのがなんとも萌えづらい。
シラフで勃った時も「元カノの匂い」に反応しただけという…(;´Д`A
お尻弄られてる時は必死で女の体を思い浮かべて紛らわしてました↘︎

真面目で脳筋っぽいおバカさは良かったです。
裏表なくて大雑把でサッパリしてるとこが好感◎
エッチでトロトロになってる姿はギャップ萌え(∩´///`∩)

受けの恋愛対する鈍さに反して、攻めは割と恋愛脳。
隠し持ってる激情がちと危ないですw
受けに恋してる姿は素直で可愛いなーと思いました。

ドノンケ受け設定はBがLして変わってくのが楽しみの一つなのですが
まったくブレないノンケっぷりに萌えられなかったので中立かな(-ω-;)ウーン
男と恋愛する想像がまったく出来ない受けで撃沈しました…。

カバー下も女の人妻萌えネタ(;´Д`A
BL本なので少しでいいからBL要素下さい…。

1

 

男前受けがお好きな方に。
かわいい攻めが好きな私でもこれは受け攻め逆が良かった。
あくまで外見がかわいいだけで中は男前なのが好きなので。
この攻めがとにかく女々しい、語尾が「~もん」とかなんだもんw
元カレを思い出して涙ぐみながら、受けの優しさに付け込んで素股させてもらう攻めとか嫌すぎる。
彼シャツノーパンの攻め、そして不安になってヤリ逃げする攻め。
それに引きかえ受けは男気に溢れていました。
最後までくっつかないので注意。

1

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