異世界転生×オメガバース!! αの獣人とΩの人の子との運命の恋―――。

野獣のツガイ

yajyu no tsugai

野獣のツガイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
14.3%
著者
天野かづき 

作家さんの新作発表
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イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥579(税抜)  ¥626(税込)
ISBN
9784041066720

あらすじ

Ωであることがわかってから10年。森の奥にある塔に閉じ込められるようにして暮らしていたレイン。そんなレインを助け、外に連れ出した獣人は「あんたは俺の番だ」と言いだすが…!?異世界転生×オメガバース!!

表題作野獣のツガイ

アルライル、自称レインの番でαの獣人、18
レイン・レスタール、前世の記憶があるΩの青年、25

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

甘いものを欲した時に…★

作家さん買いの作品。
オメガバース+受けは前世の記憶持ちという面白み満載感が読む前からあり
期待して読みました。
ただでさえオメガバースものは切なかったり辛かったりが多々あるお話なのに
長い両片思いが繰り広げられるもどかしさも付随していました笑。

受けさんのレインは日本で生きていた記憶を思い出し、
今との常識の違いに戸惑いながらも普通に父親と仲良く暮らしていました。
ある日、父親の親友が8歳の息子を連れて遊びに来るとのことで出迎えたのですが
その場で体調に変化が…。
その時に初めて時分がΩ性だと知ることになるうえに、8歳の男の子に発情したことが
前世の記憶もあって自分を汚らわしく感じ、10年間自発的に軟禁状態になります。
その10年後、レインにとって人生が大きく変わる悲しい出来事が起き、
親戚と名乗る男に襲われていたところを、獣人が助けに来て…。

という、王道展開でありながらも、ちょくちょく悲しく切ない場面もあり
受けも攻めも10年も相手に片思いをしていた運命の番だったり
攻めさんのアルライルは18歳とは思えない包容力と強さを持っていて
きゅんきゅん所満載の1冊でした。
運命の番に抗うオメガバースものもいいですが、やっぱり王道展開は安心して読めます。


疲れた時の1冊に、健気な2人を堪能しちゃってください(*˘︶˘*)

4

まさに王道、そして甘々

作家買いです。
こちら「獣王のツガイ」の関連作で世界観を同じくしてますが、完全に独立したお話なので単独で問題無く読めます。

そして甘~い!!
まさに正統派と言った作風の作家さんだと思うのですが、その安心感のある作風とオメガバース設定がピタリとハマって、すごく甘くて可愛い作品に仕上がってると思います。
いやもう、アルライルの熱烈な口説き文句には萌え転がりましたよ!!


内容ですが、異世界転生+獣人オメガバースです。
前世で日本人だった記憶を持つレイン。
15才の時に幼いαの獣人に発情した事から、自身がΩだと分かります。
それ以来、領主の息子でありながら一人で塔に閉じ籠もって過ごすように。
そして10年後、領主である父親が亡くなった事から、運命が動き始め-・・・と言ったものです。

こちらの作品ですが、Ωが非常に希少である事、そしてαは獣人である事、それ以外は通常のオメガバース設定と同じになります。
父親が亡くなった事から領主の座を狙う叔父が現れ、Ωのフェロモンに煽られた叔父から襲われそうになる。そこに「お前は俺のツガイだ」と話す獣人・アルライルが現れて助け出しと言う流れです。

レインの「前世が日本人」設定ですが、実の所これと言って必要では無いんですよね。
ただ、天野作品では異世界転生がもうお約束になってて、個人的にはこれが無いと落ち着かなかったりします。
あと、主人公の日本人的感覚視点で進む為、分かりやすくて親近感を覚えやすい側面もあると思うのです。

そして個人的に一番萌えた部分ですが、攻めであるアルライルの溺愛ぶりです。
彼はレインの7才下になるのですが、すごく包容力があり、とにかくレインへの愛が揺るぎないのです。
叔父の追っ手から逃げる為に二人で旅をするのですが、旅慣れなくて体力も無いレインの世話を細々見るんですね。そして惜しみなく愛情を口にする。甘いよ!!

また、最初の出会いからアルライルに強烈に惹かれるレイン。
しかし、彼の将来の為にも身を引かなくては、と言う決意が健気なんですね。
まぁそうじゃなくとも、二人のやりとりなんかが可愛くて悶えさせてくれるのですが。
アルライルがひたすら大きな愛情を見せ、それに拗ねたり甘えたりと素直な感情を見せるレインがめっちゃ可愛いと言う事で!!

他、レインの父親の深い愛情には感動しました。その彼と友情を築いていたのだから、アルライルの父親の器の大きさにも納得です。
そして実の所、二人が惹かれ合うのは本能です。
人柄では無く、本能で好きになった事に疑問を感じるレインに対して、アルライルの言う台詞が深い・・・! 
その熱烈過ぎる台詞にもウットリしました。本能の部分だけでは無い事が分かったのも良かったです。

あとエロですが、発情してと言う事なので、結構濃厚。
最初は初々しい痴態を見せてくれたレインですが、終盤ではかなり積極的で色っぽい誘いかたを・・・!! それに煽られて理性を飛ばしてるアルライルにも萌えました。

アルライルが助けに来たタイミングが良すぎるとか、ラストが上手く行き過ぎと都合良すぎ感はありますが、とにかく甘くて安心して読める作品だと思います。
とても好みの作品で楽しく読めました。

3

転生オメガバースもの




野獣っていうからどんな暴君なのかと思ったらそんなことぜんぜんなくて、年下なのにすごく頼りになる紳士でした。アルファで獣人だからかな。
受けはいろいろ悩んでいますが、基本甘々です。
「獣王のツガイ」と同じ世界観の話ですが、全く関係ない国なので単体で全然大丈夫です。

地方領主の息子であるレイン(受け)は15歳の時、父・ルドガーの友人キクノスの息子アルライル(攻め)に出会った瞬間、突然発情し己がΩだということが判明します。
Ωは発情期以外でも微量のフェロモンを放出するため、その日からレインは自ら塔に隔離生活を送ることにするのです。
そんな日が10年ほど経過したある日、ルドガーが事故により亡くなったという知らせが入
るのです。

レインは10歳の時、流行病で母親を亡くし自らも生死をさまよいます。その際に前世の記憶(日本人の男性で小学校の教員で28歳で死亡した)が蘇ります。
この記憶による価値観がずれのため、Ωであるということが発覚してからレインが苦しむことになるのです。男が発情し妊娠するというの違和感に加え、初めての発情した相手がが8歳のアルライルだということが教員だったレインには受け入れ難い。
Ωの本能に翻弄されることを恐れ、塔での隔離生活を一生送る決意をするのです。

アルライルはキクノスに連れられてレインの館に来た当時、まだ8歳。
出会った瞬間、運命の番だと確信し再三レインと連絡を取ろうとするのですが、レインは本能に引きずられることを拒絶します。再会し番となってからも自分のせいでアルライルの運命を変えてしまったことを後悔するのです。

塔の中で寂しくも穏やかに生活していたレインでしたが、ルドガーの死去により周りの思惑に翻弄されることになります。

レインがΩであることに気づいた後継候補のルドガーの従兄弟・ハウザーに襲われそうになり、間一髪でアルライルに助けられ、そのまま番にされてしまいます。

ハウザーから逃げないといけない上、本能に逆らえず番にさせてしまったアルライルに申し訳ない気持ちでいっぱいのレインはアルライルも自分から解放してあげたいと考えるのですが、10年も塔に閉じこもっていた世間知らずのレインにはアルライルに頼る以外の手段がありません。そうこうするうちにアルライルを慕う気持ちがつのってくるのです。

逃避行とはいえそれほど切羽詰まったこともなく、ちょっとした小旅行をしている二人という感じで、レインはグルグルしますが、結構のんびりと話は進みます。
レインをずっと心配していたルドガーが生前から画策していたこともあり、波乱もなくあまりありませんので安心して読めます。

レインはΩであったためにルドガーに何の親孝行もできなかったと嘆きますが、ルドガーは本当にレインを愛し、レインのために心を砕いています。ただ、自分がこんなに早く身罷るとは思っていなかったのが誤算だったと思います。
わかっていたら、こんな危ないことになる前に手を打てたであろうに。
ルドガーの気遣い?のおかげで、アルタイルにとっては大変な10年だったかもしれませんが、レインには何よりもうれしいアルタイルの愛の証明になったのではないでしょうか。

レインがアルライルの番となることに、自他ともに認められたところで終わってしまったので、もう少し先まで読みたかったです。
自分が望んだこととはいえ寂しかっかレインが楽しく幸せな生活を覗き見したかったな。

イラストもとても繊細できれいです。アルライルはかっこいいし、レインは美人さんです。
そして、ちびアルライルのイラストがあるのですが、これが可愛すぎる。

1

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