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Kindle Unlimitedにて拝読したこちら。
佐藤さなゆき先生の、シリアス・仄暗さ漂うオメガバース…!
これ、兄弟どちらに肩入れするか、でまた評価が変わってきそうな
気がします。
自分は正直、廉司(兄)よりも、衛司(弟)の方に惹かれてしまったかな。。
婚約者を使って自分に縋り付くよう仕向けたり、
兄から陽(はる・受け)に届いた手紙を隠してしまったり…
自分でも愚かしいと分かっていながら、
そして陽の気持ちが兄にあることも知っていながら
陽を手放せなかった衛司の苦しみや葛藤、人間くささに
切なさを感じ、応援したくなっちゃいました。
ただ!文字どおり陽以外の全てを捨てて、
彼を手に入れるためだけに生きてきた兄の執着はすごい。
ただただ受身の姿勢なのかな?と思われた陽が、
最後の最後には「欲しい」とその思いを口にし、
自らの手で廉司を選び取るー
そんなラストに「よく決断したね!」と拍手を送りたい!
実はとんでもない執着α・廉司に囲われるような生活が
始まった陽だけど、この先何をどうしていくの..?
というところ、「番になったその先」を見てみたいです。
主体的な姿勢が「番を選び取る」ところで終わるのではなく、
その後の自らの人生もαにただただ委ねるだけでなく
切り開いていく…そんな姿が見たかったな。
★修正:白抜き(発光)(Kindle)
Ωに生まれ家族や一族から疎まれ阻害されて育った陽。一条家の兄弟だけは優しく手を差し伸べてくれたけれど、ある日兄の廉司は姿を消してしまう。失意の陽を慰めた弟の衛司と恋仲になるけれど、衛司にはαの許婚が。自分を抑えて苦しみながら生きる陽の前に、突然廉司が戻ってきて…。1人のΩをめぐるα兄弟の葛藤と確執。兄への対抗心と色々を捨てられない衛司に対し陽のために全てを擲つ廉司、その想いの強さは比べるまでも無くて。Ωで生まれてきてくれてありがとうって台詞が嬉しい。運命の番の2人。最後にわかる、実はケージに囚われているのはどちらだったかという…。素晴らしき愛の檻。
左藤先生作品初読みです。この後、6冊読みます。
お家柄、階級意識、Ωへの差別…いつの時代?と思ったら現代の設定なんですね。
オメガバ初期の作品ぽいけど18年発行。時期に関係なくオメガバ特有のこういう作品はあるんですかね。
1話の陽が寂しそうにしているシーン、こういう時に颯爽と相手役が登場するのよくあるパターンよなぁと思ってたら本当に廉司がキザに現れて声出して笑ってしまいました。すみません。
か弱い女子キャラぽさ、兄弟の間で揺れるヒロイン。
キザで怖いこともずっとかっこいい決め顔で言う廉司。
表情があまり変わらない。キャラが薄い。
ストーリーが既視感満載。
終始メロドラマ(それでもおもしろみがあればいいんですが)
陽と弟のデコが広い。
こんな感想くらいしか出てきませんでした。すみません(苦笑)
αの兄弟×Ωの三角関係のお話。
衛司のことが好きな当て馬を入れると四角関係です。
途中まではどちらとくっ付くのかソワソワ感が楽しめました。
そして二人ともタイトルを裏切らない執着攻め!
弟は、受けに嫉妬してほしくて他の子を優先したりしてしまう不器用タイプ。
兄は、受けを囲うために一旦離れて軍資金などを調達し、ジワジワと周辺を囲い、受けにだけ優しい顔でそれ以外はどうでもいい猫かぶりタイプ。
受けはΩゆえに自己愛が低く、繊細な性格。
健気さが可愛らしかったです。
同著者の「プリフェクトの箱庭」も読みましたが、執着の分かりやすさが読みやすく、ちょっと重めの執着攻めに挑戦読したい初心者さんにオススメしたい作品です。
電子は白抜き修正、エッチ一回くらいでエロ度は低め。
左藤さなゆき先生の「ロマンチック・ラメント」を読んで好きー♡と思い、ほかも読んでみよう、とこちらを手に取りました。
受け様は虐げられて育ったΩの陽。
幼なじみで付き合っているαの衛司には婚約者かいて、後回しにされても、淡々と諦めて受け入れている日々。
そんなある日、衛司の兄で初恋の人でもある廉司が迎えに来たよ、と現れる。
兄弟2人で、一目見て陽を好きになって、自分のものにしたい、と画策していて。
陽は翻弄されているようでいて、実は翻弄してるってヤツですね。
本人無自覚ですけど。
手を伸ばしてもらえるのを待つばかりだった陽が、ちゃんと自分で廉司が欲しい、と迎えに行くのは、とってもきゅんでした(*^^*)
機は熟したって感じで、廉司、待ってたかいがあったってものだね。
ラストまで読んで、題名を見て、おお〜、と納得でした。
檻に捕らえられたのはどちらなのか。
でも、そこが幸せなんだものね。
用意周到な攻め様の執着を堪能です。