たちまち、おちる

tachimachi ochiru

たちまち、おちる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
7
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784796410762

あらすじ

テレビ制作や舞台関係など幅広く活躍しているAV監督の間野は、ほぼ勃たなくなっていた。
とはいえ、当面使うアテもないし気にしてはいない。
そんな折、新しい舞台の仕事で、6年前にネコ男優として人気がありながら突然引退した佐藤と再会する。
小柄で可愛かった佐藤は長身イケメンに育ち、すっかり面変わりしていた!
しかも実はバリタチで、昔から間野が好きで押し倒したかったと告白され、
エロ技(テク)で懐柔されてしまい――!?

表題作たちまち、おちる

佐藤和志、元人気ネコ男優・通訳者、25
間野永路、性欲減退気味のAV監督、34

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

ネコだと思ったらタチだった


「stand up,please」のスピンオフです。
前作に続き今回も駄洒落のきいたタイトルです。
前作主役二人は名前すら出てきませんので今作だけでも全く問題ないと思います。
ただ、前作でも結構出番のあったネコ男優の蒼空と社長の和田は結構がっつり出ていました。

全編受け視点。
映像制作や舞台脚本などをしながらAV監督をしている間野(受け)は2.5次元の舞台の脚本を手がけることになります。
日本語での上演に加えて英語での上演もあるということで、翻訳家として紹介されたのが、6年ぶりに再会した過去少し一緒に仕事をした佐藤(攻め)でした。

間野はノンケで、劇団に所属し映画なども撮っていたですが、それだけでは食っていけないこともありAV監督になったのですが、何故かそちらのほうで成功しています。
かわいい系ネコ男優だったのに、巨大化し全く雰囲気が変わっていて全く気が付かず、佐藤に自己申告されとても驚きます。
彼女と別れた5年ほど前から勃たなくなっており(仕事でのハメ撮りならできる)、
そのことを知った佐藤にネコなら勃たなくても大丈夫と告白と同時に押し倒されるのです。

前の彼女に泣かれたショックで無自覚に勃たなくなったということがあとがきで書かれていたのですが、あとがきではなく本編に本人がそれをちゃんと自覚するエピソードが欲しかったと思いました。


佐藤はバリタチなのですが、当時はかわいい容姿のせいかネコ男優として売れっ子でした。そのため、ゲイビでは珍しく「挿入なし」で出演している稀有なネコ男優でした。ゲイビを引退した後留学し、アメリカの会社に就職して今回、日本の舞台の翻訳とうい形で日本に帰国したのです。
「好きだ」といって押し倒し、会うたびに肌を合わせますが、最後まですることはありません。

間野は佐藤の告白に返事することもなくずるずる関係を続けます。間野は男相手が初めてで「好き」と自覚できなくて戸惑ってるし、佐藤は間野がノンケだと知っているためか怖くて確認できないしで膠着状態が続くのです。
結局、他人からちょっかい出されそうになった間野がやっと素直になれるのですが、佐藤がやっぱり忘れられなくてと告白したあと多少強引だったので、もっとぐいぐい迫るのかと思ったらけっこうヘタレてしまい、最初の勢いはどこ行ったといった感じでちょっと拍子抜けでした。
そして、佐藤がヘタレたせいか存在感が少し薄かったように感じました。どちらかというと撮影後の蒼空との会話のほうが印象に残りました。もう少し佐藤が大っぴらに嫉妬したり、ぐいぐいいったりと頑張ったらよかったんじゃないかと思います。

それと、間野が抜擢された理由が間野の大ファンだという今回の舞台の漫画家・戸川の大プッシュだというので、戸川がもっともっと間野に絡んで来るのかと思ったら、ただの飲み友達になってしまってこれも拍子抜けでした。初対面のときからテンションアゲアゲだったのでもっとアプローチあるのかと思ったのに。

間野視点だったのもあってよくわからなかったのですが、客観的な間野の評価が知りたかったです。蒼空が間野は人気があると言ってたし、ADの言動からも結構その界隈の人には人気があるのかなと思うのですが、皆すぐ話を濁すのでよくわかりませんでした。SSででも佐藤視点で読みたかったです。間野がどんなふうに人気があるのか気になります。

そして、これが一番気になったのですが、佐藤との再会は本当に偶然だったんでしょうか?偶然再会したから昔の想いが再燃したよう感じだったのですが。だったら再会しなければCPは成り立たなかった?私的には一途な攻めが好みなので、忘れられずに戻ってきたと主張してくれたほうがもっと萌えたなぁ。

鈍感な天然さんなので間野の言動はデリカシーがなかったり、的外れだったりしますが、基本34歳とは思えないかわいい受けだったと思いました。

蒼空の出演している作品が前作受けのモザイク職人が担当していた作品と同じ内容なので、前作とほぼほぼ同じ時系列だと思うのですが、蒼空は期せずして二組のカップルと絡んでいたと思うと、蒼空のプライベートがちょっと気になりました。

0

今回もダジャレタイトルです

こちら「stand up,please」の関連作になります。
引き続き出て来るキャラクターもいますが、完全に独立したお話なので、こちらだけでも問題無く読めます。
あと、stand up,pleaseの主役二人はチラとも出て来ません。そちらが大好きなので、ちょっぴり残念。

それとこの2作品、受けがEDという共通点があります。stand up,pleaseと言うのはダジャレだそうですが、今回の「たちまち」も「勃ち待ち」とかけたダジャレとの事。そう来たか-。


内容です。
舞台やテレビ制作まで、幅広く活躍しているAV監督・間野。
新しい舞台の仕事で、過去にネコ男優として活躍した佐藤と再会します。可愛い系から長身のイケメンに変貌していた佐藤。
性欲が減退して勃たなくなっている間野に、「勃たなくても問題無いです」と押し倒して来てー・・・と言うものです。

こちら、一途なワンコ攻めと、鈍くてちょいデリカシーのない受けになります。
あと、佐藤はネコ男優をやってましたが、擬似(やってるフリ)で実際にはネコをやってなかったと言う設定。

お話としてはソツなく纏まっていて読みやすいです。
ちっちゃくて可愛いかった攻めが、長身イケメンの通訳者となって現れるというのもインパクトがあるし、昔も今も一途に好き好きオーラ全開なのがキュンとさせてくれます。
あと、脂ぎったオヤジ(仕事の関係者)に佐藤の過去をバラすと脅され、間野が身体を要求されるクダリだったりが、なかなか読ませてくれる。オチにもニヤリとさせられました。

なのですが、受けである間野がイマイチ好みに合わなかったと言う点で、萌えが半減でした。
あまりにデリカシーがなさ過ぎなんですよ。佐藤と身体の関係(まだ触りっこの状態です)を持ってるのに、「なんで男となんか」みたいなデリカシーゼロの発言をしたり・・・。そもそも流され過ぎじゃん!
なんだか一途に慕う佐藤が不憫に思えてきちゃって(´・_・`)

大好きな作品の関連作と言う事で、期待しすぎたせいもあるような気がしますが、なんともモヤモヤ感が残りました。

ただ、全体的には好みのストーリーでした。

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