仮初の恋人

karisome no koibito

仮初の恋人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
51
評価数
16
平均
3.4 / 5
神率
18.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784344839366

あらすじ

中学からの親友・斉藤への密かな想いを、仁科に気づかれた通孝。仁科は口止めとして自分の恋人になるよう通孝に告げ……。

表題作仮初の恋人

仁科,受の親友のスポンサー
東通孝,看護師

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

今まで頑張った受けが幸せになって良かった

中学からの親友・斎藤に叶わぬ恋をしていた看護師の通孝(受け)は、画家志望の斎藤が開いた個展でスポンサー志望の事業家の仁科(攻め)に自分の気持ちを看破されます。口止め料として恋人になることを提案され、同性愛が嫌いな斎藤の傍にいるためにその提案をうけいれることにするのです。

通孝は物心ついた時から不仲な両親を見ていたせいで結婚に望みを持てなくなっています。加えて女性にも興味がもてず、中学から親友だった斎藤への恋心を自覚するのですが、同性愛を極端に嫌う斎藤に対して早々にあきらめた通孝は、家庭の事情で美大を中退し、絵をあきらめようとする斎藤のためにアトリエを借り援助するのです。

通孝の健気さに胸がつまり、斎藤の鈍感さにはあきれました。どこの世界に金持ちでもないのに、追加でバイトまでして自分が住んでる部屋より高い部屋代を払ってアトリエを用意してくれる友達がいるんだ。自分の家族のためにいっぱいいっぱいでそんな余裕なかっただろうとは思いますが、ちょっとは気づいてあげて欲しかった。きっと同性愛を否定する言葉を何度も言って傷ついたと思うと、本当に切ない。

仁科は見目もよく仕事はできるけど、恋人は男も女も関係なしの節操なしで誰にも本気になったことがないという評判の悪い人物。通孝を面白いといい、同意があるまで手は出さないが傍でおいてみたいと言い出します。言葉通り、キス以上のことはしません。

話の展開は予想通りで、仁科は斎藤に彼女ができて決定的な失恋をした通孝の傍にいて泣かせてくれます。すっきりした通孝は仁科と一緒に過ごすことが気分が落ち着くようになり、仁科を好きになったこと気が付くのです。

遊び人だった仁科は実はとても粘着質な男なようでした。これまで本気になったことのない男の執着は凄そうだと予想できますが、諦めの悪い通孝にはきっとお似合いなのでしょう。

でも、できれば仁科視点が少しあるとよかったと思います。
一応、気持ちを吐露するところはあったけど、見てると面白いからとかいうふざけた理由で脅して付き合いを強要した仁科の琴線にふれたのは何だったのかは、告白を聞いてもよくわからなかったです。
そして、今まで散々本気の恋をせず相手を泣かせて来た仁科にはザマァな展開がちょっとあっても良かってのになと思います。

二人がくっつくまでが長く、ほとんど通孝の片想いの話だったので萌えはちょっと少な目です。絡みも最後に一回あるだけだし。できればもう少し二人がいちゃいちゃしているところが読みたかったです。
でも、通孝が幸せならならなんでもいいかなってくらい、これから彼には幸せになってもらいたいです。

1

一癖あるイケメンの恋

椎崎先生と高星先生のカップリングって好き♡
当作は、そんなにぐるぐるしてなくて、面白かったです。
攻めは 何考えてるかわからんイケメン。(腹黒とまでは思わない)
何考えてるんかわからんのだけど、とにかく受けを甘やかすので
何回か読み直しましたが、とっても楽しい。

挿絵は、1枚、すんごく好きな絵が。
抱き枕状態でベッドで寝ている二人の寝起きの図。
攻めさんが耳にちゅーしてるんだけど、受けさんは ちょっと何すんの(怒)
といった風情の表情で笑えます。

そう、受けさんがクールに感じられて、余計楽しい。
甘やかしてるのに、なんで甘やかされてるのか、全く理解してない
そのすれ違いっぷりが楽しかったです。

受けがクールな理由は、育った環境に起因するので
悲しいっちゃ悲しいんですが、そんなに悲観的に強調されておらず
くせもの攻めと、ひょうひょうとした受けが最後まで楽しい1冊でした。
もうちょっとだけ あまあま後日談 が読めると嬉しかったかな。

1

受けの男前な言動が素敵

あらすじ:
中学からの親友で画家の斉藤に、長年片想いしている通孝(受け)。
その想いを斉藤のスポンサー・仁科(攻め)に見抜かれ、口止めの代わりに彼の恋人になることに…

通孝は、斉藤が画家の卵だった頃から彼と同居し、傍で何かとサポートしてきた健気な人物。
斉藤が同性愛者に嫌悪感を抱いていることに傷つきつつも、斉藤の前では面倒見の良い親友としての態度を崩さないところが何とも男前です。

仁科は、通孝に自分の恋人になるよう持ちかけるも、なかなかキス以上のことを仕掛けてこない、意外と紳士的な人物。
冷たそうに見えて、通孝に対してはかなり過保護で、送り迎えやら何やら甘やかしているところが萌ポイントです。

大人の余裕たっぷりの仁科と、頭の回転が早く口達者な通孝との会話・攻防戦はなかなか読み応えあり。
しっかり者でクールな通孝が、仁科に甘やかされ満更でもなさそうにしているところが可愛いです。

クライマックスで仁科にあっさり別れを告げ、斉藤にも長年の想いを打ち明け決別しようとする通孝の姿には、カッコいい!と思うのと同時に、ちょっと潔すぎて色々損してそうなタイプだなという感じも。
こんな通孝には、仁科くらい強引で(ややストーカー気味の)大人の男性がぴったりだなと思えました。

ただ、誰にも執着しないタイプの仁科が、通孝に対してだけここまで一生懸命になるのには、もう少し説得力ある理由が欲しかったかも。
通孝のようなタイプが新鮮で面白いのは分かりますが、それだけではちょっと決め手に欠ける気がしました。

とは言え、最近の椎崎さんの作品の中では久々にツボと思える一冊でした。
萌×2寄りです。

8

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