卒業式、それは初恋が終わる日?

二度目のはつこい

nidome no hatsukoi

二度目のはつこい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×27
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

137

レビュー数
3
得点
49
評価数
13
平均
3.8 / 5
神率
23.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784344839892

あらすじ

高校卒業を間近に控えた時期、良成のクラスに以前の同級生で今は人気アイドルであるサクヤが再び登校してくることになった。サクヤ、本名・朔人は良成とは幼馴染で、活発な良成は朔人の面倒を見るうち、友情以上の気持ちを抱くようになったが、その想いを告げる前に朔人はデビューが決まり上京した。以前と変わりなく接してくる朔人を前に、良成の中で一度は諦めた初恋の火が再びともる。

表題作二度目のはつこい

浜本良成 高校生
一井朔人(一条サクヤ) アイドルで幼なじみ

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

切ない


攻め視点です。
こういう話は華やかで気にせず近づいてくるのが攻め、自分は相応しくないとグルグルする受けというパターンなのような気がするのですが、こちらは立場で逆で、攻めが悩む方でちょっと珍しいです。

良成(攻め)は高校卒業間近になって、人気アイドルになって全く学校に来なくなっていた幼馴染の朔人(受け)が最後の高校生活を送る為に登校してくることを知ります。アイドルとしてではなく普通の高校生としての生活を最後に送ろうとする朔人の姿に、初めは大騒ぎしていたクラスメイトたちも普通のクラスメイトとして接するようになり、朔人は仕事で来られない日々もある中、精一杯学校生活を楽しもうとするのでした。

小学2年で出会ってからずっと怖がりで泣き虫な朔人を守ってきた良成は、朔人の歌手になるという夢を素直に応援できないでいました。朔人は歌のレッスンに学校、クラブと忙しい中一生懸命夢を追っていき高校生になってデビューすることになります。良成は嬉しく思う反面寂しくなるのでした。
夢がかなったかわりに、学校には行けなくなり、家族も朔人のために地元を離れ、転校せずに籍だけ残している学校だけが唯一の二人を繋ぐものになります。行かないでほしいと思わず言ってしまうのですが想いを伝えることはできず、会えない日々が続き、アイドルとしての朔人を応援したいと思う気持ちもあるのに、戻って来たらいいのに思ってしまう良成でした。
良成は朔人が帰ってくると知ってから、昔押し込めた想いが表に飛び出すのを抑えるのに苦労します。なるべく朔人と接触しないようにするのですが、朔人は時間を都合して良成と接触しようとしてきます。
悩むのが攻めなので悩んではいますが、うじうじグルグルという感じではないように感じました。
一緒にいたいと考えるけど、最終的に朔人の周りへの影響が大きくなりすぎて無理だと悟るのです。
自分の応援が朔人へ多大な影響を及ぼしているとわかってからは、それまで以上に朔人を応援しなければと思い、朔人から伸ばされる手を掴もうとする自分を抑えようとする良成の切ない気持ちが溢れていています。
切なさ全開の話が好きな人には好まれる話だと思います。

最終的に夢も良成も諦めないという見かけによらず男前な朔人の決意がなかったら、二人は離れ離れになっていたでしょう。
朔人にしたら「叶えたい夢がある。その入り口に立つことができた。でももう一つどうしても欲しいものがある。両者は両立できない。」と、この3週間悩んだようなのですが、悩んだ結果どちらも諦めないという道をとることにしたのは自分だけのことではないだけによく決意したと思います。

これは完全に好みの問題だと思うのですが。ほぼ全編が卒業までの三週間の学生生活を送る良成の思い出とともに切ない心情を読む展開なのではっきり言ってしんどかったです。これで、二人が別々の道でも歩むオチだったら「シュミじゃない」にするところでした
個人的には心が元気な時に読むのをおすすめしたいです。

他の登場人物は皆いい人で、ちょっとしたトラブルはありましたが、人間関係で不快になることはありませんでした。
同じグループのメンバーの3人は二人を応援してくれる仲間思いで切磋琢磨しあえるの良いメンバーだったし、良成に対して当たりがキツかったマネージャーも朔人のために動いただけでただの感じの悪い人ではなかったし、クラスメイトも初めこそアイドルが自分のクラスにいるという状況に舞い上がっていましたが、良成が注意してからは普通のクラスメイトとして接しようとしていて、最後の卒業式はクラスの団結が良かったです。

最後は8年後に飛び、二人が変わらずラブラブな様子がわかります。
ただ、全体の構成として、いきなり8年後をたった数ページで終わらせるのはもったいないと思いました。延々良成の切ない思いを読むのではなく(削っても大丈夫だと思われるエピソードもあると思うんです)、話の1/3くらいは離れないという決意をした二人がどんなそれからを送って来たかを読みたかったです。
とはいえ、スキャンダルをすっぱ抜かれてとか、ちょっとしたことからすれ違う二人という話は食傷気味だし、離れていてもずっとお互いを思っていた二人らしくないので、そうじゃない話を読みたかったです。

2

若く青い恋

表紙が綺麗でジャケ買いしました。




子どものころからの友達である良成と朔人。
小さいころから泣き虫で甘えん坊の朔人を守りたいという思いが、いつしか恋心に成長していた良成。
ずっと仲良しだった二人だけれど、朔人のアイドルになりたいという夢が叶い、離れ離れになる二人で…。

という、有り体に言ってしまえばよくあるお話。
けれどこのお話は終始攻め視点で進んでいきます。それがちょっと珍しいなという気がしました。

朔人の夢を応援したいという気持ちに偽りはない。
けれど手の届かない人になってしまうのが寂しい。離れ離れになってしまうのが耐えられない。
そういった攻めの想いを軸に進んでいきますが、テンポがちょっとスローすぎる、というか。

これは完全に好みの問題で、スローに進むがゆえに二人の心情が丁寧につづられている、と感じる方がいるのはもちろん理解できるのですが、先の先までスーっと読めてしまう。なので、個人的にはそのスローに進むリズム感がちょっとじれったく感じてしまいました。

タイトルが『二度目のはつこい』なので、一度は想いが通じて恋人になったけれど、朔人の「アイドル」という立場ゆえに一旦別れた二人が再会して、という展開なのかと思っていたのですが、そうではないんですね。
なので余計にじりじりしたのかもしれません。

自分の想いを抑えようとする良成とは相反して、朔人の方は男前。自分の気持ちをきちんと良成に告げているし、恋人として一緒に過ごせるように行動も起こしていて、彼の方が男気があって好きでした。

DKという年齢に見合った、若く青い恋。
制服での、校舎での初H。
アイドルとの禁断の恋。
お好きな方はかなり好きな設定なんじゃないかなと思います。

欲を言えば、8年後の彼らの話がもっと読みたかった。
花小蒔さんの挿絵が綺麗で萌え度が上がったので、大人になってからの彼らの挿絵があったらもっと良かったな、と思ったりしました。

2

キュン死に…青春を思い出します。

好きな作家さんです。
迷わず読みました!!

大好きな伊勢原ささら先生の新作♡(´˘`๑)

学生ものやアイドルってあんまり好きな要素では無いのですが、幼なじみはやはり美味しい(º﹃º)

青春要素たっぷり!
テーマパークの観覧車や卒業式。夕方の部屋でのキス。制服エッチ。
学生の頃に経験したいことが120%詰め込まれていますね!

萌えどころ満点でエッチ度低くても満足感ばっちりでした。


高校生の攻め良成の視点で話が進みます。

高校の途中で受けの朔人が夢であるアイドルのオーディションに受かり、地元と東京を行き来する生活を送ります。

会える時間も減り距離も離れ…
有名になりスターとしての朔人。

しかし地元に残された良成は思いを募らせていきます。

頼りなかった幼なじみが自分の手を離れて遠くなる。応援してるといいながらも引き止めたい。そんな良成の葛藤が切ないです…

長い時間をかけて愛情を育んでいき、最終的にお互いの望む形で恋を実らせます。

続きがあるなら読みたい!!


この後、2人がどんな愛を育んでいくのか気になる終わり方…

ぜひ続編を!!!



3

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