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表題作マイ・リトル・ヴァンパイア

ヨエル
孤児の吸血鬼
レイネ
ヨエルを引き取った保護者

同時収録作品マイ・リトル・ヴァンパイア

クートの兄
吸血鬼・男娼
レイネ
吸血鬼のヨエルを育てている

その他の収録作品

  • カバー下:漫画

あらすじ

吸血鬼と人間が共存する世界。
恋人を亡くしたレイネは孤児の吸血鬼・ヨエルを引き取り
穏やかな二人暮らしをはじめる。
しかし、孤独な夜には男娼に抱かれることをやめられずにいた。
そんなある日、レイネは男娼に襲われ怪我をしてしまう。
すぐに駆けつけるヨエルだが、レイネの傷口を見ると本能に逆うことができず
血を飲んで急成長し、青年の姿になってしまう――。

作品情報

作品名
マイ・リトル・ヴァンパイア
著者
まさき茉生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758077361
3.8

(168)

(53)

萌々

(61)

(36)

中立

(10)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
11
得点
627
評価数
168
平均
3.8 / 5
神率
31.5%

レビュー投稿数11

吸血鬼の成長ぶりに萌えます♡

人間と吸血鬼が『人口血液』の開発によって共存する世界観で描かれています。

恋人を亡くして傷心したレイネは孤児の吸血鬼ヨエルを引き取り「友」として共同生活を始めます。
子どもの姿のヨエル、とても可愛いです。吸血鬼がまだ世の中で虐げられている中で、レイネの優しさがヨエルを包みこんで、彼にとってレイネが世界の中心に感じたことでしょう。
この作品独特の設定かもしれませんが、人間の血液を舐めると吸血鬼は急成長する……とあり、ある事件がきっかけでヨエルは身体が成人と同じようになります。

小、中学生ぐらいへの途中成長時点でレイネに対するスパダリ具合は片鱗を見せていましたが、身体が成長しきってからのレイネに対する愛の伝え方は目を見張るものがあります。
それでいて子どもっぽさも共存しているので……最高ですね。
レイネの恋人に対するヨエルの嫉妬も可愛いです。そして切ないです。

紙、白塗りなのが本当に残念ですが身体の描き方が本当に綺麗で美しいです。

0

劇情無聊畫得也很無聊。。。整體是各種意義上的pale

0

美しい!エッチ!でも物足りない!

作者買いです。ヴァンパイア設定がそこまで好みでないから、というのもあるかもしれませんが、まさき先生の他の作品を読んでいるとちょっと物足りないかな?という感じがしてしまいました。もっとドロッとしていたり、エッチだったりしてもいいかも。

ヴァンパイア設定や、儚い感じの美人、二人だけの世界観、育ての子に抱かれる、的な展開が好きな方にオススメです。

舞台は、ヒトとヴァンパイアが共存している世界。ヴァンパイアは人工血液により、ヒトを襲いたい衝動を抑えて生きている。

恋人に先立たれた?レイネは、吸血鬼の子ども、ヨエルを引き取り、育てる。引き取った時は幼い子どもだったヨエルは、レイネの血液を飲むことによってものすごいスピードで成長していく。

夜遅く、ヨエルは男娼に抱かれるレイネを見る。その後もヨエルは男娼を買い続けるが、ある日、実は吸血鬼だったその男に襲われ、血を吸われそうになる。それを助け、震える手で救急車を読んだヨエルだったが、レイネの血を目の前に吸血を我慢できず…そこから、二人の関係が少しずつ変わっていく、、。最後はきちんと?ハピエンです。

0

丁寧に組み立てられたストーリー

吸血鬼、好きですか?
わたしも大好きです。

『優しいパンツ脱がせ方』で、作画にべた惚れしたまさきさん×吸血鬼。
絶対読みたい。読まなきゃいかん!と購入しました。
今回も良かった…。

人間が餌となるのではなく、吸血鬼と共存することを選んだ世界の話です。
恋人を亡くして孤独の中にいたレイネが、孤児院で出会った吸血鬼の少年・ヨエル。
彼を引き取って育てることに決めたものの、ヨエルとの生活でこころは満たされても、からだは満たされない。
その欲求を、男娼を買うことで満たしていたレイネだったが…。

切ないです。
恋人がいなくなった穴を、物理的に埋めていくだけのレイネの行為が痛々しくて。
恋人がしてくれたような優しい愛撫はなくていい、顔も性格もどんなでも構わない、ただ夜の寂しさを忘れさせてくれる相手だけを求めているのが、男娼をオーダーするときの会話や、男娼への態度でひしひし伝わってくるんですよ。
愛情はヨエルに、体は男娼に。
地雷多めの方だと嫌悪感が出そうな設定ですが、そこをうまくカバーしてくれるのが「ヨエルがまだ幼い子供」というところで。
子供だから埋められない部分だから仕方ないと思えるし、これからずっと一緒に生きていくはずだった恋人を失ったレイネの気持ちを考えると、快楽が目的じゃないのが分かるから、そこは嫌悪感なく読めると思います。

最後にカバー裏を読むと、余計にヨエルの気持ちに「うわーっ!」ってなります。
孤児になった経緯は分からないけれど、「共存」を謳いながらも実際は「危険な存在」で「一定の距離を置いておきたい存在」に変わりない吸血鬼。
子供だからと言って、むしろ理性の効かない子供だからこそ、何かの拍子で豹変するかもしれないという周囲の扱いに、さらに孤独が助長されていったのが分かるんです。
言葉を覚えても発することができない器具を装着された状態では、何も伝えられない。
そんな状況から連れ出してくれて、器具を外して、自分に居場所をくれたレイネ。
彼の存在がヨエルのすべてになるのは、想像に容易いことでした。

大人は子供が知らないと決めつけていることでも、案外子供は知っているもので。
男娼を呼んだときに描かれる少し開いたドアが…、切ないんですよ。
ヨエルにとってレイネがすべてだけど、レイネにとっては心は写真のひとのもので、からだも別の人のものというのが。

前半は切ない成分多めですが、ある出来事でレイネの血を大量に吸ったヨエルが急成長してからは、どきどきともどかしさとあまあまです。
前半ちょっとした会話を、後半にいいところでバスっと持ってくるのが憎い。
2人の関係を丁寧描いてきたからこそ、その台詞が胸にどーん!と来るんです。

甘いです。
切なさも寂しさもあたたかさも味わえた上で、甘いです。
しっかり練られたストーリーを美しい作画で。
吸血鬼好きでも、そうじゃない方でも楽しめる1冊だと思います。

1

存外甘い

存外可愛い作品でした。
まさき先生ですし、設定的にもドロドロに重いものになるかと思ったのですが、甘みの方がよほど強かった。エッチ度は他の作品よりは低めかな?

年上は右に置きたいのですが、いい年上受けです。写真立ての君について、全部が語られていないところが好み。他に直接的エロさはそこまで出て無いというか、地味目な未亡人系美人なのに、パンツが非常にエッチなレイネさんにドキドキしてしまうな。
ときに、この設定だと年上だったけど年下になって再度年上になることも出来ますよね。なんと美味しいのでしょう。

萌〜萌2

1

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