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表題作REAL FOCUS

眩(ライター)
颯生(フリーカメラマン)

その他の収録作品

  • Ageha-蝶
  • WISH
  • WANDERE
  • 夜の香り
  • Interview whth・・・
  • Ever Green

あらすじ

フリーカメラマンの颯生とライターの眩。
女性向けリゾートホテルの取材で、久しぶりに二人で組んで仕事をすることになるが、眩の心は落ち着かない。
なぜなら1年前にも二人きりで仕事をした時、酔った勢いで関係を持ってしまったからだった。
心乱れる眩におかまいなしに気まぐれな言動で振り回す颯生。
颯生はもうあの夜のことを忘れてしまったのだろうか。それとも……。

作品情報

作品名
REAL FOCUS
著者
すずはら篠 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三和出版
レーベル
サンワコミックス D?コレクション
発売日
ISBN
9784883561308
3.4

(5)

(1)

萌々

(0)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
17
評価数
5
平均
3.4 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

お前の心に残ればいい

すずはら作品二冊目ヽ(*´Д`*)ノこの作品感スキです。
どれだかのあとがきにあったんですが、すずはら作品のキャラクター達って、本やなんやらが変わっても意外なところでリンクしてたりするんですね。私も見つけたときうれしかったww間を空けて読んじゃうと気づかないようなところでもリンクさせてあるみたいで、これから他の作品を読むのが楽しみになりましたww
表題作「リアルフォーカス」
まるで蝶のようにヒラヒラと自由な相手に恋をしてしまう。一度だけ重ねたからだと面影が忘れられないでいた。つかめそうでつかめないその姿を追う結末とは・・・?!
案外かんたんに両想いではあるんですが、自由きまま~で自分にはない雰囲気をもった受。それに翻弄され、捕らえられていく攻というつくりが面白かった。
遊び人に見せかけて、案外まっすぐで可愛い受ももちろん見ものでしたがwスキ。
ここで登場する彫り詩さんが、「月の在処」という本に収録されております「アンダーザローズ」という作品でメインを張っておりますwww画的にタイプじゃないんだよな~この人・・と思うんですが、こうやって別のところで見ると感慨深い。
■WHSH
仕事の帰り。飲み屋で再会したのは、学生時代に教育実習へ行った先の生徒。
覚えていたのは、独特の存在感をもった少年だから。
忘れられずにいた人間を拒めるはずも泣く・・・・
もっと違う道もなかったんかと思いますが・・・どうなんでしょう。
作品としてのまとまりは悪くない。攻な少年の眼光鋭いところはゾクっとしてしまうほど好きなんですが、いかせん・・・こんなにうまくことは運ばないんじゃないか・・と考えてしまったのが敗因ですorz
■ワンダラー
硬い仕事について、毎日まじめに仕事をして。
上司に、縁談の話をすすめられている。しかし、そのまじめさ故に、流されそうになってしまっていた。そんなときに、足を運んでいたのがひとつのカフェ。
鬱憤、ストレスのたまった中、少し怪しいことばをかけられたリラグゼーションの方法とは~・・・。
キーワードはホットミルク。
ずっとまじめに生きてきて、張り詰めた生活をしていた中。
乱れる姿は極上でした(*´Д`)。*°
まとめ方がスキ。なんだかホッコリかわいいのだもの。
■夜の香り
家庭があって、でも本来の性はかえられず。
一緒に音楽の道を目指したものの安定を選んでしまう。
その後、二人が再会するのは・・・!?
可もなく不可もなく。
ただ、攻は黒髪より金髪のほうが似合うと思われw
■Intervew wihi
名前も経歴もわからない無名の俳優。
いつも脇役に徹している男。ひと目画面上でみた瞬間から、その男ばかりを捜すようになってしまっていた。
そして月日はながれ、その男とコンタクトを取ることに成功するのだが・・・!?
結局、正体がわからずじまいではあったんですが、画面上の主役へと出ない理由。
唯一の存在を求める理由。
長き時の中で変わらない姿。
それからもう10年先が見られたら面白いのかもしれません。
なんとも不思議なお話。

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とても色っぽい先輩

メインで入っているのはジャーナリストの先輩と後輩のお話です。
健気な後輩が攻めで、美人ツンデレ(?)な年上受けです。この先輩が本当に色っぽい。女性的というわけではなく、男性なんだけど、誰もがぐらっと来ちゃいそうな色っぽさでした。

ストーリーはクールな先輩の方がわんこ系の後輩に必死になっている様がよかったかも。
年下攻め、美人歳上受けが好きな方にはオススメだと思います。

短編集ですが、全体的にちょっと暗めかもしれません。
ダークというほどではないですが、ちょっとアングラ系のお話もありますのでご注意を。
すずはらさんの短編集は他にも読んだことがあるのですが、同じく暗めの話が多めだった気がしますので、こういうのがお得意な作家さんなのだ思います。

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