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Kindle unlimitedにて読了。
最近、野原先生の溺愛ものに立て続けに涙腺崩壊しているのですが、
こちらも然りでした。。
詳しいあらすじは割愛、感想のみを。
溺愛一途狐×はねっ返り猫又の、転生再会愛。
タイトルに「いじわる狐」とありますが、意地悪どころか
溺愛一途・その献身に胸いっぱいになっちゃうよーーーー!
と叫びたくなるほどの、意地悪さ皆無、ただただ受けを愛してやまない
攻めの愛が光る一冊でした・:*+.
500年の時を超えての再会×人外(もふもふ狐×猫又)、元敵対関係×転生。
と、書き出してみると設置モリモリに見えるのですが、
それらがビックリするぐらい調和して、胸キュンと涙が止まりません( ; ; )
特に、本編終盤と書き下ろしの攻め・尾房視点で語られる
二人の出会いと馴れ初め、受け・つむぎの天真爛漫さに絆され惹かれ、
愛しいと感じ、恋する感情が育っていくまでー
季節の移り変わりと共に語られる感情と関係性の変化が、美しかった。。
二人の関係がバレ、引き裂かれてしまう場面。
転生後のつむぎの尻尾が、元々の長く美しいものではなくなっていた理由にも、
涙、涙。。
懸命に妖力を注ぎ、大切な大切なものをつむぎに託した尾房が
再会後に語る「私はつむぎとひとつ」という言葉の重みが刺さって、
ここでも泣いてしまいました。
「つむぎがどんな姿になっていても愛する」
「ゲンゴロウに転生していたとしても、愛する」というちょっとコミカルにも
思える言葉にも、なんだか身悶えするほど萌えてしまった。。
脇を固めるキャラ、特に転生前の旧敵・猪がかけてくれた言葉も
最高でした。
以前の姿とすっかり変わってしまった(短くなった尻尾など)を
指摘されるたび傷ついていたつむぎ。
尾房からの慰めの言葉を聞いても、俯いていたけれど。。
猪の「変わらないなあ!」の一言が、つむぎにとって
どんなに嬉しく、救いになったことか!
出番は少なくイラストにも出てこないけれど、
もーーーー最高だよ、大好きだよー!というキャラの一人になりました☺︎
そして、表紙にも出てくる二匹の子狐ちゃんSの可愛さたるや。
最初はつむぎのことを けちょんけちょんに言っていたのに笑、
最終的には尾房が嫉妬するほどつむぎと仲良くなり遊んでる姿、
微笑ましかった(*´艸`)
つむぎを溺愛するあまり…の最後の睡眠姦など、
にゃんにゃんしてる二人の濡れ場も最高に甘くてエッチで可愛くて、
自然とニヤける頬を止められませんでしたーー…!
今自分が欲していた、甘さと、切なさと、可愛さと、もふもふと。
それら全てが詰まっていた作品。
これから何度も読み返す、大切な大切な一冊になりました✨
最初からなぜか泣けてしまって、1ページ読むにも何度も涙をぬぐい鼻をかんでなかなか読み進めませんでした。
自分を拾って可愛がってくれた主人と奥さんをいつまでも偲び思い出を大切に家を守りぬくうちに猫又になったつむぎ。
都市開発が進みいよいよ大切な住処にも取り壊しに人がやってきて…。
もうつむぎの孤独と亡き主人夫婦との思い出に心があたたまりつつも泣けて。必死で家を守ってるところも。
謎の青年が家に住み着いてなぜか家を修復し、つむぎを知ってるような…。
青年尾房は美味しいごはんを用意してくれ、添い寝して。
好きだっただろって、何で知ってるの?何があったの?でも泣けてくる。後で理由がわかるとさらに号泣です。
そしてつむぎがやっと思い出したところで出会い編へ。
二人にそんな過去があったのね、でもどうやってつむぎと尾房が?と思っていると偶然満開の桜の木の下で出会い。
長年討伐隊を組んでは逃げられてきた猫又のはづき。じつは素直で天真爛漫で悪気があんまりなくて。
ただ善悪や自然と人間の暮らしの仕組みやことわりを知らないだけで。
二人が少しずつ仲良くなり、尾房が神の使いなのに二人きりでどこか遠くでひっそり暮らせたらとか思うように。泣ける。
そうです、絶対に許されない仲なのです。そしてはづきもいつ退治されるかわからない状況で。泣ける。
その後の展開ももう書いてると字数がオーバーしそうで。とにかく必死に求め合う二人が泣けて泣けて。
尾房がはづきといつかどこかで会えるように、どんな姿でもいつになろうとも絶対に見つけ出すって号泣ですよ。
それがわかってから転生して再会してからの尾房の行動や台詞を考えると号泣です。
ただ、全てを思い出してからがなんかさらっとしてるかなあ。エッチも、え?したいの?ま、そりゃBLだしなあ。なんですけど。あの頃はお互いを想うと胸が痛んだりあたたかくなったりしてただけだったよね?
尾房は舐め回したいくらいだったよね?
それが、ハートの尻尾の下のサクランボに気軽に触ってくるし、勝手に誘われたってズブっと行くし。
タイトルがいじわる狐ですからね。号泣した分平和な最後でした。
目がショボショボで鼻血が出るほど泣けるお話です。
普段あまり小説を読む習慣がないので少し文章の読みにくさを感じましたが、ストーリーがよかったです。最初はつむぎのこと、あまり好きじゃないなと思っていたのですが、段々と甘えているときの可愛さがクセになるなと思いました。
やはり一番好きなのははづきだった時の話です。どうして二人は出会って力を与えることになったのかという経緯の部分なのですが、そりゃあ惹かれあうわな!!という気持ちになりました。はづきは素直で悪気なくやってるからかわいいし、きよは優しくてはづきの全部を包み込んであげるようなそんな存在なのがとてもいい。
そして私はケモケモセックス大好きなので少しだけでもそういう描写があったのがとっても嬉しかったです。
かわいくて切ないお話で読んでよかったと思えたので、読むのが遅くて話を覚えていられないという心配があって苦手意識がありましたが、また何か小説を読んでみたいと思えました。
特にモフモフ好きってわけでもないし、イジワル狐って底意地悪そうで嫌だなぁと敬遠してたけど、全然問題なかった。
それどころか、一番心に残ったのが「モッフリ」という。
仕えのものであるチビ狐たちが、「事態は逼迫しています!一刻の猶予もないのです!」と叫び「モッフリを!」「モッフリを!」と迫るので、何のことやら?と読み進めていったら、「モッフリ」とは狐に変身した攻めの見事な毛並みでモフモフすることらしくて、存分にモッフリを堪能しているチビ狐描写と挿絵がめっちゃくちゃかわいくて和んだ。
ほんとモッフリかわいすぎ。
そして攻めは意地悪なんかじゃなく、超一途で健気な溺愛攻めでした。
(いじわるといっても受けのことが可愛すぎてちょっとイジワルしたくなっちゃう程度で、これを「いじわる」だとするなら、他の数多くの攻めは「鬼畜」に改めないといけないレベル)
輪廻転生もので、自分を残してこの世から消えた猫又(受け)が生まれ変わってこの世に再び現れるまで500年ひたすら待ち続けた攻め。
まぁ神様に仕える狐なので、悠久のときをもつ彼らからすれば500年って人間が思うよりは短いのかなぁとも思うのですが、それでも500年。
「今日までの500年、お前と会えることだけを楽しみにして過ごしてきたんだよ」というセリフで落涙。
そして現在の彼らが仲良くいなり寿司を作るシーンがほのぼのして可愛いなぁと読んでいたんだけど、さらに読み進めていくと、攻めにとってそれがどれだけ幸せと切なさをもたらしていたのかわかってホロリときました。
ただ前世の受けの悪戯っぷりがちょっと度を超えてた感があって、ちょっぴり残念。
本当に邪気はないし確かにイノセントなんだけど、可愛いいたずらで済むレベルではなく、悪戯が原因で結果として人々が命を落としたり、村が廃れてしまったり……という、もはや災厄でしかないことを200年以上もやっていたというところにちょいモヤモヤしました。
まぁ、だから討伐の対象になってしまったし、妖なので善悪はないし罪の意識も微塵もないとあったけど。
ただ現在の受けなら前世と同じ猫又と言えども、善悪はありそうだし、悲しむ心も持ち合わせているはずなので、それは夫婦に子供同然に大事にされていたおかげなのかなとも思います。
溺愛狐の神様とはねっかえりで可愛い猫又との大恋愛のお話しです。
尻尾の形のせいで、猫社会にも猫又社会にも受け入れてもらえない、ひとりぼっちの猫又つむぎ(受け)
優しい夫婦に飼われ夫婦が亡くなった後に、猫又になりながら夫婦と一緒に住んだ家を長い時間守っています。
そこに山を崩して住宅地を作る為に、調査員としてやってくるのが、攻めのきよ(清綱)です。
きよは実は狐の神様で、つむぎと前世で引き離された恋人同士でした。
しかし、つむぎは前世の記憶がなくきよの事も忘れてしまっています。
優しいきよはつむぎが思い出すのを待ってくれます。
猫又で少年の姿になれるも、猫の耳や尻尾がでるつむぎ。気が強い性格も仔猫が毛を逆立ててシャーシャー言ってるようで、とても可愛らしいです。
一方狐のきよは美丈夫な大人の男の容姿で、狐になると銀色の豊かな毛並み。
モフモフいいなと思いました。
お互いが動物の姿でまぐわう所もあるので、獣姦もありますがお話しが可愛いらしいので、エロ要素というより動物同士がイチャイチャしてるような感じがしました。