• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作放課後はちみつ

蜂谷心(ハチヤシン)
高校生
花織満夫(ハナオリミツオ)
高校生

その他の収録作品

  • ハチヤの目線(描き下ろし)
  • ミツオの目線(描き下ろし)

あらすじ

クラスに馴染めず“ぼっち”な花織満夫は、イケメンで“リア充”な蜂谷心のことがイライラの種。
髪はふわふわ、肌もキレイ、何でもソツなくこなす、そして声も良く通る
少し気に入らないだけだったのに……。
バスケの授業で足を捻挫した満夫を保健室に運んでくれた蜂谷。
突然の急接近から、なぜか蜂谷が満夫に絡んでくるようになり――

ハチヤの目線&ミツオの目線の描き下ろしを収録!

秋水社の公式HPでは、1話目が無料で立ち読みできます!

作品情報

作品名
放課後はちみつ
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売元
大都社
発売日
ISBN
9784864951654
3.9

(103)

(30)

萌々

(44)

(24)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
401
評価数
103
平均
3.9 / 5
神率
29.1%

レビュー投稿数15

Great

Thats great

1

No Title

『スモークブルーの雨のち晴れ』で波真田かもめ先生を知り、他の作品も読んでみたいなと思って読んでみました。

一言で言うと、普通のBLです。
普通の高校生BLです。
世間の人達の漠然と思い描く、BLってこんな感じでしょ? っていうイメージと大体一致するんじゃないかと思います。

したがって、私の感想は、

うむ、BLだった!!

に尽きる感じがあるんですが、もっと詳細に述べるならば、恥の多い人生を絶賛送り中の花織くんのやらかしとかを全然笑ったり馬鹿にしたりしない蜂谷くんは癒しでした。あと、モノローグや背景描写に独特のエモみがあって好きです。

高校生BLを浴びるほど読みたい方にはおすすめです。
波真田先生の作品をコンプリートしたい方にも良いと思いますが優先順位は高くないんじゃないかと思います。

二次創作からBLに入って商業に興味が出たという人には【初心者向け】と称しておすすめするのはやめた方がいいと思います。たぶん予想を超えなさすぎてがっかりされます。むしろ高校生BLを殊の外好むというマニアタイプの商業BLファンの喜ぶ、上級者向けといったほうがいいでしょう。

(普通の学園ものの少女漫画を楽しんで読む人なら喜ぶかもですが、そういう人は少年漫画や青年漫画のオタクばかりの二次創作界隈では、レアキャラなんですよねー。)

1

甘酸っぱさにトロける

クラスに馴染めずぼっちな満夫は、クラスの人気者でイケメンの蜂谷が気に障る。なのにキラキラな彼から目が離せなくて見惚れて捻挫しちゃったのをきっかけに、毎日蜂谷が絡んできて2人の仲は急接近…!
体は反応しちゃうけど気持ちは素直に伝えられないのが、何ともピュアでいじらしく。遠回りして大学生になってから結ばれるのにもほっこり。
蜂谷と満夫のはち・みつコンビの甘酸っぱさにトロけます。はちみつのど飴買ってくる〜!

0

甘酸っぱい"はちみつ"

この作品は私がBLを読むようになった頃に読んだもので、何度も何度も読み返した思い出の一冊。派手なストーリーじゃなくて、日常の学校生活の中で2人の距離が徐々に近づいていく感じが大好きです。


陽キャの蜂谷と陰キャのミツオ。
学校での立ち位置が全く違うのに、ちょっとしたキッカケで意識し合って好きな気持ちがどんどん膨らんでいきます。人目を盗んでこっそりキスをしたり触りっこしたり…自分のこと好きなのかな、からかってるのかな?と気にしながらも拒否できなくて、結局自分のことをどう思っているのか分からないまま身体を繋げてそれっきり。
なんとも言えない切ない思いを抱えたまま、進路が別れて離れることになりますが、心のどこかでまだ好きの気持ちが消えないミツオ。そんなとき、蜂谷に出会います。

この蜂谷との再会がめちゃくちゃ良いんです。
身体を繋げたときの蜂谷からのメッセージ、ミツオは全く気付いていませんでした。
蜂谷がミツオを大好きだ伝えるドラマチックな演出に、胸が熱くなってふぁあぁ〜(≧∀≦)…となりました。
蜂谷のサプライズ仕掛けがミツオに伝わってない…切なすぎやんか。そして、そこから怒涛の嵐で蜂谷の気持ちが露わになっていくのですが、蜂谷のミツオへの気持ちに萌えっぱなしでした。
ミツオも蜂谷へ密かに好きの気持ちを抱いていたけど、蜂谷も全く負けてない(笑)学校一の美女よりもミツオの方が可愛く見えて仕方なかった高校時代。学校でキスしまくっていたのはそーゆう訳だったのか。ハァ〜…ニヤニヤしました(//∇//)


結末が分かると、2人の高校時代の甘酸っぱさよ!学校でこっそりとか、ドキドキ意識したりとか…キューンとなりました。
反動なのか今の2人は超ラブラブ。蜂谷がミツオにメロメロなのがすごく良かったです。

はちみつが、蜂谷の「はち」とミツオの「みつ」に掛けてるのも粋。私の萌えポイントを突いてくる作品でした(^ ^)
読み返す度にキュンとさせてくれる甘酸っぱい青春ラブストーリー。めちゃくちゃおススメします。

4

不器用と勢いと

すごい勢いで進み、読んだ!

波真田先生作品「おはようとおやすみと〜」「恋かもしれない」に続き、本作を読んだのですが、先生のDK新鮮でいいですね。

まず、ミツオくん呼びがかわいい。
顔がかわいいと言われて、髪を切ってくるミツオがかわいい。実際、切ったほうがかわいいし。
ひねくれ者だと思っていたから、素直に髪を切ってきたのが意外で。
ハチヤにいきなり何も言われずキスされて、何も聞けず、拒まず繰り返しキスされるのも意外で。
ミツオもハチヤが好きだったってことだけど。されるがままなんだと思ってw

言葉が少ないのに惹かれあって…画像で登校日までのカウントダウンがかわいいやら2人の気持ちが高まるやら。
と思ったら、その日、久々に会えて、目が合ったコマがぶちぬきで萌え〜。
と思ったら、また言葉なくハチヤがミツオの手をとりキス。2人の気持ちの盛り上がりが伝わります。

で、ミツオが反応しちゃって、やっと喋ったハチヤの言葉が「ミツオくんてさ オレの事 好きでしょ?」なのがちょっと笑ったw
さんざん自分から手を出しておいて、それを言うんだ。と。

ミツオが以前、ハチヤにのど飴をもらってからハチヤのことが好きだったのはわかった。だからハチヤを拒まなかったのね。

で、それを聞いたハチヤが、来て、と自分ちにミツオを連れて行き「やじゃないやじゃない」「ね おねがい」とは言うのに肝心なことは言わんのか!?と思いますよねw

その後、例の飴ちゃんをミツオに渡した後、寝るって。ミツオの言葉を遮ってまで寝るって。ハチヤは極度の照れ屋さんなのか。
さんざん真顔でやることやっといて、飴ちゃんを渡す時、渡した後は顔を隠してましたもんね。ハチヤのつむじが何か言いたげに描かれているしw

帰り道、お前はどーなんだよ、もう二度と訊かないけど…と泣いちゃうミツオがかわいそうだった。

と思ったら、ミツオ大学生デビュー?一時流行ったツバの広い帽子を被っちゃって…無理してるわ〜(汗)

ハチヤの告白がアレって、ほんとわかりづらいわww
ハチヤはハチヤなりに傷ついたと言うけど、やることはやっておいてね〜w
でも、今度こそ両思いになれてよかったよかった。

ずっとミツオ目線だったけど、描き下ろしのハチヤ目線のお話がめちゃ萌え〜!

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP