電子限定漫画付き
コミック
①マジカルでティンクル 中立
ファンタジーだった!
ネグレクト系ママに育てられてこじらせている攻くんと、人間の風紀を正すため??に活動している神様の手下な受ちゃんの話。
なんだかよくわからないまま?サラッと読んでしまいました。
②俺の瞳に恋してろ 萌
業界もの、不器用受可愛い!
イケメン優男なイメージを守るために撮影中以外も演技してる人気俳優くん。でもプライベートであんな態度取ってると、、攻くんに見つからなくてもいつかすっぱ抜かれてたのでは?
こっちをメインで読みたかったです!
「浮気は男の本能だ!」とか正当化する面々もいますが。
人間には理性があるので、本能だけで動いてしまう人間はもはや人間ではないわけで。
こんにちは、私設倫理警察庁長官です。
というわけで、浮気者は苦手なのですが、苦手の先に何があるかと言うと…。
とてつもない切なさがあるのです。
苦手なパターンが苦手であればあるほど、そこから得られる切なさや胸の痛み、うっかりと目頭を熱くする涙なんていうものが倍増するんですね。
前に読んだときに「もう読むことはあるまい」と思いながらも手放さずにいたこちら。
「可愛い。好き。運命。」の3連続技でころっと落ちてしまったイオと、浮気ばかりしている誠司の話です。
誠実じゃないのに「誠司」。この皮肉。こういう小技、嫌いじゃないです。
一回寝るためなら、どんな甘い言葉でも囁く。でも寝たらおしまい。
そんな関係ばかりでまともな恋愛をして来なかった誠司が、「真実の愛」を見つけないと解けないイオの呪いにかかるわけですが、なぜかマ○コデ○ックスばりのオネエまで家に居座っていて…、というドタバタ展開です。
誠司が本当に酷いので、途中で涙が出ます。滲む程度ですが。
これは悔し涙だと今回気付きました。
こんなに想いが通じない相手に尽くすあほらしさに泣けます。
後半で誠司が浮気せざるを得なくなった過去が明かされるのですが、うーん…。同情はできないんですよね。
過去はたしかにつらいものだったけれど、だからと言って希薄な人間関係しか築こうとしてないじゃないですか、本人が。
ひとりきりの夜がトラウマで、たったひとりと向き合うやり方を知らないとか理由にならんぞ、と。
ただそういう事情を話せる相手にも出会えなかったわけで。そこまで深く向き合ってくれるひとに巡り会えなかったのは、そういう接し方しかして来なかったからなんですよね。自業自得かと。
そんなこんなでイオは絆されてしまいますけど、絆されないと話が綺麗に終わらないのだけど、どうなのかなあという微妙な気持ちになる作品です。
同時収録は裏表の差が激しい天才子役→天才俳優と、裏の顔を知ってしまった俳優。
オオカミ少年に通ずるような展開です。
倫理警察の方には積極的にはおすすめしません。
それでも「どんな理由でもいいから、強制的に泣きたい!」というときに、じわりくらいで良ければ。
題名とあらすじからどんなお話なんだろうかとドキドキしていましたが、こちらの作品すごく萌えました!
表題作はヤリチンの浮気性の攻めと性の乱れを取り締まる妖精の受けのお話ですが、妖精といっても元々人間だったせいかほとんど人間と変わりないです。
色々あって二人がちゃんと両思いになってからも攻めは浮気を繰り返すのですがここで受けは攻めから離れていくんですよね。 それでようやく攻めは反省して浮気しなくなるわけですが一人では眠れない理由がちゃんと描かれていたのと攻めざまぁ展開が少しあったのがよかったです。
受けの同僚や上司など周りのキャラクターも魅力的でした!
それにしてもマツ○デラックスそっくりの妖精が受け本人だったのはビックリして吹き出しちゃいました。
同時収録作は芸能界ものでした!
ドラマで共演する事になった若手俳優×子役時代から活躍してる俳優のお話なんですが、恋を自覚してからの受けの可愛さにやられました!
普段仕事の時は猫を被って理想的な自分を演じていたのに偶然攻めに本性を知られた事をきっかけにありのまま付き合えるようになります。
告白しても演技だと思われ信じてもらえなくて切なくなりました〜。
自分だけにあんな可愛い姿を見せてくれるなんて攻めが絆されるのも納得の可愛さです。
書き下ろしで床ドンされてドキドキしてる受けも可愛かったです。
最初から最後まで楽しく読めました!
BLコミックスを選ぶ時、どうも綺麗な絵柄より、こう、何か引っかかるような個性的な絵柄ばかりに惹かれる。きらっきらな絵で男同士えげつないことをされてしまうと、脳内のどこかで、いや~っ!やめてくれい~!ってなる。なぜだろう…。いやでもそれはむちゃくちゃ損してる。可愛い系もキレイ系も好きだし、これからも積極的に「美BL」、どんどん読もう!…って思った、meco先生の作品。絵が麗しいです。
表題作は、浮気な攻め・誠司と一途な受け・イオのファンタジーコメディ。でも、ただのドタバタだけじゃなくて、人物の背後に隠されたドラマがちゃんと描かれています。おしおきされた誠司がちみっこキャラになるところとかも可愛いし、それでも好きだから受け入れたら元のサイズに戻るとかイオの愛を感じるし。致すシーンもエロいし、てぃくびも…。絵がきれいだからじっくり観察しちゃいましてね。。神様でスピンオフ、読んでみたいかも。
同時収録作は、元天才子役・百瀬と、そのゲスい本性を知ってしまった後輩俳優・二宮のお話。百瀬の弱みを握った二宮が、特殊な業界で育ったため、ちょっと歪んでしまった百瀬の中に見出したピュアさに捕まっちゃうんですね。お仕事として演じるだけでなく、普段の自分も必死に演じてきた百瀬がいじらしいです。
単純に楽しめる作品なので、個人的にはあとを引くとか、何度も読み返したいっていうところまでにはもう一声。表題作の導入で、イオが人間側なのか妖精側なのか少々わかりにくくて、世界観が掴みにくかったのが玉にキズだったけれど、もちろん些細なことなので、適度にエッチで笑えるものが読みたい時に丁度いいんじゃないかな。
浮気症の顔だけイケメン×性を取り締まる妖精(束縛が強く愛が重い)のちょっとファンタジーなラブコメでした。
ファンタジーですが作中では深くは言及されてもいないので本格的なファンタジーてわけでもないですが、ギャグとして楽しめればまあいっかって感じです。
絵も可愛く、ちみっとなった攻めもとても可愛いです。
冒頭部分で受けがデラックス(意味深)になってて、本当ぶっ飛んだギャグ漫画なんですが、攻めの過去話で少ししんみりするし、攻めが浮気性な理由だとかもしっかりしていたので、意外にも内容は一応ある漫画でした。
受けのイオくんも可愛くて、神様も良いキャラで、受けの女友達の子も良かったです。キャラクターが気に入りました。
何も考えたくない頭を空っぽにして、さらっと楽しむBL漫画ですね。良くも悪くも。