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喜劇は恋で進化する(新装版)

kigeki wa koi de shinkasuru

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表題作喜劇は恋で進化する(新装版)

野間良二・イケメン双子の馬鹿な方
波根はじめ・22歳・性格と酒癖に難あり

同時収録作品番外編 ラスカルの進化論

稲垣道六・高校3年
野間良二・高校1年

その他の収録作品

  • 描き下ろし 4コマ漫画
  • 描き下ろし
  • 電子限定収録 喜劇の恋♥

あらすじ

※この作品は描き下ろしを含む2007年発売(マーブルコミックス)の新装版です。

※この作品は描き下ろしを含む2007年発売(マーブルコミックス)の新装版です。

働くことが嫌いで、あちこちの女の間を渡り歩き、
ヒモ生活をしてきた波根はじめ22歳=クズ。
最新の女から追い出された翌朝、尻の痛みで目覚めると、
知らないベッドの上だった…これって処女喪失! ?
しかも相手はイケメンの双子…初めてなのに3Pしちゃってた??
酒の失敗ばかりの人生。
でもそこから本当の恋が見つかることも、あったりして!
2007年に発売されたデビュー作の新装版、描き下ろしつき!

作品情報

作品名
喜劇は恋で進化する(新装版)
著者
阿仁谷ユイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799736531
3.8

(8)

(1)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
31
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数1

おバカの悲哀と愛情

羽根はじめちゃん(22)の「はじめ」というネーミングがキャラを如実に表しているなと読んでいてちょっと笑ってしまいました。

普通の会話がおバカだったり、心象風景がギャグだったりカラッとしていておもしろい。
なのに、いざ気持ちが高まって見せ場になると情念たっぷりになるのが阿仁谷先生らしい気がします。

冒頭からエロ行為の痕跡は語られる。
で、実際ははじめがシラフで記憶があってちゃんと好きだという気持ちをお互い確認し合ってから描かれていたのがよかったし好きなところでした。

はじめも良二も単純であっけらかんとしているようだけど意外と繊細で傷つきやすかったりエロかったり…の塩梅が絶妙ですね。

で、良二と道六の過去編では暴力の描写もあって。
笑い、愚かさ、悲哀、情念…だけでなく狂気や暴力も見せられるので情緒のいろんなツボを押さえられ先生の作品を読むといつも複雑な気持ちになります。

涙、鼻水、鼻血、よだれ…とか顔だけでも汁気が多いですもんねw

良二と道六がその後そういう関係でなくなった経緯が気になりますが、そこはご想像にお任せしますですかね。

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