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樹さん×太陽くん
もう樹さんがかなり雰囲気が胡散臭くて、観察だなんだと言いながら、太陽くんのこと離そうとしないし、太陽くんもかなり可愛いし、対極的な二人なところがとても良かったです
環×龍悟
幼なじみで馬鹿やってて、なぜか性行為しても嫌ではなくて(でも付き合ってない) 不思議な関係だったのに、太陽くんが樹さんと付き合うようになってから、少しづつ2人にも変化があって....
普通どっちかが片思いして...って展開かと思いきや、龍悟が好きかもしれないと言い出し、でも付き合いたいとかそういうのは分からない(やる事やってるのに).
って流れからズルズル10年経ってそろそろ結婚を考える時期になり、それでも環も龍悟も二人でいる道を選んで、なんか...めっちゃ良かった...感動しました
実家のお惣菜屋を継ぐために地元に戻ってきた太陽とそのお店によく顔を出す樹のお話。
女ばかりの家庭で育った、とか
昔から先輩たちにイジメにも似たイジりをされてきた、とか。そういう過去があったにしても、ビクビクしすぎなんじゃ?と。
ある程度の年齢になったらその辺割り切らないと生きづらいだろうに…
なんて、全然関係ないところで心配になってしまったのでした。
樹と太陽カップルはなんだかんだ力関係が保たれているなと感じます。
痛がっているのにそのままえっちしちゃう樹の気持ちはわからないし、そんなことする人だってわかってるのに強く拒めない太陽の気持ちもわからない。
でもふたりはそれが正解なんだなと受け入れて読めばいいカップルに見えました。
太陽を好きだった先輩の龍悟と
親友の環のお話のほうはリアリティーあるなと思いました。
ガツガツした雄っぽい龍悟の受けは
色っぽさはなかったけど本能的な荒々しさが逆に良かったです。
同著者の作品三作を買っているので、もはや作家買いです。
代表作の「本日中にお召し上がりください」と、そのスピンオフ「酒は飲むべし 飲まるるべし!」の二作が収録されています。
割合はどちらも半分ずつでした。
【本日中にお召し上がりください】
このお話、とにかく受けが可愛い!
いわゆる小動物のような容姿での可愛らしさとは違うのですが、表情だったり行動だったり攻めからの愛され方が可愛い。
いじめられっ子オーラの受けは、ビクビクしていて先輩の上司である攻めに目を付けられます。
この攻めの体格が大きいのがまたいい!
受けは決して小柄ではないのですが、包容力があります。
最初は遊びで手を出されますが、攻めがだんだんと好きになっていくのが見どころ!!
程よくエロく、攻めからの愛もあって大満足!
じっくり読み込めてコスパ良し!
いいところで終わったので、もっと続きが読みたかった~!
【酒は飲むべし 飲まるるべし!】
「本日中に~」に出てきた、太陽に片思いをしていた先輩が受けに…。
友達以上恋人未満、体の関係ありの長髪×髭のカップル。
前編と後編に分かれていて、前編は「本日中に~」の続きで振られてたところからのお話。
後編では、いきなり10年後です。
前編「本日中に~」の二人も登場して良かったのです。
ただ、執着ものでもなく、私はあまり好みのお話ではなかったので、このお話だけだったら評価を下げて「萌え」でした。
というのも、代表作の「本日中に~」が好きすぎて…。
丸々一冊このお話だったら確実に「神」評価でした。
ですので総評としては、足して割って「萌え×2」です。
不敵な笑みを浮かべ続ける攻め×不憫系疑心暗鬼わんこ受け
望んでいるのは優しい恋人。
その日出会った男も優しげな笑みを浮かべているが、Sの匂いがプンプンする。そんな男の元に何故かご飯を作りに行きそのまま頂かれてしまう太陽くん(受け)
なあなあから始まった2人のお話し。
太陽くん好き~!
不憫で可愛そうで男運がない!初めての男は家庭持ちな太陽君。笑顔がヘタなところも可愛い。グッと何かをこらえているような表情も好きです。口の減らない強気も良い!
表紙を見ても樹さんに頂かれそうで泣いてますね~!
裏表紙のあらすじを読むと「エリート系いじめられっこ」と書かれていたんですが、ごめんね太陽君。エリートって全然分からなかった!それくらい不憫と泣き顔のイメージが強いです。確かにお惣菜屋さんの跡取り息子ですがエリート・・・?
強引に抱かれる太陽君。泣きながら嫌がるのは最高でした。樹さんの無自覚嫉妬おせっせも興奮しました!
一度はセフレのような関係をやめようとする太陽君ですが、「付き合おうか」と言われ生まれて初めて優しいセックスを体験。常に優しさに飢えているので樹さんにちょっと朝ご飯を作ってもらえただけでコロンです。樹さんの糸に絡められていく太陽くんでした。
初デート回ではマイナス思考に陥り、樹さんを避けた結果簀巻。苦手なご奉仕も頑張ったのにごっくんをさせられやっぱり不憫。でもそこがいい!
同時収録「酒は飲むべし 飲まるるべし!」
表題作に登場した太陽君の先輩とその幼馴染カップルのお話し。
太陽君に失恋した先輩は幼馴染の優しさに触れお付き合いを始めることに。ここから10年愛と結果まで。
樹さんと太陽君もちょこっとでてきます。その首元にはおっ?丸くて光るものが・・・
絵柄が少年漫画系です。服装おしゃれ。細マッチョ。
泣き顔たくさん。
こちらの作品で日塔先生を知り気付いたら既存本全部購入してました。キャラや構成が好みです。間延び感がなく、程よくサクサク展開が進みつつ盛り上がりもあるので満足感が強いです。
「本日中にお召し上がりください」
バイ×ゲイ
本番 3
フェラ1
修正 白線
簀巻 2
体液描写有
「酒は飲むべし 飲まるるべし!」
バイ×バイ(先輩)ギザ歯
本番 2
修正 白線
体液描写有
体毛描写あり
小さいころから女ばっかりに囲まれて、虐げられて育った上に、学校の先輩にも盛大にイジられて、すっかり卑屈になってしまったお惣菜屋さんの太陽くん。
そんな太陽くんをいじめて面白がってたハズなのに、いつの間にか本気になっちゃった樹さん。
この樹さんのいじめ方が最初もうホントに酷い。ちょっと退くくらい酷い。
痛くてもぞんざいに扱ってても、気持ちよくしてあげてんだからいいでしょ?くらいに雑。
太陽くんにちょっかい出したきっかけも、可愛がってる部下(太陽くんの先輩)が気に入ってるからって横取り心理からだし。
仕事が忙しくて会社に食事のケータリングを頼んで、配達にきた太陽くんを無理やり手籠めにする。痛がって怖がって泣いてるのに止めない。理由は太陽くんが他の男と親しげにしていたから。どんだけ勝手やねん。
で、こんだけ酷い目に合ってるのに悲壮感が無いのは、ひとえに太陽くんのキャラクターのお陰です。
いじられ続けて苦手な先輩にも、胡散臭い笑顔でめちゃくちゃな扱いをする樹さんにも、キョドキョドびくびくメソメソしつつ、結構ズケズケ物を言うし、キレる所はキレる。
あんまり雑に扱われてキレた太陽くんに「俺は俺を対等に扱ってくれて、優しくしてくれる人を探すんだ!!」と泣き叫ばれて、そこでやっと「あれ?もしかして俺、本気でハマっちゃった?」とやっとこさ自覚する樹さん。
でも「ごめんなさい」の言葉もなく、別れる切れると言い募る太陽くんに「じゃ、つきあおうか?」だの「優しくしてあげるよ」だの、あくまで上から物を言う。
そんな樹さんに押し流されて、流されHからの手作り朝ごはんでコロリと落ちる太陽くん。優しくされ慣れてないと、こうなっちゃうんやね…
ただ、お付き合い成立してからは、それなりに大事にしてもらえるようになって、同時収録のスピンオフでは10年経っても仲良しカップルなようなので、これはこれで一つのカタチなのでしょう。
スピンオフは、太陽をずっといじってた(本人は可愛がってたつもり)先輩が、Hもするマブダチと恋仲になって、10年先までくっついてる話。
ちょっと個人的に気になったのですが、この先輩、幼馴染のマブダチさん相手では受なんですね。で、太陽くんともしくっついてた場合、どっちがどっち、なんでしょう…??
オタオタとひん剥かれた太陽くんに、先輩が乗っかっちゃう感じですかね…?