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今回は鬼。
先生は日本土着の異形がお好きなんですね。
レトロな雰囲気と合っていて見ているだけで楽しいです。
イチイが240歳の割には世間知らずで無垢でかわいい。
煤竹もももちろんかわいい。
「煤竹の御側付生活」なんて全部かわいい。
tacocasi先生が描かれるかわゆさって、きゃびきゃびキラキラというのではなく。
一見普通ぽくありながら、飄々とどこかとぼけた味わいがいいな〜と思います。
槇も基本静かで黙々とお仕事するタイプ。
でもイチイには惹かれていて意志はちゃんと示すのが好感持てます。
2人がぎゅ〜と抱き合うのが毎回萌えます。
特にイチイの表情がかわいい。
キスの時は色っぽいし。
横顔がいいんだな。
触れ合う絵がフィット感が伝わってとても好きです。
あ、とぼけたかわいらしさはおもしろさにもなっていて、イチイがネット通販のことを
「ぽちーで届くとは便利だの〜〜」
と言っていた、ぽちーがツボですw
ストーリーに全然触れておらず(汗)
先生が描くかわいらしさについての感想だけですみません。
tacocasiさんの2冊目の単行本です。
「二代目!地獄ブラザーズ」「お守りくん」の順に読んでいて、どちらにも萌えさせていただき、こちらも購入の運びになりました。
表紙からしてもう可愛い。
作者さんの独特の世界観が表現されています。
BL界には他にはない個性で大変好きです。
薄幸孤独青年槙と箱入り鬼イチイのお話です。
一冊丸ごと2人のお話なので、満足度が高かったです。
人間に変身してるイチイが可愛い♡
地獄ブラザーズの黒笠小人や黒笠も登場したり、後任編集者の泉さんって、お守りくんの1話目の習字の先生の妹じゃないのかな?多分そうだと思う。
そういった楽しさもありましたねー。
イタチ姿の煤竹は癒しでした。
肝心のBLの要素は、と申しますとピュアっピュアではございますが、じわりじわりと後半に向けて盛り上がります。
末長くお幸せに、と言いたくなる可愛いカップルでした!
表紙のイメージから、文豪である人間に懐いている鬼の話なんだろうなと想像していました。実際には、小説を書くのは鬼であるイチイの方であって、人間である槇は人間界でイチイがスムーズに仕事できるよう立てられた影武者。表紙のような和服姿で貫禄のある槇がほとんど見られなかったのは、少し残念でした(あらすじをきちんと読んでいなかった私に非があります)。
イチイは常に飄々とした態度ではあるものの、何百年も生きているとは思えない軽い雰囲気もあって、不思議な鬼でした。彼のお側付きである煤竹は、終始可愛かったです。個人的には煤竹とイチイの兄・ナラの関係性がとっても気になったので、匂わせ止まりだったのが少しもどかしかったな。全体的には、槇とイチイの距離の縮め方も自然で、ほのぼのしたシーンと、悲運に逆らうシリアスなシーンとがバランス良く描かれていて、充分満足でした。
「二代目!地獄ブラザーズ」でこの作品についての言及があって気になってました。面白かった!
遠縁とか運命とか…そりゃあ好きですよね。
何の非もないのに、過去の呪いに縛られる槇が悲しい。あとイチイくん(作家に憧れる鬼)が鬼ではなくなってしまって、ナラ(イチイの弟)はかなり寂しいのでは…なんだか色々考えると結構悲しいお話です。
ナラと煤竹くんも匂わせ空気を醸し出してました。5.5で、もう少し深く描かれるのかと思いきや匂わせどまり。しかし本編含め、tacocasi先生の作品はこの濃すぎない雰囲気と、過剰演出少なにドライなところがいいのかな〜って気もする。