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今はまってる間之せんせいの新作!甘々だったー♡
あ、シリーズ4作目と読んだ後に気付きました。2、3作目は未読なので楽しみです。
わんこで策士でヤンデレな翔吾と、健気である秘密に悩む自称遊び人希理。自称というのは、その秘密の為についた嘘なんですけど、ぜんぜん嘘をつき切れてないピュアさが可愛かった。
ヤンデレ翔吾くん。希理さんの身体を自分好みに開発していって自分なしじゃいられない身体にしちゃってます。そして、S気質で、希理さんもMなのかそれに喜んじゃってる部分もあるので破れ鍋に綴じ蓋カップルでした。
H面では色々虐められて大変そうでしたが、私生活では翔吾くんに甘やかされまくりな希理さん。相思相愛なのに、ある秘密の為に色々理由をつけて別れようとしますが、隙だらけの嘘は翔吾に見破られてしまい…。
読んでいる中で、何度も「希理さん逃げて!」といいたくなるヤンデレ具合笑
最終的には甘々でしたし、2人が良ければいい。Sさとヤンデレ具合がすごく好きでした。希理さんの可愛さと健気さも含めて「神」です。
〇恋~作品もついに4冊目。
今回は『君恋ファンタスティック』に登場した”フォトスタジオK”でグラフィックを担当している元モデルの希理と、彼に高校生の頃から懐いている2歳年下の翔吾のどうにも縁が切れなくなったカップルだ。
今まではそれぞれ単独のみで読んでも大丈夫だったけれど、この話に関しては『君恋ファンタスティック』を先に読んでおいたほうがより一層楽しめると思う。
希理の事を心配して面倒を見てくれる”スタジオK”の主・遼成氏は相変わらず天性のタラシ健在だ。
1冊目『片恋ロマンティック』の、オネエ言葉で話すモデル事務所のマネージャー・猪俣さんもチラっと登場していて嬉しい限り。
おまけに、希理と翔吾が幼少の頃に初めて出逢ったシーンが可愛すぎて堪らない!!
でもこの話、甘々で良かった~(*´ω`*)って一言では済まされない要素が幾つか隠されていて驚いた。
実は希理と翔吾は異母兄弟?なのに、義弟に抱かれているっていう背徳感(真実はぼかされているが)と、ストーカー一歩手前の翔吾の独占欲ってのが糖度の高いオブラードに包まれているのだ。
翔吾のどこがわんこなんだ、腹黒くて獰猛な狼じゃぁないか(笑)
セフレって建前を持ち出した希理が本当は翔吾一筋だってのを見抜いている当人にとってはどれだけ濃密に愛しても足りないようで、ベッドシーンの描写はページ数が割かれていてシリーズ中ダントツにエロい。
おまけに道具まで出てきて希理は翔吾に責め抜かれてぐったりしているし…
希理が翔吾の為を思ってどうにか別れ話を持ち込もうにも、理詰めで反論しつくして聞く耳を持たないなんて、普通なら怖すぎるのだけど、希理自身がそんな翔吾の全てを受け入れて幸せならばそれで良しなのかな。
(でもGPS付きピアスだけは要らない、これだけはドン引き)
…嗚呼、このシリーズの甘さが癖になってしまって恨めしい、もはや中毒レベルなのか(笑)
ちなみに後書きではこの4作では終わらない、との一文が嬉しすぎる。
期待していいんですよね?
このシリーズの続きがよめるならば気長に待てます!!待ちますとも!!
作家様買いです。
希理の過去の話が辛くて切なくて、胸が痛くなりました。
小さい体でこんなにも色んなことを考えていた希理。
大人になっても誰にも言えない秘密のせいで
翔吾に「好き」って言えなくて、その時の希理視点の感情もすごく辛かったです。
最終的に秘密の件も解決するんですけど
その時に改めて翔吾の希理に対する執着心を知ることになり
執着ワンコってすごい!って思いました。
読み人によっては翔吾は怖い分類に入るのかもしれませんが
溺愛執着攻めが好きな私からしたら、まさに理想の攻めでした。
絶対に自分以外を選ばせない。有無言わせない感じのところもドストライクでした。
そしてなんといってもエッチが濃い!!
まだ間之先生の作品を全て読んだわけじゃないけど
今まで私が読んだ間之先生の作品の中で一番濃厚でした。
手錠が出てきた時点でわくわくが止まらなかったのですが
その後もすごかったです…!!(*´▽`*)
甘いのに容赦ない翔吾が最高でした。
こちらをシリーズ作品と知らずに読んだのですが
この作品のみでも十分楽しむことが出来ました。
すごく良かったので他のシリーズも読もうと思います♪
星5じゃ足りないくらい好きで何回も読み返してる作品です!
ヤンデレワンコ攻め✕美人健気受けは大好物なので~
受けの希理が可愛くて優しくて、そりゃ攻めの翔吾手放したくないよねって笑
この翔吾一見爽やかワンコなんですが全然違うんですよ!
希理が他の男と話してたり触られたり視線を合わすだけでも嫉妬しまくる、終いには希理が亡くなったとき骨を見られるのも嫌がる笑
あと、カップルになった後のベッドでの希理がかなり心配です笑
翔吾無理させるなよ!
怖いくらいのヤンデレ好きの私は楽しく読めました!
「片恋」「初恋」「君恋」に続くシリーズ4作目となる今作。「片恋」「君恋」のカップルもちょっとだけでてきます。
「君恋」の攻め様、遼成はがっつりお助け役ででてきます。
私は「片恋」は読んでないのですが、この本のみでも大丈夫にです。
元モデルで現在フォトスタジオでグラフィックデザイナーをしてをしている希理(受け)は大学院生の翔吾(攻め)と実質恋人、表向きセフレの関係を10年続けています。
これはジャンルにも書いてあるのでいいと思うのでネタバレですが、実は翔吾の両親は再婚同志で父親の健吾は希理の父親でもあるのです。そのあたりのいろいろなこともあって、こんな関係はまずいと思っていて、いつでも別れられるよう敢えて好きだと言わないでセフレという関係にしていたのですが、大学院卒業を機に希理は本気で翔吾の手を離そうと思っています。
翔吾を傷つけないで別れたいと思っている希理は本当のことは言わないでうまく別れようと画策します。が、理路整然と理詰めで話をする翔吾には、本心は別れたくないと思っているため隙だらけの希理の話の矛盾をうまくつき別れることができません。スタジオ代者の遼成にも手伝ってもらってなんとか別れるよう持っていこうとするのですが・・・。
希理は母親の綾がモデルだったのもあり幼いころからモデルとして仕事をしていました。幼稚園のころ両親が離婚し、綾は仕事にかまけほとんど家に帰ってこなくなり、中学のころに再婚して海外移住し念願の女の子をもうけてからはその子だけを可愛がり、時々自己満足のため連絡するだけの存在となりました。
女の子が欲しかったというのを聞いているため自分は要らない子なのかもと思っていて、愛情に飢えていて自分の居場所を欲しています。自分の一番欲しかった最大限の好意と居場所をくれる翔吾が大好きです。
結局、秘密を翔吾に知られて軽蔑されたり嫌われたくない、という想いが大きすぎて翔吾がどうしたいかということを考えられなかったための騒動です。
私的に一番気になったのは、翔吾の両親です。
確かに希理が寂しがりになってしまった直接の原因は綾です。
が、そもそも綾と健吾が離婚する原因になったのは健吾です。仲良し3人組という学生時代の友人2人が夫婦となり、その夫が亡くなって残された妻が傷心で心配だからと言って、未亡人となった女性のもとへ妻帯者が何度も足繁く通うの常識的にだめだと思うのです。希理の母親は性格的に行かないでほしいとちゃんと言葉にしているはずなのに行くというのは、自分の家族より大切だと言っているのと同じです。
友人をそのまま放置していいとは思っていませんが少なくとも二人きりで会うという状況を作るべきではなかったと思います。
今回、私的に男を上げたのと思ったのは前作攻め様の遼成です。
希理に協力を打診されたときも、前作受け様の景が最優先だからと断言し、不穏な気配になったら秘密も話す、景が嫌だと言ったら絶対受けない、と希理に同情はしても景が大事だという態度はぶれません。これが正解だと思います。
何度言っても信用してもらえなかったと離婚は綾だけが非難されているように見えますが、本当に非難されないといけないのは健吾とそれを受け入れた健吾の母の美奈子だと思います。綾が愛されている自信がないというのがわかっていたのならなおさらです。
実際翔吾だって精神的に不安定な状態で何かあってもおかしくないと言っていますし。
「妊娠してつわりが酷いと知って当然のように頻繁に様子を見に行った」とあって、なんで当然?。離婚したくなかったとしたら、優先順位を間違えてるとしか思えません。
ストーリーの主軸は、執着攻めが逃げようとする受けを逃げられなくする話で少々ヤンデレ気味だけど二人だけの閉じた世界でもなくとても好きな展開の話だったので、希理の両親が離婚理由がもっと別のものだったら手放しで評価できたと思うと残念です。
それにしても、母親が一人になったら寂しいだろうと父親と行かなかったのに、その母親に放っておかれ、何時でも来ていいと言ってくれたお父さんに会いに行き、でもそこにも自分の居場所がないことに気付く幼い希理が可哀想で読むのが辛かったです。それなのに、そんな父親家族を羨むこともなく、逆に自分のことが彼らに知れたら幸せな家族が壊れるかもしれないと気遣う希理が健気で泣けてきます。
結局、根本の問題はなにも解決しなかったんですが、どんなことがあっても希理だけを求める翔吾の執着に助けられる形になりました。ふつうならちょっと怖いくらいの愛情です(GPSとか)が、自分の居場所がなくて迷子になっていた希理にはこれくらい縛ってもらった方が良いのでしょう。本当に破れ鍋に綴じ蓋です。
後、このシリーズで私が読んだ中では一番絡みが濃いです。私としてはウェルカムでしたが、最後はちょっとだけ道具なんかも使うので苦手な方はご注意を。