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表題作官能リマインダー

町田ルカス,ハーフ,メイクアップアーティスト志望
橘 宗平,カメラマン志望の大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編

あらすじ

過去のトラウマから、縛られないとイけない性癖を持つ宗平。親友への恋心を断ち切るために訪れたフランスで、美貌の男と一夜を共にする。
ところがなんとその男・ルカスと、大学の同級生としてまさかの再会!?派手な見た目や軽薄そうな口ぶりとは裏腹に、望み通り縛って抱いてくれるその手は優しい――
ルカスとの身体の関係から抜け出せずにいたある日、腕に残る情事の痕を親友に見られてしまい…!?

作品情報

作品名
官能リマインダー
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199607301
4

(206)

(92)

萌々

(57)

(43)

中立

(12)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
829
評価数
206
平均
4 / 5
神率
44.7%

レビュー投稿数21

身長差

ウノハナさんは作家買いしております。
こちらはしばらく寝かせていましたが、今週はキャラコミックスを読みあさる週(なんだそれ)で手に取りました。

タイトルから、どういうお話かな?と思いましたが、官能を思い出す、というニュアンスでしょうかね。
異国の地でばったりと出会ったイケメンとアバンチュール、しかし帰国してみると何と同じ大学の同級生で。。という実際にはなさそうな設定。でもそこがリマインダーなのかな?

メーキャップアーティストとして修行中のルカス。イケメン高身長優しいとないものはないというぐらいの攻めさま。
一方の宗平は、写真課をめざす寡黙な青年。
ウノハナさんの漫画は、お仕事設定が非常にしっかりしていてすごく好みですね。今回は学生さんのためまだまだ修行中という感じですが、目標に向けてそれぞれが自分のやり方で努力をしている、という姿が素晴らしいです。

さて、宗平は同じ写真部の同級生に恋をしているのですが、クローゼットゲイのため煩悶する日々。でもそんな宗平を優しくルカスが包んでくれる。
おとなしそうに見えてすごく宗平がHなのと、緊縛がテーマなので確かにタイトルに恥じず官能的。
ルカスが大切にするのも分かる気がする。

イケメンが説得力を持ってイケメンな絵力もよいです :-)

0

ルカス完璧な男では

フランスの田舎で出会った相手が日本で同じ大学に通っていたって、都合良すぎて笑ってしまったんですが、ここで引っかかってはお話が始まらないので流すしかないですがw

性癖から性格から全てを知った上で受け入れてくれて満足させてくれて、愛してくれるってこれ以上のことはないですよね。あんなイケメンに。
イケメンだからこそ劣等感を持つのはわかるけど、それでも愛される喜びの方が勝つわけで。

縛られてないとイケなかった宗平が、呪縛から解放されてよかったよかった。

彰大は何かを企んで邪魔してくるのかと思ったら、ぷすぷす自己完結したんですかね。
ま、ルカスの啖呵が効いたんでしょうけど。

しかし、非の打ち所がないルカスにあんなに愛されて宗平よかったね、というのが感想です(お粗末なことしか言えずすみません)

0

溺愛攻めにクール受け!キュンとします!!

密かに恋していた親友に彼女ができてしまい、失恋した宗介が傷心1人旅先のフランスで出会ったイケメンハーフのルカス。一夜限りの思い出のつもりだったのですが、なんとルカスは同じ大学の生徒で!?というお話でした。

攻めも受けもキャラが良くて面白かったです。
ルカスの溺愛に、クールな宗介が段々陥落していく様子が可愛くてキュンキュンしました。当て馬くんに対してルカスの愛情が強すぎて勝負にならなかった。

溺愛攻め良いですね。何度読んでもドキドキします。

0

思ったより重めでした

合う合わないでいうなら、この作品は自分には合いませんでした。

受け様がネガで常に↓↓↓みたいな方で。事情は理解できるし、親友に恋して〜云々は切ない気持ちでいっぱいになると思いますが!それにしても終始低空飛行です。
反面、攻め様は良かった!太陽みたいなイケメンで、ずっと救われてました。
ワンコ攻め感はとても良かったです。攻め様のキャラのおかげで最後まで読ませてくれました。台詞も甘くて良き!

親友のクソっぷりが鼻につきましたが、まぁ解決したから良いとして!
あんまりにも受けが臆病すぎて、もうマジでズルいなーってすら思えてきて、読んでいてい"〜〜!!ってしてきたので、程々がいいなと思っていました。

縛るプレイについても、光属性の攻め様の特殊プレイはあまり自分には合わないなぁと改めて自身の地雷を知りました。
この趣味嗜好の理由が理由だけに、この緊縛がなくなった時、二人は心から結ばれるんだという目安にはなるんですけどね(-_-;)それはわかってはいるんですが、
もう独特の距離感を多々感じてました。
ラストまでその距離感はあまり変わりませんでした。
作者様の狙いがそこならばお見事です。

もっと心強く惹かれ合う二人の描写とか、過去をふっ飛ばすくらいの激情が見たかったためこの評価になりました。

1

もう少し描いて欲しかった

今更ですが、やっと読みました^^;
すっごく面白いのですが、最後の方駆け足すぎませんか?
まだ続きそうな感じで終わってしまったので、少しだけ物足りなく感じてしまいました。

トラウマを抱え、縛られないとセックス出来ない宗平が出会ったのは、美しくも優しいルカス。
この二人の交流を通し、ルカスが宗平の心を開いていく……縛られた心を解放していく様を丁寧に描いています。
ルカスが、そのままの宗平でいいのだということを誠実に伝えていくところがとても良かったと思う。

過去の男に〝石〟扱いされた宗平は、きっと好きな人に大切に抱きしめられたかったんだと思います。
だって、縛られたいって、そういうことでしょ?
縄で抱きしめられると感じるのが、本当のSMじゃないかと思うんです。
縛られなくても離さないでいてくれるルカスに惹かれていくのは、当然ですよね。

そして、彰大も宗平のことが好きだったんだろうね。
でも、男を好きな自分を承認出来なかったんだと思う。
間違った縛り方をすれば、そりゃ逃げられるよ。
この二人の本音のぶつかり合いがもっと見たかったなぁ……

2

素敵

めちゃめちゃ好きなお話
とにかく攻めがカッコイイ
ワンコというより、ライオンみたいな感じ
本当に素敵

受けも男前で繊細で優しくて、意地っ張りで健気でとにかく可愛い

ドラマチックな出会いから、日常に溶け込んでいくまで、いろんな感情や気持ちを昇華させていく過程が秀逸です

縛ること、お化粧すること、写真を撮ることいろいろな意味があるんだろうなと思い巡らせて読みました

本当に素敵な二人で
幸多き未来を期待してしまいます
才能溢れる二人だからこその世界がまた広がってるんだと思います

1

ゆっくりと…

初読み先生でした!展開がゆっくりじわじわでとっても良かった~。
キャラの目が色っぽいですね。

受けが過去にトラウマを持っていて自己否定がすごいけど、それを包みこむ攻めがかっこよかったです。結構なスパダリ様でした。余裕と見せかけ独占欲もあり、受けが好きだった友達に少し妬いちゃう姿も見れて良かった…!
そしてその友達にも独占欲があって。攻めに言われて気づくんだけど時すでに遅しで…。好きだったんだろうなあ。ちょっぴり切ないです。

えっちシーンは序盤からアブノーマルです。受けのトラウマが関係しているのですが縛りながらの行為には萌えました。
hontoの電子書籍で購入したのですが、修正は白抜きでは無く、白いホワホワで甘めだったので大満足です!

2

宗平の気持ちめっちゃわかる!!

ウノハナ先生は感情表現が上手い!
本当に上手で毎度のことながら登場人物に感情移入しすぎちゃいます。

好きすぎてどうして良いかわからないって気持ち、恋したことある人なら誰でもわかるんじゃないかな。
ただ宗平はそれがちょっと重くて、臆病で、好きになった人がそれについていけなかっただけ。
でもルカスと会って、怖がりながらも前に進んでいく姿はとっても可愛かった!

ルカスは良いやつだね、ほんと。
持ち前の明るさで宗平をぐいぐい引っ張っていくのとっても良かった!

きっとずっと想いあって幸せに暮らしていくんだろうなと思わせてくれる2人でした。

4

面白い三角関係

宗平の友人で、宗平が片思いしていた相手である彰大の物語への関わり方が好きでした。ラスト、あれ以上踏み込んで、いかにも当て馬にならなかったのが良かった。そうしたら普通の作品になってしまった気がする。

ウノハナ先生の作品は、あともう一歩ハマりきらないのが多くて、こちらもホントあとほんの少し何かが足りなかった。いつも盛り上がりきらない。
ルカスが宗平に化粧してのプレイなんて好みど真ん中なのですが、徐々に気持ちが落ち着いていっちゃうのはやっぱ絵が好みでないとか、根本のとこなんだろうな〜

1

先生買い

ウノハナ先生の初chara作品!2019年charaバースデーフェア対象作品だったので購入。良かったなああああと強く思うのですが、めっちゃ「おお!」と思う箇所は見当たらないなあと思ったので萌にしました。Chara Selectionに掲載されたもの6話分+描きおろし11P+あとがき1P(カバー下なし)。

フランスの片田舎で事故に遭った時に出会ったフランス人イケメン。こてこての日本語話すなあと思っていたら、フランス人母の里帰りに付き合っていた日本在住、しかもおんなじ大学に通うメイクアップアーティストの卵で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの片想い相手(悪い奴ではないが)、ショコ(攻めの飼い犬♡)、攻め母ぐらいかな。母、良い方です。描きおろし部分ではショコ頑張ってます♡

**好きだったところ

好きだった人とのトラウマから、縛っていないとイケないという宗平。彼が解き放たれるところや、ムシなどしか撮っていなかったのにルカスを撮ってみようと最後に行動するところが、あああああー良かったなああと解放感満点でした。
ルカスは本当に辛抱強く宗平の事を待っているなあと思っていたのですが、描きおろし部分で、自分が囚われているんだと気づいていて、ああなるほど!とすっごく納得!ウノハナ先生のこういうところがすごく好きだなあと思いました!そして、そのままいつまでも囚われていろ、このスパダリ野郎!とも思いました(全面的に受け味方。笑)

ウノハナ先生、安心して読めるから好きー。

1

スパダリすぎる!

ルカスカッコ良すぎ!!

あらすじは、上記を読んでください。
ただ人付き合いが苦手な宗平かと思ったら、過去が原因。あんな事を言われたら、そりゃあ不安にもなるわ。
痛い事がしたくて縛られたいのではなく、縛られなければいけない理由が悲しい。

ルカスは、誰からも好かれ常に注目される存在。でも実は宗平一筋。宗平を(ある意味)束縛していた彰大の考えをお見通しで、ズバッと言っちゃうところとか「なんだ!このイケメン!顔だけじゃないじゃないか!」と、惚れました。
宗平が、初めて縛られずにエッチするシーンで、手や脚の置き場に不安がった時の、ルカスがまたかっこいい!将来についても宗平に負けないように、実は必死なところとかも、好感度アップ。

内容は、トラウマとかがあり暗めな感じもあるのですが、そこはしっかり払拭されるし、宗平の片思い相手の彰大との関係も、それぞれが前向きになる感じで、爽やかな読み終わりでした。

7

ありのままの自分を受け入れる事は、とっても怖いということ。

タイトルどおりの「官能」的な時間。
宗平は縛られることで、それを呼び起こす。縛られることでしか、感じることも出来ない。
それはとても色っぽくそそるけれども、同時に痛々しい儚さを伴っていて。そこに立っているだけで、艶な色気を振りまいている。その色気に気付いたのは、ハーフのイケメン、ルカスだけでは無かった…。

宗平が、口に出すこともせずに勝手な想いを抱き、自身の性癖(ゲイであること)に苦しんでいた頃、その片恋の相手、彰大もまた自分に芽生えたかもしれない性癖を認めたく無くて、女の子と付き合っている。自分に向けられていた宗平の好意が、徐々にルカスに向いている事が耐えられないのだ。読み手側にはそんなデリケートな側面も詳らかに語られているが、それは全て宗平の知るところでは無く。ルカスと彰大の間で、男と男の間で決着めいたものを交わす。というのが、本当にニクいです‼︎ルカスの言う、『生きたまま、ピンで蝶を留める趣味』というのは、彰大の事だったのですね。
持て余していた長い手足の拘束を解いて、ルカスにしがみつく事を覚えた宗平のセックスは、感動的でもありました。
一見、見過ごしてしまいそうな小さな虫や葉の模様を美しい被写体に変えてしまう、宗平のセンスも素敵。いつか、ルカスが一人前のヘアメイクアーティストになれた頃、「写真を撮ってよ。」と、ねだられるのですが、宗平がもう美しいルカスを被写体にしたいな、と心の中で思っているというラストも素敵でした。願わくば、数年後の二人を見届けたかった。

描き下ろし番外編は、プルプル震えるビビリー犬のミニチュア・ダックス、ショコが とっても宗平に懐いていて微笑ましいのと。ショコが寝てる間に、エッチをする二人。晴れて恋人になった二人は、今はプレイとして緊縛を楽しんでいる。後ろ手に縛られた宗平の背中にキスをするルカスがいい♡
とってもエッチです。ウノハナ先生の描く男性は 細身だけど、しっかりした骨格が綺麗で。男の子って感じがして。とても好きです。

0

ルカスの包容力!

今までのウノハナさんで一番絵がキレイだなあと思いました。

不器用で臆病でトラウマ持ちの受け宗平と、宗平からの想いに気がついていて知らないふりして縛り続ける親友と、みんなわかってる鋭さと大きな愛情で包んでくれるルカス。

ルカスが暴いた親友の本音は残酷でしたね。親友は何かを自覚したようだったのでまた宗平に何かしてくるかと思ったけどいい人のまま終わります。ほっとしました。

ルカスが良かった!要求通り縛ってあげてとことん付き合ってくれて、でももうそんな関係じゃいられないって本気で宗平を愛してくれて。恋の一歩を踏み出させてくれた感じ。宗平のトラウマも親友のこだわりも溶かしてくれて。
宗平はキレイでルカスは美しいですね。宗平がルカスが女性にモテモテなのを嫉妬してる所とかもうルカスを本当に好きになれたんだなあと思いました。
ずっと早くルカスを好きになればいいのに!と読んでました。

8

縛りを強要する受け・・・

今回はどんな作品なんだろうと思い読み進めました。

うん、
エロが多い。(大好物です)
特殊性癖(緊縛プレイ)好きの方は読んでみてはいかがでしょうか?

ですが話のストーリーは少し自分にはあんまりだったかなと。
話の起承転結の承と転がよく響いていなくてズルズル引きずった感じで終わってしまったのがもったいないかなと。

でも、作画はずば抜けているので読んでいくのは苦ではなかったしエロが多いい分エロ好きの方には読みやすいと思います。

3

絶対好きなやつ!って思ったんだけどな…

あれ?おかしいな…
さらさら〜と読み終えてしまいました。

キャラ達がすごく色っぽくてお話もドラマティックな感じで始まるので、読み始めはイイッ!って思いながら読み進めたのですけど、読み終わってみるとストーリーそのものはあんまり読み応えがなかったなぁと感じてしまいました。
エロが多過ぎるのかな?中盤でちょっと食傷気味に…
彰大(宗平の片思いの相手)の存在が途中からブレ出しているように見えるのもモヤモヤしました。

あと個人的にちょっと嫌だなぁと感じてしまったこと。
ルカス(攻)が宗平(受)に女性的なメイクを施してそのまま行為に突入するシーンがあるのですが、意味付けが何だか宙ぶらりんだし(ぶっちゃけ作家さんが描きたかっただけなのかなって私は思ってしまった)、絵的にもなんだか宗平に「オンナ」を求めてるようなセックスシーンの描かれ方になっていて、これを“エロティック”と受け取ってポジティブに楽しむことは私には無理でした…。

「石橋防衛隊(個人)」と立て続けに読んであちらがかなり面白かったので、余計にこちらが物足りなく感じてしまったかも。
今回はごめんなさい、好きなお話ではなかったです。

【電子】ひかりTVブック版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし、電子限定特典(4p)付き

3

スパダリと意地っ張りの駆け引きがイイ、いい、すごく良い!

もう良すぎて「イイ」って言葉しか出てこないです。
雑誌で何話か読んだことがあるのでストーリーは知ってましたが、一冊通しで読むと、気持ちを見透かしてる大人な言葉の数々にグッサグサと萌え心を貫かれます!
それと絵もすっごく、すっごく、すっごく良かった!

日仏ハーフで大学生兼ヘアメイクアーティストのルカスと、意地っ張り大学生カメラマンの宗平。
宗平が失恋旅行でフランスに行った時に、事故に遭って、たまたま助けてくれたのがルカス。そして「男にキスされて平気な人でしょ?」と見抜いてるルカスにキスをされ、災難続きの宗平は一つくらい良い思い出が欲しくて、一夜限りだから「縛って欲しい」とオネダリして…
それが日本で、しかも同じ大学で再会!カラダの関係もズルズルとってお話です。

宗平は、高校の時に付き合っていた大学生に自分をさらけ出すことができなくて「石を抱いてるみたいでつまらない」と振られてしまう。その後に付き合った男との縛りプレイで目覚めたものの、「痛いのがイイ」じゃなくて、「縛られると(エッチの時の)手と足の置き場に困らなくていいから」って…
頭ガッチガチな意地っ張り!

スパダリ風なルカスに愛され甘やかされ、ガチガチな宗平の心もだんだん溶かされていく。その溶かしていくルカスの言葉の数々がもう!経験豊富でいろいろ見抜いてるから痛いトコも突いてくるんだけど、ちゃんと逃げ道を用意してある優しく甘い追い詰め方で…
スパダリと意地っ張りの大人な駆け引きがたまりません♪

『気まぐれなジャガー』で紙から聞こえてくるはずの無いギターの音を感じさせるウノハナ先生の絵に感激しました。
今回はルカスの碧の瞳!マンガはモノクロだから色なんて見えないのに、でも色が感じられるんです。それが綺麗すぎて見惚れました。
聞こえないはずの音や見えないはずの色を感じさせるウノハナ先生の画力に震えます。

そして、ルカスに気持ちを打ち明ける宗平の言葉、意地っ張りが精一杯の気持ちをそのまま伝えているのも、言葉のセレクトも良すぎて、読んでて自然と涙がこぼれました。
エッチシーンも官能的でとても良いです。ルカスが縛ってくれなかった時の宗平はエロいしかわいいし良いもの見せてもらいました~♪

あと、宗平が片思いしてたノンケ友達・彰大の存在が三角関係的な良いスパイスになっています。彰大の優越感に浸った独占欲も人間らしいエゴで良かったです。
ルカスのお母さんも良い味出してるし、脇役の使い方までうまくて、なにからなにまでパーフェクトでした!

本編は宗平目線、描き下ろし番外編はルカス目線で縛りエッチが復活してます。
感じてる宗平をルカス目線で見るのも良いですね~。

電子購入。修正は甘めです。charaにはこのまま頑張ってもらいたい!
電子限定特典はマンガ4ページ。
帰ってくる宗平を家の前で待ってるルカス、ルカスは顔色の悪い宗平を心配して、宗平は事故で壊れたカメラを買い直したと話す。二人の何気ない日常なんですが、すごく自然で、駆け引きが濃かった本編の後で読むと癒されます。
宗平のとっておきのデレに気付いてないルカスの気の抜けっぷり…
宗平の気持ちを掴むまでは神経研ぎ澄ましていたのが、気持ちが通じてリラックスできてる証拠かな?宗平のデレはもちろんかわいいです。

16

崩れた化粧ってなんかエロいね

とにかく攻めがカッコいい!!
フランス系のハーフとのことですがスラリと長い足にピーコートに胸元はVで鎖骨チラ見せの着こなしがめちゃくちゃタイプです。男の子のスリッポンもあんまり好きじゃないけど、このスタイルならアリですね!

受けの子は黒髪にほくろが印象的で、大人しめな性格なのに縛られないとエッチができないというギャップ。最終的にルカスと心が通じあって、エッチをしたときに背中に手を回せるようになったときは最高でしたね。

ルカスが乗っかっているときの上からの図で、ルカスの腰の三角の窪みがセクシーでした。

5

縛り縛られ

『縛る』がテーマな今作、全体的に非常に色っぽいです。
エロたっぷりながら、縛るというのが単に手足の拘束だけでない深いものがありました。

受けの宗平は片想いしてた彰大への想いをこじらせてて、それでいて攻め・ルカスと身体の関係を続けている。
手足の行き場が分からないため手足を拘束して貰ってのHをするんですが、そんな不安定な感じが宗平の魅力なのかなと思いました。

ルカスはハーフでイケメンでチャラく見えるけど、宗平を愛しく思ってます。
そんな彼が宗平の縛られた心も解いていくんですが、見放すようで見放さず決して無理はさせないというね。
ルカス素敵すぎじゃないか…(*´Д`*)

彰大の心情も複雑なものでした。
誰がなにを縛っているのか、ルカスの洞察力に唸ります。
その後の彰宏がどこかで読めたらいいな。

縛ってのHも良かったんですが、縛らず体にしがみついてのHに萌えました。
書き下ろしはまた縛ってるんだけど、今までと違う意味合いの縛りのためこれまた滾る…(〃ω〃)

ページ数も比較的多く、読み応えある一冊でした。

7

縛るってステキ。

緊縛物好きの私としてはカバーを読んだだけで興奮してしまい、さらに帯の煽り文句で大興奮!大好きなウノハナさんで緊縛物が読めるなんて嬉しい〰️!それも攻めの希望ではなくて、受けのおねだりときたらもうたまりません!縛りと言っても芸術的なものではなく、手足拘束のあたりが私にはちょうど良くてますます萌えました〰️。

普段は目立たない地味な宗平が、エッチの時に石のように全く反応できない自己防衛とはいえ、自らを縛ってとお願いするシーンはメチャクチャエロくて悶絶…。
大人しそうな宗平が終始エロに関しては貪欲で、1人エチにあれこれお道具使ったり、奥まで入れてとおねだりしたりと、このギャプに参りました。あぁ〰️好きだ、こういう隠れ淫乱な受け。

一方のルカスは一見チャラいようで、愛情深いし、優しいし、外見も、血筋も何もかも揃ってるスパダリ君。
そんなモテモテの彼でも、殻を作ってなかなか心の中は見せてくれないのに、身体をだけはエロに正直な宗平にはどんどんのめり込んじゃうの、わかるなぁ~うんうん。
ただ私としてはウノハナさんの描く骨太の男子が大好きなので、中性的なハンサムくんより、もっと男くさい方がよかったなぁ~。美容関係者でハーフだから王子様になっちゃったのかとは思いますが、ちょっと残念でした。

縛られているのは身体なのか心なのか。
縛っているのは宗平の過去の辛い経験なのか、口に出せずに苦しんだ彰大への想いなのか、それともルカスと離れたくないという気持ちなのか。
そもそも縛り付けているのは宗平なのか、ルカスなのか。縛られることの安心感と、縛られないことの不安と自由。

縛るということについて色々な方向から楽しめた縛り好きにはたまらない一冊でした。しかしそんな私でも、縛られた両手より〈ぎゅっ〉としがみつくように抱きしめた両手に一番きゅん…ときちゃったんですけど(笑)

5

あれ、ハマれない。。

大好きなウノハナ先生の作品なのに、今回は全くハマれませんでした。。
表紙なんて超セクシーだし期待満々だったのですが、ウジウジした受けがどうにも好きになれませんでした。。
お化粧シーンもエロさよりなんだか気持ち悪く見えてしまいました。。
スパダリで包容力もあって完璧な攻めがなぜこんな可愛げのない受けを好きなのか最初から最後まで腹落ちせず、更に普段は大好きな間男のヤキモチシーンも、うーんなんだか白々しい。。
ウノハナ先生が大好きだからこそ期待値が高すぎたのかもしれません。。
絵柄、特に攻めの顔とか大好きなのですが、辛口評価でごめんなさい。。

6

リマインダーセックス

ウノハナさん、今回もカッコいい表紙ですね〜!
個人的に気まジャガとネオパラが大大大好きだったんですけど、
新刊の表紙もお気に入りTOPに躍り出ました+゚。*(*´∀`*)*。゚+

攻めの覆いかぶさる角度と2人の表情。
赤い紐が手と手を縫い付けるようになっていて。
はぁぁ(∩´///`∩)凄いなー…。。。

表紙からどんなお話なのか想像出来なかったんですが、
タイトルに「官能」がつくだけあってエロティック!
1話1エロでエッチなシーンは多めです。

しかし、性欲に突っ走ったドエロとはまた違い、
【リマインダー=思い出させるもの】という意味も込められたセックスになってます。
石のように固まってしまった手足や心寂しさが切なく感じる色っぽさがありました。


CPは『ハーフの美形攻め×トラウマ持ちの受け』

海外旅行先でトラブルにあった受けを助けてくれた攻め。受けは、傷心旅行・重なる不運でヤケになる気持ちもあり、性癖をオープンにして一夜を過ごします。
しかし帰国後、攻めと大学の同級生として再会。
「縛られないとイケない」という性癖を持つ受けに興味を持った攻めはベッドの誘いをかけ、受けも断ることなく何度も共にしー。

甘さもあるセフレ関係の中に受けの片思い相手だった親友が絡んで展開していきます。


攻めはヘアメイクアーティスト志望のイケメン。
手つきや言葉使いが優しく、ちょっぴりキザを感じさせて外国人っぽいです。
いつもニコニコしてて王子様風なキャラはウノハナ作品では新鮮味がありました。
感情表現が下手な受けを大切に見守る一方で、激しく突き上げるギャップが良き(∩´///`∩)

受けはカメラマン志望で人付き合いが苦手なコミュ障。
過去のトラウマから縛られないとイケない性癖を持ち、感情表現に苦手意識を持ってます。
性癖は単純に「その方が興奮する」とだけの意味ではなく。
「色々考えなくて済む」という後ろ向きな意味もあってエッチシーンでも切なさを感じました。

体を重ね、攻めと心が通じ合い、重い枷が外れて。
ようやく縛らずイケた時がグッときました!(∩´///`∩)
ぎゅーって抱き合って心が満たされるセックス。
受けのトラウマが溶けた瞬間でもあり、すごく良かったです。

又、ヘアメイクアーティスト志望ということで、
受けをベッドに縛ったままメイクをするシーンが印象的。
男の体で真っ赤なルージュの倒錯感がエロティックでした。


…で!ですね。
徐々に気持ちを育んでた攻めと受けを、遠巻きに眺めながら好ましく思わない人物がー。

受けの元片思い相手の親友が横槍を入れてきて、攻めが対峙します。
親友の内面を暴いていく攻めがカッコ良かった〜〜!ヾ(*´∀`*)ノ

親友視点のスピンオフが読みたくなりました。
受けを自分の庇護下に置いて心を満たしてた一面があり。
でも、男同士の世界には1歩踏み出せず、受けの気持ちを見て見ないふりをしてて。
それを高らかと攻めに奪われて、愛情をかけられた受けは花開くかのような様で。
そりゃーもう苦々しさいっぱいでしょうw

攻めに暴かれた内面をどう処理したのか。
攻めと受けに日々恋人感が増してくのをどんな思いで見ているのか。
その寂しさを癒してくれる人は現れるのか。
etc. 親友スピンオフがすごく読みたい!!!

18

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