あおに鳴く・続

ao ni naku zoku

あおに鳴く・続
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×229
  • 萌14
  • 中立25
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
24
得点
428
評価数
127
平均
3.6 / 5
神率
38.6%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784758078801

あらすじ

記憶を失いながらも新しい生活に馴染んできた菊と仮の保護者の司朗は穏やかな日々を過ごしていたが…徐々にそれらは失われていく。手探りで過去に触れ、自分達が何者なのかを知った菊と司朗の運命は…? 寡黙な男子高校生と記憶喪失の青年の時を繋ぐ連鎖の物語、完結。

表題作あおに鳴く・続

嘉山 司朗(祖父を亡くした天涯孤独の高校生)
菊,与田 鴻(戦時中からタイムスリップしてきた男)

レビュー投稿数24

司朗くんの願いは叶うのか?

『あおに鳴く』の続編です。
灼先生は絵が丁寧で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。

高校生 嘉山 司朗と記憶喪失の青年 菊(与田 鴻)のお話。

前作では、頻繁に「誰か」から、首を絞められている悪夢を見てた菊さん。
とうとう、その「誰か」の顔を見ることができました。
それは「司朗くん」の顔だったのです…。
今作は、その続きからになります。
目が覚めた菊さんは、夢の内容を覚えていませんでした。
ただ、司朗くんを見た気がするだけ。
司朗くんに対して不器用ながらも感情を表すようになった菊さん。
なんと拗ねるようにもなりました(笑)
そんな可愛らしい菊さんに、司朗くんはキスをします。
「アンタは居座ってりゃ それでイイ」

2人が惹かれ合うほど、真相に近づいていきます。
ある日、司朗くんのお祖父様のアルバムを見ていました。
そして、たまたま見つけた写真の裏面に書かれた名前を読みます。
「…与田…鴻……?」
その瞬間に、菊さんの記憶がよみがえります。

誰かが悪いわけではない。
鴻さんと菊次郎さんがもっと遅い時代に生まれていたら、きっと違う運命だったはず。
お互いに想い合っていたのに、結ばれなかった2人の恋。
菊次郎さんの縁談を素直に祝福できず、逃げるように入隊を早めた鴻さん。
そして、戦争で死ぬ瞬間に神様に祈ったのでしょう。

悩んで苦しんで、それでも鴻さんを受け入れた司朗くん。
「俺は身代わりなんて無理だ だから俺にして」
そして、2人は結ばれます。
なるほど…。「連鎖のラブストーリー」はこれだったのか。

どこか冷めていて、生意気で、執着もしない司朗くんの心を変えたのは、まぎれもなく鴻さんでした。
今も明日もそばに居てくれればいい。
しかし、鴻さんは別の未来を選びました。
自分のいた世界に戻り、菊次郎さんの遺灰を1人で海に撒くと。
なぜ、鴻さんは戻るのでしょう。
再び、こちらの世界に戻れる術はないのに。
自分を待っている菊次郎さんのため?それとも、司朗くんのため?

最後は、出会った場所で出会った時の再現をします。
菊次郎さんの模型飛行機を飛ばす司朗くん。
傍に佇む、空帽、航空服、航空手袋、航空靴、航空眼鏡を身に着けた鴻さん。
鴻さんは司朗くんに向かって叫びます。
「俺と生きてくれ!!」
そして…。

鴻さんの自分の世界に戻る願いは叶えられました。
自分の世界で、菊次郎さんへの「落とし前」はつけられたのでしょうか?
そして、司朗くんの願いが叶う日が来るのでしょうか?

この作品が、賛否両論になるのも無理はありません。
ハピエンではなく、バッドエンドでもない、そしてメリバなのかもわからない。
司朗くんの悲しみと切なさを共鳴するようなラストです。
ご両親やお祖父様、そして鴻さんを失ってしまった司朗くん。
この先、司朗くんが人を愛せるのか心配です(泣)
きっと、この作品の読者様全員が続編を希望していると思います。
司朗くんを救済して欲しい…。

「記憶喪失」と「タイムスリップ」の非現実的な世界観が、最後まで損なわれません。
読後は、読まれた方の捉え方でそれぞれの余韻に浸れる作品です。

僭越ながら、司朗くんの願いが叶う日を、私も心から祈っています(涙)

3

しっかり他の方のレビューを見てから読む作品でした。

絵も綺麗。
ストーリーもテンポも上手い。
だけどあの最後がどうしても受け入れられませんでした。
最後で全てを台無しにしてしまっている感じが否めません。
私の読み込み方が甘いのかなと思い、他の方の考察で何か得られるかも…と思ったのですが、同じような感想の方が多く。

最後数ページ以外は個人的に神作品だと思うだけに残念です。
なぜ編集はあのネームを通したのかがとても疑問です。
二巻続けて読みましたが、不完全燃焼感が拭えずもやもやします。
人にはお勧めできません。

2

ずっと静か

1巻、2巻読了。

良くも悪くもずっと「静」という感じでした。「静」と「動」の「動」がほぼない感じ……
クライマックスであろう部分も「静」

ストーリーに起伏はあるはずですが…絵柄の影響かなぁ……主人公司郎くんの性格の落ち着きゆえかなぁ………行間を読む必要性が多かったからかもです。
わたしにはあまり合いませんでした。

1巻の時点では「静」が続いても気にならなかったのですが、完結巻の2巻でもそれだと物足りなかったです。

キャラデザはものすごく好みでした。特に司朗くん&菊次郎さんが本当に魅力的です!

2

うっすらネタバレかも

登場人物に対して優しいようで手厳しい。夢を見させてもらえないというか、ファンタジーなようで現実味のある宿命や試練がそれを許さないし、キャラもそのように動いてしまって、最後の最後まで男同志なら、悲しいけどこれでいいんだ、気持ちはよく分かる的な終わりかたをしてしまったのかな?でもそれこそが本作の魅力で、なんとも言えず心動かされるのですが。

2

タイムスリップは好きだけど消化不良

紙本
修正…白塗り
カバー下…イラスト
カバー折り返し…コメント
あとがき…なし

0

ちょっとわかりにくい

続巻は、二人の関係が深まり、はっきりと恋愛に。

司朗の叔父はそれを心配するが、菊さんの方はもう覚悟ができているようだ。

しかし、やはり最後に、菊さんは過去からタイムスリップしてきたことが明らかになる。そして、なんと司朗の祖父、菊次郎の想い人だった。

司朗は、自分が祖父の身代わりだと想うが、菊さんの覚悟は決まっているようで、けじめをつけてくる、と過去に戻るところでエンド。

これで完結なんだよな。

なんというか、シリアスなストーリーながらも全体にギャグ基調で、しかしセリフや表現がなかなか分かりづらく、ストーリーや心情を追うのが難しい。
なんかすっきりしなかったなあ、という印象が残った。

3

素晴らしい作品

名作です。心の中が埋め尽くされました。
ハッピーエンドではないけれど、ないからこそ?こんなに胸を焦がすのでしょうね。

鴻さんは、司朗の生きるこの時代に居てはならない人で、おそらく特攻隊かな…そしてそして嫌だけど、悲しすぎるけど命を落とす人で。
命を落とす間際の生と死の狭間だからこそ神様が奇跡を起こしてくれたのかなって思いました。
だからどんなに願っても鴻さんが決断しなくても司朗とずっと一緒にはいれなかったんではないでしょうか。
すごく悲しいけど。
鴻さんは大好きな司朗の為に未来を変えて運命を全うしたのかな…。
司朗は菊次郎さんの二の舞にはならないで幸せに生きて欲しいです。



あと司朗。めちゃくちゃかっこよかったです。


7

♯残念な気持ち…

私も皆さんと同じです。

バッドエンド、メリバなどハッピーエンドでない終わり方をする作品も少なくありません。
受け入れられる作品とそうでない作品、それはそういう終わり方を想像できるかどうかです。
作風やキャラクター、途中の経過…そういうところから感じ取れる時が多いのです。

しかし、こちらの作品はどうでしょう?
キャラクターの背景や現状から、ハッピーエンドを期待してしまう作品ではないでしょうか?

バッドエンドが納得できる作品もありますが、今回は違います。
読んでいた誰もが幸せな結末を期待していたと思います。

読者は、途中に辛いことや腹が立つことがあっても、終わり良ければすべて良しと思いたいのです。

そこらへん、考慮して作品を作って欲しかった…。
ラスト以外は素晴らしかったので、非常に残念です。

続編があれば、むしろありきたりな程のハッピーエンドを期待したいくらいです…

8

むむむ

「完結!」の帯に小躍りしながら購入。
さっそくと読み始め。
読み進めるほどにジワジワ良い話だなと
待ったかいがあったなと。
少しずつ惹かれ合って、爺さんとの思い出。
失った記憶を取り戻して、爺さんの辿った道を知る。
それでも、かわりでもなく。
惹かれ合って、二人歩き出し。

そんな二人を微笑ましく読んでいたのです。
なのに。。

ん~・・・これは賛否両論というのでしょうか。
私に読解力がないだけというのでしょうか。

正直あのラストはわからん。

なんであーなのかがわからない。
何を納得してあの結末にたどり着いたのかがわからない。
もう少し先の未来が描かれる予定があるのか。
本当にあれで終わりなのか。

「完結」の言葉がなければおとなしく先を待つという意味で
「神」評価にしたいところなのだが
正直これが顛末だというのならば
理解ができないというしかできないのが苦しい。

もう少し寝かせてから再読したらわかるのやもしらん。

12

もやもや

ネタバレありの感想です。ご注意を。



皆様がもやっとする気持ちがよーく、よーくわかりました。これはきっっついですね。もやもや感半端ないです。鴻さんがあちらに帰ることはだれにとって幸せなんだ!???誰も幸せじゃなくないか?ケジメとかつけなくていいよー。文面にもあるように鴻さんの自己満。(気持ちは分かるけども)
それでも、ちゃんと司朗の元に鴻さんが帰ってくるならいいんですが。

せめて、、せめて、ある日司朗が学校から帰ったら鴻さんがこちらの世界に帰ってきた、、という落ちで、ほっとする終わりなら神だった。けど、これで完結とはあまりにも司朗が不憫。
司朗は生い立ちも寂しいものなのに、鴻さんまでいなくなるなんて司朗がかわいそうでならない。
可哀想な生い立ちは元々おじいさんが原因なのに、鴻さんが向こうに帰ってまた一人になるのもおじいさんが原因。(鴻さんに会えたのはおじいさんのおかげだとしてもですよ!)おじいさんが悪いわけじゃないけどやりきれずもやもや。。

鴻さんが消えてからの日々の生活をしている司朗を想像するだけでつらい。鴻さんよ、離れ離れではなく、司朗のそばにいて一緒に生きてくださいよ。。

最後のシーン、今度は司朗の願いが叶うという希望ある解釈でいいのかなぁ。。

作者さま、どうか2人を幸せにしてあげてください。欲を言えば私も幸せな気分になりたい。
好きな作品だけに、読者も司朗にも救いをいただきたい!!このままではもやじにしそうで大変です。。。

ほんと、作品は大好きです。神にしたいのですが、行き場のないもやり感と、これで終わってほしくない、この先2人の確かな未来と幸せな姿をみたい、きっと見れる日が来るという希望を込めて中立にさせていただきました。

8

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