SS付き電子限定版
ウノハナ先生の絵柄が大好きです。
こちらKindleアンリミで偶然見つけた、8年前の作品。
トラウマ持ち、叶わぬ親友への恋心を抱えた受けの救済物語、
すごくすごく良かったです…
過去のトラウマにより、縛られないとセックスでイケないカメラマン志望の大学生・宗平(受け)。
親友への切ない恋心を断ち切るために訪れたフランスで交通事故に遭い、
そこで出会ったハーフでグイグイくるイケメン・ルカス(攻め)に誘われるまま、
一夜を明かし…
一夜限りの関係かと思いきや、
なんと帰国してから彼が同じ大学に通う大学生だと分かってー
と続く、体先行のラブストーリー。
もーーーとにかくルカス!!グイグイ来てくれてありがとう!
って思う。
愛を与えて与えて与えて、甘やかして…からの、
突然の距離の置き方。
くうっ…!そこで!?とは思うものの
絶妙すぎて腹も立たない…
受けと一緒に翻弄されました。
チャラチャラ近寄ってきたなあと思いきや、
言葉で態度で表情で愛と独占欲を見せてくるの、たまりません。。
宗平が恋した親友の、複雑な胸の内、
揺れ動く心の描き方も素晴らしかった。
宗平が自分を見つめる切ない目、想いに気付いていながらも
彼が一歩を踏み出せないようにして…
でも、ルカスによって変わっていく彼を見て
手放したくない、と思う。
もう、めちゃくちゃ自分勝手なんだけれど
どこか共感してしまう…
彼の気持ちはその後、消化されたのかなあ。
気になります。
終盤の”縛り”なしでの2人のセックスがまた最高でした。
石みたいーと言われた過去から、
セックス中どこに手を置いたらいいのか、
声を出したら変だと思われないか、
足はー!?と軽くパニックになる宗平の手を握り、
優しく導くルカス。
宗平が縛られていた色々な思い、トラウマが昇華されてゆく
美しいシーンでした。
アンリミで見つけていなかったら
多分出会えなかったかな?と思う作品。
拝読できて幸せでした✨
★修正: tnトーン+ホタル(久々に見た気が…!)
Kindle
Kindle unlimited にて。ウノハナさんで緊縛テーマ(しかも真面目そうな受)って想像つかないで読みました。
宗介が元々どうして感情を出すのがそこまで難しいのか、家庭環境までは深く描かれませんが、身体の関係を持った相手に酷い言葉をかけられ、それがトラウマになって自分を縛ってしまうのが痛々しい。この言葉、かーなーりキツイと思いました。
そんな受を初めから受け入れ優しい言葉をかけ触れるルカスに癒されました。彼も縛り方を覚えたり、どうすればもっと彼が踏み込んでくれるか考えて、言葉で行動で好意を伝えていく、モテ男だけど実直さが好感しかないです。
正直1巻完結ではなくもっとじっくり心理も関係性も環境も書いて欲しかったです。そのくらいこの距離や関係が魅力的でした。間男?の関係持つ勇気はないけどキープしときたい…みたいなズルさも、人間らしくて魅力的でした。
この作品でとても好きだったのが、性格の違う二人がひょんなことから出会い触発されて、相手のことを考えて自分とは違う見え方を想像し世界が広がっていくこと。素敵だなと思います。
そして最後には不器用ながらも宗介が気持ちを伝え、縛りがなくルカスの腕に掴まりながらHするの良かったーいくらでも読みたかった笑
親友への恋心を断ち切るためにフランスへ旅行した宗平。過去のトラウマから縛られないとイケない性癖があるのだけど、旅先で出会った美貌の青年ルカスと一夜を共にする事に。帰国後に行った大学でそのルカスとまさかの再会を果たして…!
派手な見た目と軽薄な態度とは裏腹に、優しく宗平をいたわってくれるルカス。緊縛しての2人の行為は続くけど、気持ちはなかなか繋がらない。でもやがて親友への想いも消化し、宗平を縛っていた鎖から解き放たれる事が出来たのもルカスの存在があったからで。心を拘束し合える相手に出会えて良かった!
ウノハナさんは作家買いしております。
こちらはしばらく寝かせていましたが、今週はキャラコミックスを読みあさる週(なんだそれ)で手に取りました。
タイトルから、どういうお話かな?と思いましたが、官能を思い出す、というニュアンスでしょうかね。
異国の地でばったりと出会ったイケメンとアバンチュール、しかし帰国してみると何と同じ大学の同級生で。。という実際にはなさそうな設定。でもそこがリマインダーなのかな?
メーキャップアーティストとして修行中のルカス。イケメン高身長優しいとないものはないというぐらいの攻めさま。
一方の宗平は、写真課をめざす寡黙な青年。
ウノハナさんの漫画は、お仕事設定が非常にしっかりしていてすごく好みですね。今回は学生さんのためまだまだ修行中という感じですが、目標に向けてそれぞれが自分のやり方で努力をしている、という姿が素晴らしいです。
さて、宗平は同じ写真部の同級生に恋をしているのですが、クローゼットゲイのため煩悶する日々。でもそんな宗平を優しくルカスが包んでくれる。
おとなしそうに見えてすごく宗平がHなのと、緊縛がテーマなので確かにタイトルに恥じず官能的。
ルカスが大切にするのも分かる気がする。
イケメンが説得力を持ってイケメンな絵力もよいです :-)
フランスの田舎で出会った相手が日本で同じ大学に通っていたって、都合良すぎて笑ってしまったんですが、ここで引っかかってはお話が始まらないので流すしかないですがw
性癖から性格から全てを知った上で受け入れてくれて満足させてくれて、愛してくれるってこれ以上のことはないですよね。あんなイケメンに。
イケメンだからこそ劣等感を持つのはわかるけど、それでも愛される喜びの方が勝つわけで。
縛られてないとイケなかった宗平が、呪縛から解放されてよかったよかった。
彰大は何かを企んで邪魔してくるのかと思ったら、ぷすぷす自己完結したんですかね。
ま、ルカスの啖呵が効いたんでしょうけど。
しかし、非の打ち所がないルカスにあんなに愛されて宗平よかったね、というのが感想です(お粗末なことしか言えずすみません)