電子限定おまけ付き
夜の街でお互い一目惚れし一夜を共にしたら、後日、その男(攻)が会社に社長代理として現れた---・・・!
王道展開にややコミカルなノリが追加され、テンポよく読みやすいストーリーでした!
静(受)は、夜の顔と昼の顔を使い分け、会社では"普通"に過ごしていましたが、寿々邦(攻)は会社でも平気で夜の話を持ち出したり、2人の噂話を肯定したりと、策略的にではなくて天然で囲い込みをしていました・・・両思いなので問題ありませんでしたが、これ、思い込みだった場合怖すぎるぜ・・・ハラハラした・・・
表紙の雰囲気と中身がだいぶ違います。
きっかけ部分は割とベタな感じですが、前半は寿々邦(すずくに 社長の息子 攻め)のキャラとテンポのよさでさくさく読めます。「失礼ですがバカなの??」ってセリフしかり、ラブコメのバランスがいい。
中盤若干だれますが、後半に静(受け バイ)が寿々邦の前で照れるようになって以降、2人が可愛くてしょうがなくなった。上田にく先生の作品は初めてでしたが、キャラとストーリーに絵柄が合っていて、楽しく読めました。
萌2寄りの萌
上田にく先生の作品の中で、今のところ一番好き♡
独特の可愛らしい絵と、丁寧なセリフでもって、何だかふぁあ〜と、拍子抜けしてしまう。上田先生が描けば、スパダリもこんなに可愛い♡ 寿々邦さんは社長ご子息で、おっとりと育ちが良く、とっても素直に求愛してくる。夜の雰囲気に酔って、愛を囁いていただけの静さんは、昼間っからそのテンションで迫られて、とっても焦る。焦るし、ビビる。柔らかい物腰なのに、いつだってとっても優しいのに、結構強引な寿々邦さんがとても好きだ。このくらい頑張って貰わないと、静さんは素直にもなれない。実際は寿々邦さんに一目惚れしていたのは静さんも同じなのに。そして、結構チョロいのも可愛い。「格好良くて心臓に悪い。」とか、「この関係って何だろう。」とか、確かな言葉を欲しがっていたり。世間体を気にしていたりする。
静さんは自分の不安な気持ちに振り回されているだけで、当て馬さえ出て来ず、そうそう大きな事件にはならない。最後まで、ふんわりと優しく。寿々邦さんに愛されて終わる。
何だかとても心地良くて、一定のトーンで語られている様な温かさ。こういう溺愛も良いなぁって、しみじみしちゃうのだ。脳内お花畑なスパダリ♡ は、疲れた心を癒してくれる。私は結構気に入っている。きっとまた描いて欲しい。
『アンタなんて大嫌い』というタイトル、
大嫌いであろう相手に馬乗りになられてる構図、
大嫌いなのにカラダは自分を裏切ってしまう……みたいな
シリアスな内容かと思ってしまいませんか??
組み敷かれながらの流し目が非常に色っぽいんですが
内容は!ギャグ多めです!!
更にはほとんどもうバカップルです!!!
なので切ない展開をお求めの方はお気をつけ下さいねww
夜の時間だけは甘い囁きさえ淀みなく言えるリーマンの静、
器用なタイプで自分に正直になれるひとときがあるなら
あまりストレスを感じずに済みそうですが
理想とも言える顔の寿々邦に出逢ったことでその日々が一転。
彼が社長代行として職場に表れ不本意な再会を果たしてしまい、
それからというもの寿々邦に振り回されっぱなしで…。
寿々邦の奔放さが憎めなくて、
電波系の人の話を聞かないヤツは苦手なんですが
つい応援したくなってしまう不思議な男でしたww
静に恋をして周りを巻き込むのも厭わず前だけを向く姿、
一途で懸命で「ウザい!」を通り越してしまうんです。
なんといっても優しいし(ココ大事)
静にしてみれば迷惑だっただろうけど
押されて押されてちょっと会えなくなったら寂しくなって
絆されの典型とも言えますが好みの顔には弱いよねぇww
意図せず静を焦らしてしまった寿々邦の無自覚さが笑えます。
駆け引き下手くそ!でも可愛い!
雰囲気読めないド天然だけど、
静を甘やかしたくてしょうがないんですね。
それに対して無駄な足掻きの静ですが
寿々邦を調子にのせると大変なのを知っているから
素直な気持ちはたまにしか見せちゃ駄目ww
一冊まるまる同じカプです。
ゲイバーでイケメンに一目惚れし、意気投合。
甘い言葉を囁いてくれる彼にウットリ&めくるめく一夜を過ごしてご満悦の静。
翌朝、出勤すると社長代行として昨日の男がやってきて…!!というベタな展開です。
静は会社では真面目なリーマンとしてゲイであることもひた隠しにしてるので、くれぐれも会社ではバラさないでくれ!と牽制してるにも関わらず
「あの夜はあんなに可愛くて激しかったのに…!!」とか、皆の前でバラしちゃうとか、もうあんたバカなの?!バカだよね!?としか言いようがない。
デリカシーなくて空気読めずぐいぐいと迫る攻めと、ぎゃーぎゃー言いつつも攻めの顔はめちゃタイプなのでついついほだされちまう…というチョロい受けという攻防戦ラブコメです。
「アンタなんて大嫌い!!」ではなく、嫌い、嫌いと言いつつも、顔を見れば好みのタイプなのでキュンとしちゃうわ、気づいたらそんな攻めのペースに巻き込まれているわ、という感じかな。そのチョロさがかわいい。
さらりと楽しく読むのにぴったりだと思います。