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面白い!
続編がBLとして発売されているが、こちらも読んだほうがいいと聞き、まずはこちらから読了。
青年マンガの癖のある絵柄ですが、色気もあって、これがまたクセになる。
特殊能力により血みどろなシーンも多いけど、バディになる2人の派手じゃないけど静かなやり取りが心に染みました。
クールで感情が分からないという黒岩さんだけど、職務上のやりとりのようで常に優しく気遣ってくれているのが好印象。特殊能力がある受けの複雑な生い立ちや過去も垣間見えて孤独や居場所を求める気持ちも絶妙に感じることができました。
もしキラキラBLに飽きたって人がいたらおすすめしたい。
しかも、この2人がBL的関係に進むと思うとなおよい。大変良きです。
『スティグマタ -愛痕-』がすごく良かったので、前作にあたるこちらも購入しました。こちらは一般誌での連載ということで、ブロマンスにとどまる非BL作品となっておりますが、漂う雰囲気は耽美なBLでした。
一般向けのあらすじとしては、いわゆる心霊捜査をテーマにした刑事物です。朝子巡査は死者の最期を身体に再現する『体質』を持ち、それをヒントに事件解決へと導いていきます。オムニバス形式で五つの事件が収録されています。
朝子くんがスティグマを発動するシーンはかなり強烈なのですが、ハードな絵柄がマッチしていて画面に引き込まれます。死者の悲しみ、苦しみさえも再現してしまう朝子くんは、自分自身の所在さえも曖昧になることがあり、行き過ぎることのないよう上司である黒岩さんが監査役としてそばにいます。
死者の心情や記憶だけでなく、スティグマの発動条件、消失条件などから犯人や殺害場所、死体を捜査していくのですが、人の心の闇や悲しみの描写がストーリーに深みを持たせ、読みごたえのある作品となっています。
続編では簡略化されていたスティグマの詳細がわかり、二人の関係が徐々に近づいていくのを感じられました。他レビューにもあるように、ここまできたらBLとして完結を見たい気持ちがよくわかります。数年越しではありますが、そんな読者の願いも叶えられた続編もとても素晴らしかったので、こちらと合わせてぜひ読んでみてほしいです。
愛痕→聖痕捜査の順で読んでしまいましたが、断然「聖痕捜査」を先に読むことをおすすめします。「愛痕」だけだと2人の関係性の深まりが唐突に感じてしまいますが、「聖痕捜査」の下地ありきだと彼らの信頼感の高まりにより納得できます。
秀武先生の絵柄と血しぶきの派手さで目を引くものの、犯人逮捕の流れが全部面白い!ってわけではないのが少し残念。南くんの派手さに比べて犯人特定から自白の流れが地味な話もチラホラ。
黒岩さんが自分を冷たいと評するけど、冷たいとも少し違う気がする。熱い男だよ。
作家インタビューでスティグマタ-愛痕-の記事を読んで、驚きました。
続編が読めるという事は震えるほど嬉しかったのですが、まさかまさかBL版で帰ってきてくれるなんて思ってもいなかった。
慌てて続編を注文し、スティグマタ-聖痕捜査-を読み返しました。
刑事もの、黒岩さんと朝子くんのバディものなのですが、朝子くんの「スティグマ」という異能があってこそのストーリー。
この異能がおもしろい。
死者の残留思念に同化し、自身の体を使って事件を再現するのです。ですので、刺殺体が発見された現場に朝子くんが行けば、朝子くんの体からは血飛沫が…という具合です。
いたるところから、たびたび血が飛び散りますので、苦手な方はご注意を。
物語の中では、黒岩さんと朝子くんの関係性を説明するわけでもなく、ましてや、突き詰めるわけでもない。親密ではないがただの上司と部下とも言いがたい関係。
事件捜査のストーリーを楽しむと同時に、関係性の不明瞭さもドキドキさせてくれるものがあり、とても印象に残っている作品でした。
基本的に1話1事件。5、6話のみ2話を使って1事件。複雑な事件は無いものの、どの事件をとってもお粗末な話は無い。偉そうな言い方をしますが、素晴らしい出来だと思います。
また、特徴的な美しい絵柄やシンプルなコマ割りには一見懐かしさを感じるのですが、時代遅れという意味では無いです。新しくすら感じる不思議。
背景も必要最低限といった感じなのに、場所の把握は容易。凄いです。
スティグマという能力設定に、キャラクター、加えてストーリー。どれをとっても面白い。
大満足。
「スティグマタ‐愛痕‐ 上下」巻を読んで、こちらが気になったので購入しました。
BLではないけれど黒岩と朝子の間に漂う空気感が何とも言えず萌えます。
こちらの作品を先に読んだ方が、より「スティグマタ‐愛痕‐」の理解が深まるし面白くなると思います。
残念ながらこちらの作品は一冊で止まってるんです。テンポの良い独創性溢れる展開がとても癖になります。
「スティグマタ‐愛痕‐」の方はじっくりと1つの事件を通して黒岩と朝子の恋愛にまで発展させていました。
ただ恋愛要素の無いこちらの作品も捨てがたいのです。
