おまけ付きRenta!限定版
人外、悪魔、異常性癖、カニバリズム。 ここがBLの極地――。
闇BL初心者さんにもお勧めできる、入門闇BLだと思いますっっっ!!!
キャッチコピーにもあるように、人外、転生、カニバリズム、異常性癖等々、闇の要素をこれでもかという程に詰め込んだ作品!
にも関わらず、当社比グロくない!!
その上ストーリーも、悪魔として生まれ変わった主人公が成長していく過程を描く物語ですので、闇BLというよりも青年誌の雰囲気を感じました。
個人的には人外は得意ではなかったのですが、それでも「かわいい!」と思え、人外の魅力に気づくことのできた作品でもあります。(巻末にキャラ設定もあり、作家さんのキャラへの愛も伝わってきます...♡)
そしてなんといっても主人公のマコト君がかわいい!!!
真っ黒なお目々と黒髪短髪。気弱かと思いきや、異常性癖と強い意志をもった男の子!!
1人悪魔界に乗り込む人間としての成り上がり方がかっこよすぎます✨
硯先生ならではの素敵で耽美な世界観と、圧倒的なまでの画力。そして一度読んだら止まらない重厚な物語へと浸ってみませんか?
私はホラーやグロ苦手なくせに本作が気になりまして購入するもなかなか手を出せず積んでおりました。
ようやく読み始め冒頭の数ページでその画力とデザインセンス、ギャグのバランス…等等、これはただものではないなと(偉そうにすみません)
グロい場面もデザインが美しいので読めますし、何より世界観がしっかりしているのが好き(ふわふわファンタジー苦手なので)
マコトの神様は不平等だから大嫌いというのもわかるし。
魔界には魔界なりの法がある、言葉が重要で力を持つ、格上の悪魔の名前を呼べないとか…おもしろいし、ある意味人間界に通じる部分もあるのが興味深い。
Jがマコトを悪魔にしたい理由が気になります。
人間界では異常性癖の持ち主だったマコトだから魔界で見込みがあるというのも納得。
タイトルのMAがモツアクマのイニシャルとは笑いました。
あとがきに書かれていましたが、こんなマニアックなお話を世に出そうぜと言ってくれた編集さん…Cannaさんでしたねw さすが朝田先生の作品を掲載されているレーベルだわ〜とうれしくなりました。
MADK…意味ありげなオシャレタイトルですが、その実はモツ悪魔と男子高校生。このあとがきのノリがふた昔前ぐらいの漫画を彷彿とさせてちょっと痒い。BLジャンルにいますけど、なんかちょっと違う気がしてならない。自分はもちろんこの作品嫌いじゃないです。
『責任をもって悪魔として育て愛することをここに誓おう」に、こんなこと言っちゃうのか〜って思いましたが、この作品は言葉が軽いようですね。悪魔モチーフの作品で口約束でも悪魔は守らなきゃいけない、みたいな設定になるイメージがあったので。むしろ口八丁で相手を出し抜くことが重要なよう。大事なことは契約書とはDも言及してるし、マコトも1話で紙に血判おしてるし。
グロいBLとの事で避けておりましたが、アンリミで読めるとの事で読みました。
想像していたような、ずーっとダークな世界観の作品ではありませんでした。
意外にもコメディ。
絵柄は綺麗ですが、独特。
描き込みが凄すぎて、修正も相まって、エロもグロも何が何やらよく分からなかったです。
だから内臓を食べる、首をちぎるなどの超スプラッターシーンもグロく感じませんでした。
あくまで個人的感想ですが、グロ作品だから読めないと思ってる方でも案外いけるかも知れません。
逆にグロいの読みたいと思ってる方には、物足りないのではないのかな…?
BLとしては…うーん。萌えられる感じではなかったかな。
マコトとJのお互いへの感情がまだ曖昧なので、これからの変化によっては萌度も上がる可能性はあるかと。
マコトの悪魔としての成長、そこからの下剋上のストーリー展開が見ものの作品ではないかと思いました。
3巻が発売されたのを機に一気読みする事にしました。もちろん硯遼先生の作品は初めてになります。
正直言って好みの絵では無いし特にグロが好きではありませんが、中々の世界観に気が付くと一気に引き込まれていました。
人間界に呼ばれてた時の陽気さとは違う魔界の大公爵としてのJの素顔とか、悪魔になれと言われて戸惑いながらも魔界の面々に気味の悪さを感じさせるマコトの真の恐ろしさが軽妙に描かれていました。
この独特の感性が天才だと思いました。
少しずつ魔界の常識を知りつつ、マコトがどう変わって行くのかが凄く楽しみです。
好き嫌い分かれそうな作品ですが、最近の画一的な作品が溢れる中では頭ひとつ抜きん出た作品だと思いました。