• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作放課後のゴースト

相良、放課後の理科室に現れる(自称)幽霊
高崎進士、幽霊が大嫌いな高校生

同時収録作品D棟男子トイレ

宮田尚之、高校生
坂口蓮、宮田の同級生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下:おまけ漫画

あらすじ

罰ゲームとして放課後の理科室で写真を撮ってくることになった、幽霊大嫌いでビビリの進士。恐る恐る訪れた理科室にいたのは、自称・幽霊の相良だった。進士のことを「気に入った」と言う彼に、また会いに来てくれないと「祟る」と脅されてしまう。仕方なく放課後の理科室に通うことになった進士だが、相良と過ごすことが徐々に自然になってくる。そんなある日、突然相良に「今日で消えます」と告げられ、更にキスをされてしまい…? 放課後の理科室で繰り広げられる、ハイスクールゴースト(?)ラブ☆ 相良と進士の「あるシーン」を目撃した童貞男子のスピンオフ『D棟男子トイレ』も同時収録!

作品情報

作品名
放課後のゴースト
著者
那梧なゆた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
ISBN
9784834264043
3.7

(85)

(21)

萌々

(34)

(22)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
312
評価数
85
平均
3.7 / 5
神率
24.7%

レビュー投稿数8

安心して読める和み系

表題作も面白いけど攻めがべそべそしてるワンコ系で好みじゃないせいか、同時収録のD棟男子トイレのカップルの方が好きです。
どちらも同じ学校内でのお話なのに接点が一方通行なの面白いですね。
暗い過去とか全然ない明るいビッチ気質の子が大好きなので、あっけらかんと誘ってくる坂口くんが最高でした!
モブ出身w宮田くんもほだされてきてて、あとちょっと押せばいけるー!らしいので、お付き合いを始めた2人のその後がいつか読めたらいいなーと思います。

5

今までで一番エロが濃いです

同じ高校を舞台に2カプ登場します。
那梧なゆたさんのコミック(3冊)の中で一番エロが多い&濃くて、特に同時収録作は積極的なエロ展開です。
那梧なゆたさんもこんなガッツリエロ描かれるんだぁって発見があって、どちらも楽しく読めました。

ネタバレ含んでるので要注意です。




【放課後のゴースト】
出ると噂の理科室に罰ゲームのため写真を撮りに行くことになった怖がりでビビりの進士と、そこで出会った自称幽霊の相良。
最初は近づくのもゴメンだったのに、話だけしてくれたら成仏できるかも…なんて言われて、それから毎日、放課後は理科室へ通うようになります。

結局、好きな進士と仲良くなりたくて幽霊のフリをしていたのがバレてしまい、こんな騙すような事した俺嫌いですよね…とグスグスする相良に対して「俺の感情勝手に決めんな!」とか一喝する進士は男前。
そう、進士がとっても男前、そしてワンコの涙に弱くてほだされやすいんです。泣き虫な大型ワンコの相良が進士さんのこと抱きたいと言えば、最初こそびびって拒否したものの仕方ねぇなぁ…と腹をくくって自宅で一生懸命慣らしたりしちゃうし、どうやって慣らしたのか見たいと言われれば渋々ながらも見せちゃうんだなぁ、これが。うふふ。

【D棟男子トイレ】
進士と相良が理科室で抜き合いしている様子を盗み聞きして興奮しちゃった宮田とその場面に出くわした坂口。
盗み聞きでおっ勃ててるなんて絶対に変態呼ばわりされて皆に言いふらされる…と青ざめる宮田だったけど、坂口は全く気にせず「じゃ、俺らもやってみる?」と言い出して…。

坂口が女でも男でも気持ちよければなんでもアリでしょ♪といった快楽至上主義者なんです。
気持ちいいことに貪欲だからお尻に挿れて欲しいとおねだりするんだけど、宮田は男で脱童貞はイヤだと拒否。そしたら宮田を縛って降参するまでエロ攻撃を仕掛けるんですよ。これがエロい。
モブキャラあがりの宮田は普段はおとなしいのにエッチの時はちょいS気質(無自覚)。そして坂口自身は宮田とのエッチで自分が隠れMだということに気づいて…。
で、坂口は週替わりで連れてる女が違うと言われているイケメンなんだけど、もう女とのセックスには絶対戻れないと思う。
でもゲスいビッチ系ではなくてあっけらかんとしたエロさと、憎めないところがあるキャラでなんか好きです。

そして坂口は突然「俺もういっそ尚くん(攻め)と付き合おっかな〜」と言い出して、は?!と戸惑う宮田。ま、それはさておき…じゃーね!と坂口は別れるんだけど、帰っていく宮田の後ろ姿をじっと眺めているんですよ!
ここがたまらんです。で、「尚くーーーん!いまは付き合ってくれなくてもいいからさー!せめて彼女つくんないでいてねー!」と呼びかけるのがかわいいし、その先のオチも笑えて面白かった。

6

万人受けとややマニア向け

1CPでまるまる1冊でない限り、表題作+同時収録で複数のCPと出会うことになるのは必然で、表題作も同時収録もどっちも好き!という確率は、果たしてどのくらいのものなのでしょうか。
読む側の間口が広ければ確率は上がるし、狭ければ下がる。
そんな当たり前のことを再確認した1冊です。

以前読んだときにレビューがまとまらずに、2、3日頭の中でこねくり回していたせいで書いたつもりになっていました。

ものすごく怖がりなのに、罰ゲームで「幽霊が出る」と噂の理科室に行くことになった進士と、理科室の幽霊の話。
前半は切なさを煽って、ネタバラシの中盤からあまあまな後半へという構成が見事です。
最初に読んだときも思ったのですが、ついつい相良の人知れぬ努力を想像してしまいませんか?HRのあと、どんなスピードで移動してたんだろうかとか、初キスのあと、どこにどうやって滑り込んで隠れたんだろうかとか。
その努力もいじらしいけれど、泣き虫なところも可愛くて。
こんなに泣く攻めもいいものだなあと新発見です。
進士もおばかで、ちょっと手が早い(えろす的な意味ではなく)けど、素直でいい子です。

初読のときは言い表せない切なさを感じて、それを何とか言葉にしようともがいていたのに、再読時はもう先がわかっているせいか、あのときの切なさを感じられず。
ふつうに萌えて、ふつうに読み終わってしまった…。
初読で感じた感動をもう一度味わえないなら、文字で残しておきたかったと後悔。
未読の方は、一回目の感動を大事に!2回目以降は味わえません。

同時収録…。こっちのCPがわたしにはハードルが高くて…。
連れてる女子が週替わりのチャラ系DKと、地味男くんです。
チャラ男くんが性に奔放なのはいいとして、地味男くんの理性がぶっ飛んだら鬼畜という側面がどうにもこうにも苦手でした。
ふだんなら流される展開は好きじゃないのに、この作品に関しては、快楽に前のめりなチャラ男くんに地味男くんがなかなか流されないことにイライラ。
どうせ鬼畜なんだから、勿体ぶらずに流されておしまいよ!と何度思ったことか。

描き下ろしでちょっと感情方面の変化が描かれていたものの、本編ですでに「地味男嫌い」という気持ちが確定してしまったので、(ここからわたしの妄想です)付き合うことになったものの、性に奔放なチャラ男が浮気→別れる→いろんな相手と試したけど、やっぱり地味男がいい→地味男に数年ぶりに会いに行くも、地味男は地味女子/地味男としあわせに暮らしていました(妄想終わり)というストーリーを考えて、やっぱり地味男嫌いと思った次第です。我ながら自分勝手がすぎる。

4

受け優しい、攻めかわいい

表題作のお話に関しては本の中で作者様もコメントされてましたが確かに攻めがちょっとめんどくさいです、、笑 でも、私的には泣き虫ワンコなのも必死なんだなぁ(●ˊ˘ˋ●)とか泣き顔かわええ(わしSなんだろうか…?)とか思えて好きです!受けはウジウジしてる攻めにがつんと言うのでこの2人お似合いです。あれをしようとなった時に最初はビビってたのに絆されてOKしたときがめっちゃかわいかったです。そういう時は攻めもちょっと性格違うのも萌えます笑
D棟男子トイレは凄くエロし。攻めが少しずつ絆されていきます。受けがイケメンなうえにかわいさも兼ね備えてますね。たまーに悪い顔してるのがいい♡

0

攻めがどうにも好きになれない(・ε・` )

面白く読めますが、サラッとしていて心にはあまり響きません。
表題作とそのスピンオフの2作収録されてますが、なんだかライトです。あと、2作とも受けは魅力的なのに対して、攻めがどうにも好きになれず・・・。でも、エロがとても良かったので『萌』です。


「放課後のゴースト」
罰ゲームで幽霊が出ると噂の理科室に、放課後訪れた進士。そこには、幽霊を名乗る・相良が。進士の事を気に入ったと言う相良は、放課後会いに来てくれなければ祟ると脅してきて-・・・。

ワンコ攻めと男前受けです。
相良の登場時に煙みたいなモヤが発生していたり突然消えたりするので、本物のオカルト系かと思いきや・・・。微妙と言えば微妙。ありがちと言えばありがちなオチでした。
ワンコ攻めは好きですが、このワンコはちと情けない(´・_・`)
「もっと正攻法で頑張って!!」と言いたいです。
それに反して、受けは男前で魅力的です。相良が現れなくなり、悲しむかと思いきや、「勝手なんだよ!!」と怒り狂う所がエネルギーにあふれていて好印象。あと、ベソベソしている相良の横っ面をひっぱたいて、叱りつけているのがスカッとしました。
他、エッチの時も大変男らしいです。個人的に大好きな、「煽ったのそっちですからね」パターン(//∇//)
男らしく強気な態度。そしてとても艶っぽい表情と最高でした。


「D棟男子トイレ」
理科室で男子生徒二人が行為に及んでいるのを、ちょっとしたきっかけから盗み聞きするようになった宮田。いつものように盗み聞きしている所を、同じ学年の人気者・坂口に見つかります。性モラルの低い坂口に、「男同士に興味が出たからやってみよう」と誘われ-・・・。

こちらは身体先行タイプの、恋愛発展途上と言った所です。もともと宮田はモブと言うイメージだったそうで、これと言った特徴はありません。そして坂口は、貞操観念の薄いビッチタイプでしょうか。
坂口がエロエロ、でも妙に無邪気で素直な所があって、個人的にかなり好みのタイプでした。ヤキモチをやいたり、でも自分ではそれがヤキモチだと気付かず拗ねたりするのがかわいいのです。
しかし攻めがですね、なんかずっとグダグダと逃げ腰なのがイラッときます。いつまでも、「男相手は無理だって・・・」みたいな感じで。その上、気持ちいい事だけはちゃっかりさせてもらってるのが、またイラッと来る。煮え切らない男の典型的な言動を、これでもかと繰り返しております。
坂口は一体、宮田のどこに惹かれたのか・・・?と、疑問でしかありません。

こちらも濃厚なエッチに萌えました。

2作とも、お話自体が割とサラッと終わってしまい、萌えるけど深い部分に響きはしない印象。そして、やっぱり攻めにイラッとします。
でも受けのキャラクターは好みで、エロには大変萌えました。

7

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP