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表題作あおに鳴く 初回限定版

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  • あとがき

あらすじ

ある日、男が落ちてきた。大人びた男子高校生・司朗はその男を助け家に置くことにしたが、どうやら記憶喪失になっているらしい。そしてこの時代の人間じゃない…? その男に“菊”と名づけ、謎のまま始まる二人暮らし。日々の暮らしの中で少しずつお互いを知っていく司朗と菊だったが激しい悪夢に悩まされる菊を見て司朗は…

作品情報

作品名
あおに鳴く 初回限定版
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
あおに鳴く
発売日
ISBN
9784758077699
4.2

(273)

(147)

萌々

(62)

(46)

中立

(11)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
28
得点
1132
評価数
273
平均
4.2 / 5
神率
53.8%

レビュー投稿数28

タイムスリップものの名作

めちゃめちゃ良い!!
エロなしなのにこんなに心震えたのは初めてです。
いやエロがないからこそ良いのか?
まだこの巻だけしか読んでいませんが…ここで続くのか~~~!!
謎がまだとけていないので本当に続きが早く読みたい!
絵もキレイです。

すこしクールで達観した現代男子高校生×まっすぐでトラウマもちの特攻隊の青年…のタイムスリップラブ。心の距離の描写が丁寧で、これはもっと読みたいな…となりました。
司朗の叔父さんが良い味してるんだ~!!素敵です、「お菊」呼びなのもいいですね…。

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No Title

求出续集,菊是怎么和司郎的爷爷道别的,穿越回来以后更多的故事......读完好像心被挖空了一块,希望老师能续作..................................

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日常に紛れ込んだ生と死の交錯する非日常

初めて灼先生の作品を拝読しました。
白日夢のような浮遊感ある空気に非常に魅入られてしまいました。
生と死の揺らぎが曖昧な世界観と、それと共に進む食事や洗濯などの淡々とした日常生活のコントラスト。
本当に素晴らしい作品です。

現実世界で起きたお祖父さんの死、そしてそれを追うように突如現れたストレンジャー、菊さん。
主役である司朗くんが身を置いている世界では既に死はいつも傍にあるのですが、彼の淡々とした挙動からは激情などは感じられません。
司朗くんは高校一年生という年齢の割りにとても自立していて一人でなんでもできてしまいます。
周囲に頼らず、必要以上に感情的にもなったりしない、自分で解決できるしたった一人で生活できてしまう司朗くん。
それらのことがより現実味を薄くしていくようで、冒頭からその空気に惹き込まれてしまいます。

司朗くんと菊さん、この二人それぞれがそれぞれに “お互いにお互いがいなければいけない” ことを自覚していく時間がとても柔らかに優しく描かれています。恋なのか、もっと違う感情なのか。
自分はこの人でなければいけない、と思ってしまう、その自分の中を占める相手の予想外の大きさに狼狽える瞬間。

菊さんの中には池に落ちて来た以降の記憶しかない、イコール(『今この人の中には』)彼の中には本当の本当に自分しかいないのだ、ということにふと気づいた瞬間の司朗くんの描写がとても良かったです。胸を鷲掴みにされてしまいました。

菊さんに自分を招き入れたことを後悔してるか、と聞かれ、たった一人の孤独な食卓を思い出してしまう司朗くん。
表には出さない司朗くんの心の中、深く覆い隠されていた寂しさが感じられる瞬間でした。

発売から約6年が経過した今ですが、この作品を読むことができて本当に良かったです。
心に残る一作品と出会うことができました。

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淡々と距離感縮まる

この巻のみの感想です。
めっちゃいい。
まだわからないことだらけで、ラストがどうなるのかちと不安ではありますが、とりあえずこの巻すごくよかったです。

ひょんなことから同居して、ひょんなことから添い寝するのBLあるあるではありますが好きなんですよね。
しかも2人ともキャラがいい。
司朗がクールなんだけど、自問自答していたり、静かな熱があったり。
菊は律儀で落ち着いていて、はしゃいた姿もうるさくなくていい。
そんな2人の相手への気持ちが変わっていく姿が、淡々としながらも確実に伝わる描き方が好きです。
余談ですが、ハレとモノノケの上巻がそういう意味で大好きで下巻への個人的ハードルが高まりまくったことを思い出します。

特に刺さったのは、菊が竹刀を振り下ろす瞬間の大コマ。
姿勢がよく、竹刀がビシっと止まって美しい。
それを見てハッとする司朗の小さいコマ。
(これ他の作品のキャラで見たかったやつ〜と悶えてしまいました)
見たかった構図で喜んでいます。

お家の感じ、畑、浴衣姿なんかもすごく好きです。

は〜ドキドキしますが、続編読んできます。

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買って損は絶対しない

まずとにかく絵がすごく綺麗で引き込まれました。初めのページの真っ青な空の所めちゃくちゃ好きで読み切りで少し読んですぐ買いました。絶対に買って損しません!!!
色々考察とかも考えられるし解釈によって色んな考え方が出来ます。

ストーリーがとにかく良くて、大正ロマン?とか和装が好きな方にはおすすめします!!!(ただし現代ものです)
描写が少なめなので安心して読めますし、本当に正直攻めが不憫だなと思いました。
切ない系のお話であり、メリバやハピエンとも違う気がしますね。
最後のセリフの考察と、題名はやはり関係しているのかどうか教えて欲しいです

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