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あーーーーーーーーーーーもうっ・・・可愛いと叫ぶ気持ちが止まらない。
ひたすら可愛いお話しでした(≧◇≦)ひゃほぅ☆
人との縁に恵まれない攻。
家族も失い、職も失い。
さまよっていたところに偶然(?)遭遇した鬼と契約を交わされてしまう。
しかも小説家希望の鬼。
なんじゃそりゃな出会いから、二人が少しずつ距離を縮めていく。
過去に鬼が好きだったという男の話。
そして実は実はな運命と。
作画ももちろん好みってのもありますが、
とにかく全部が可愛かった。
エロなしですが、これはこれでいい。
ヤってりゃいいってもんじゃないのです(ぇ
弟くんもかわいかったですな。
次は弟くんカプでも読んでみたい。
だんだん自分好みかもと思うものがビンゴするようになってきて超嬉しい。色っぽいシーンは皆無で本当にじんわり可愛いお話でした。2016~17年にCabさんに掲載された6編+描きおろし3編です。人外好きで、色っぽいお話なしでも大丈夫な方にはオススメしたいー
カバー下は登場人物一覧と、二人の住んでる家の間取図。いまどき珍しい縁側のある家です♡
冒頭は、勤めていた会社の社長のお葬式シーンから。会社をたたむ事になったらしく、明日からどうするよ・・・と就職雑誌を手に呆然と公園に座る槇さん(28)。そこへフェレットを連れた和服美人さんがやってきて「俺の仕事を手伝わないか」とお話は始まります。
登場人物は、槇さん、和服美人さんのイチイさん(鬼 240歳)、フェレットの煤竹(同じく鬼、側仕え)、イチイの弟(ブラコン)等。一人だけやんちゃな方がいらっしゃいましたが基本、善人さんです。
この鬼さんが本当に愛おしい。鬼界でも箱入り息子的に大切に育てられた模様で、なーんにも出来ない(笑)それなのに、小説書いて応募して、デビューすることになったとニッコニコ♡わかったよ、何でもするよと本当に隷属したくなる可愛さです。そして、人の命の短さを知っていて、人を思いやってあげて、優しい。これから攻めさんと二人で仲良くやっていくんだろうなあと嬉しい終わり方でした。
もうちょっとすったもんだ話を読みたいなあと少々思うんですけどね、続きないのかな・・・?
タコカシさんの作品を最近やっと読んだのですが、なぜ今まで読まなかったのか!こんなに素敵な作品を書かれる方だなんて!
この一冊なのにとても長く入り組んだ素晴らしいお話がまとめられていて最後の発見も良かったです。
そうかーそうだったのかー。最後の印象が強くて何とレビューを書けばいいのか。
240歳の文士に憧れる箱入り美人鬼イチイと人の縁が薄い孤独な槇、それにイチイの側仕えのフェレット?(人間界での仮の姿)煤竹とイチイの弟ナラが登場します。
まず煤竹がいつも顔に縦線が入っていて、青ざめてるの?怒ってるの?と不思議に思ってたらそれが標準だったんですね。とっても可愛いです。
そして人の縁の薄い槇。それにはご先祖様の代から受け継がれた呪いがあって。これが可哀想なのですが最後には…吉と出たのかな?
鬼のイチイは人間界で文士をするのに影武者を探していて、槇に目をつけます。それも理由があって。
槇とイチイのふれあいや二人と煤竹の暮らしにほのぼのします。どんどん少しずつお互いが大切になって笑った顔を見たくて、ちょっと嫉妬したりして。
最後の事件は衝撃でした。お互いが相手を守って命を落とそうとして。でも結果人間界で共に生きる道へ進めましたね。
はぁー良かった。凄く満足感が高いです。ほのぼの系の中に呪いや理不尽もあり、お互いを思いやり大切な人を失いたくない強い気持ちが功を奏して。
そういえば箱入り鬼の貞操の危機もありましたね。
もうエロなんてなくていいです!幸せに暮らしてほしいと願うのみです。
人との縁が薄い攻めが受けに拾われてw作家の影武者生活をするお話です。
いやこれ、鬼がおにかわいい・・・・
絵柄が素朴でこれってBL?って感じなところがまたGOOD。
鬼っていうと筋肉隆々なイメージがあったんですが
こちらの鬼は箱入り鬼ってことで少年性がある鬼でした。
240歳なので、ショタではない・・・?w
鬼の感情があこがれ→恋慕にかわるのはわかるとして、
攻めの感情は前世関係なく守るべきもの→恋愛?って感じなのかなあ。。。
ちょっと攻めの感情がわかりにくかったですが、妄想で補填ですね。
あとこの箱入り鬼、弟がいてその弟は筋肉隆々。
しかも受けのお世話係といい感じ・・・なのがまたよき。
続編はその二人のお話が読みたいなー・・・。
お世話係は人間界では力が弱くて獣の姿になっているのですが
まさかのテン。テンの姿なのにツノが隠せなくて烏帽子をかぶっているんです。
かわいいがすぎます。。。
先にいったようにはっきりとした線で素朴な絵柄なので
BL初心者でも妖もの好きならさらっと読めるのではー?と思います。
この二人、偶然と縁が結んだ二人だったので、
もう少し、弦巻先生と攻めのつながりと受けとの運命感がでてればもっとよかったけど
これ以上描くとわざとらしすぎるのかしら?ってことで
少し足りないくらいがちょうどいい感じです。
はー・・・・読み返そう。癒されるわ・・・。
装丁がめっちゃキュートで、思わずジャケ買い。
日本家屋、着物、鬼。
前作『お守りくん』もそうでしたが、和風テイストな感じがお好みの作家さんなんでしょうかね。
作家になりたい鬼(イチイ)と、不運な人生を送る青年・槇くんのお話。
イチイは鬼ですが、ホラー要素とか怖さは皆無。とにかく、このイチイがめちゃんこ可愛いです。
240歳ですが、ビジュアルは20歳そこそこ。
鬼なので、「人」としての生活能力も子どもの様。
そんなイチイを放っておけずオカンのように世話してしまう槇くんですが、そんな彼の気持ちに激しく共感してしまう。庇護欲を激しく掻き立てられる人ならぬ鬼、なのです。
イチイは小説家(人)として生活するために、世間を欺くための影武者として槇くんを選ぶわけですが、その理由がなんか切ない…。イチイは、彼に恋してたんだろうな。でも、失恋した、という感情が備わってないのが、また可愛いというか切ないのというのか…。
そんなイチイが、槇くんを守るために奔走する。槇くんと出会ったことで、「心」が育ってきたんだろうと思う。
そして、槇くんも、イチイを守るために命を張る。
tacocasiさんて、なんていうのかな、体温が低い作品、といえばいいのだろうか。
淡々と進むストーリーを描く作家さん、のイメージですが、その中に潜む愛情とか思い遣りとか、そういうものがしっかりと根付いていて、読んでいて気持ちが温かくなります。
イチイのお付きの煤竹は可愛いし、弟のナラはカッコいいし、この二人のスピンオフを読んでみたい。
丸々1冊、表題作のCPのお話なので、非常に読みごたえもあり面白かった。
次回作も楽しみです。