エスケープジャーニー (3)

escape journey

エスケープジャーニー (3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神290
  • 萌×271
  • 萌36
  • 中立10
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
36
得点
1852
評価数
413
平均
4.5 / 5
神率
70.2%
著者
おげれつたなか 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
エスケープジャーニー
発売日
ISBN
9784799737873

あらすじ

笑えるくらい必死に恋をした。
ミスターS大で優勝した太一の目の前で、
仁科にさらわれた直人。直人へ恋心を抱いていた仁科は、
傷ついた直人に手を伸ばして想いを告げようとするが…?
家族にカミングアウト?養子縁組?男同士で恋人、
互いを想っていても世間は冷たくて「家族」だって傷つける。
ボーイズラブのゴールとはどこか?
BLの本質に挑んだ名作、ついに完結!
描き下ろしは温泉ラブラブエッチv

表題作エスケープジャーニー (3)

羽瀬太一,大学4年
久見直人,大学4年

その他の収録作品

  • Special escape

レビュー投稿数36

ゴールは二人でつくるもの

※辛口レビューですので、嫌な方は飛ばして頂けると幸いです。
この作品は読む方の年齢、学生か、社会人かによってかなり評価が異なると思います。社会に出てだいぶ経つ私からすると、うーん、この2人はまだ若いんだなと。
恐らく太一は「前に進みたい」「家族になってやれない」と悩んでいた直人のために養子縁組や、家族に合わせようと焦っていたのかもしれないのですが、まだ学生で自立出来てない段階でそれを考えるのはあまりにも早すぎる。
この辺のもやもや感をずばっと言ってくれた直人のお母さん、流石です。養子縁組という形にすがって一応の安心は得られても、二人がしっかりしていなければ関係を上手く続けるのは恐らく難しい。
大学はとても自由な空間です。ミカりんやふみちゃんをはじめ、同性愛をカミングアウトしても困惑しつつ認めて支えてくれる友達がいる。
作品としてはハッピーエンドで終わりましたが、多分これは序章でしかなく、社会に出てからきっといろいろあるであろう2人のスタートまでを描いた作品なのだと私は思っています。
「BLの本質に挑んだ名作」と本の紹介には書かれていますが、どこかまだ浅かったかなと。
2巻から仁科を出して流れを変える必要はあったのか。1巻完結のほうが上手くまとまったんじゃないだろうか。3巻まで続けるのならもっと違う形で同性愛について掘り下げて欲しかったというのが正直な感想です。
おげれつ先生の作品は全部読んでいますが、おげれつ先生自身、まず同性愛に抵抗のない作家さんだと私は感じています。登場人物は同性愛者前提(ネオンサイン・アンバーの緒方除く)。その中で各キャラが辛い過去を抱えていたり、同性愛とは別の部分で闇を抱えている。太一と直人も同性愛者であるという点では悩んでないように見えてしまう。いかにお互いが傷つかずに一緒にいられるか、家族や友人に認められるか、そちらへテーマがシフトしてしまい、読んでいる側はやや置いてけぼりにされたように感じるというか。
確かに家族に認められるのは大事かもしれませんが、BLで親御さんを出されてしまうとやはり見てて辛い。だって2人とも異性愛の結果生まれた存在だから。
親御さんへの挨拶はBLものではよく見ます。ある意味見せ場です。挨拶する側は相手方の両親に憎まれても殴られてもかまわない覚悟で、スーツ着て、菓子折り持って、人一人の人生を変えてしまった重みを抱えつつ挨拶に行く訳です。太一と直人にそこまでの発想はあっただろうか。いつか認めてもらえるという甘い考えが透けて見えなかっただろうか。
これはやはりもっと歳を重ねてからやって欲しかった。今回単純にエロに萌えられなかったのはその辺がひっかかっていたせいかもしれません。
せっかく若いんだからもっと今を楽しもうよ!!!
と、ここまで納得いかないことばかりを書きましたが、太一と直人が思い出させてくれた真っ直ぐすぎる青春物語。まぶしくて懐かしくて苦しかった。
二人乗りで見せてくれた海の景色、ありがとう。
表紙で向い合い泣き笑いしているように見える二人、これから何があっても一緒に進んで行こうなってちゃかし合いながら言っているようにも見えます。

裏表紙に「ボーイズラブのゴールはどこか」と書いてあるのですが、BLのゴールなんてものはそもそもないと私は思っています。2人が悩んで、葛藤して、一生かけて模索していくのがBL、同性愛。
2人の長い長い人生という旅へのスタートがこれからきっと始まるのでしょう。
重くしすぎず、バランスを取りながら、若い方にもBLのあり方を訴えたこの作品は確かに素晴らしく、でも非常に評価の難しい作品でした。
萌にするか神にするかさんざん悩んだのですが、これから未来へ向かっていく二人へのご祝儀という意味合いも込めて、神評価とさせて頂きます。
(※7/18 加筆し、再評価させて頂きました。)

21

太一の泣き顔と笑顔が可愛い。

良かった〜の一言です。作品としても物語の決着にしてもです。太一の母親だけが自分勝手でしたが、将来あかりちゃんにガツンとやられそうですね。直人の家族に至っては適応能力早かったし。笑。お母さんの気持ちも納得です。形だけ整えても通りすがりの他人には見えませんよね。自立して揺らがない気持ちが育つのが大切です。友達もみんないい奴で、すっぴんで走って来たミカちゃん男前でした。普段の直人の周りとの繋がりが本物だったからでしょう。他人にどう思われようが、自分達の本当に大切な人達に受け入れて貰えれば強く居られるんだと思いました。年末には太一の父親に会うみたいだし、いつか社会人になった2人のお話も読んでみたいです。仁科の話も読みたいです。

11

3巻分の感想を‼️

とうとう最終巻です。

おげれつたなか先生の作品は全て読ませていただいていますが この作品は完全に学園モノですし社会人的要素は皆無でしたのでBLという事も勿論ですが完全に社会人(大人)となってしまった自分にはとても清々しいキラキラした作品だったんです。

一巻の最初から一貫していた直人の悩み(想い)が解消され、そして形を変え、また悩み…
正に人生を送っているなーとおもえます。
最初の頃はチャラいキャラが際立っていた彼の根底には(太一じゃないとイヤだ!)という想いが見え隠れしている様はチャラさが【鎧】のように見えていました。
直人視点で語られていた分、太一の言動や行動が不思議に写った方も居られたようですが、太一の側に立つと見えてくるものが違うのに気付くでしょう。

BLで親(家族)を出されるのは…と思われる方も多いかもしれない。もっとライトにBLというジャンルを楽しみたい!と。
わかります。
ですが何故そう思うのか?
それはきっと現実ではこの作品のように最終的には(BL=同性愛→カミングアウト)という縮図がその方の中に普通の常識としてあるからだと思うんです。
BLはあくまでフィクションであって ノンフィクションはいらない。そういう方が多いのも事実でしょう。

今ではBLにも多種多様なジャンルが存在します。
おげれつたなか先生が何故こういうエンディングをチョイスされたのかまでは計り知ることは出来ませんが、自分はこのエンディングは最高にHappyなものだったと思います。
確かにテーマがシフトしたように感じる要素は多々あります。ですが描き手側からすると描いていくうちにキャラが語りかけてきて…の このエンディングの様に思えてならないのです。

あと仁科は必要?の意見が多いみたいですが、必要だから出し、あとがきで先生御自身も「仁科も幸せにしたいです…」と書かれているように登場するキャラに無意味なキャラ等は存在しないと思います。
いらなければ名前を与える必要もないですからイチモブとして粉掛け役で良かったはず…。
でも先生は彼に(仁科)という名を与え 直人を想い…故に嫉妬させ 直人の幸せを願う役を与えた…
つまりは[必要]だったんです。
自分はサイドストーリーでもいいから仁科が幸せを掴む様を見たいです。

エスケープジャーニー。
今はまだ学生の二人ですが
ジジイになってからの二人も見てみたい(笑)と思えるとても温かい作品でした。

11

やっぱり泣ける

ネタバレありで失礼しますm(_ _)m


まず、結論から言うと、めちゃくちゃ感動しました。直人くんや太一くんの葛藤だったり、仁科の失恋だったり、それが重なって、重なって、泣いてしまいました。
本の厚み的には、1、2巻よりも全然薄いですが、内容的にはけっこう濃いです。
ストーリーがめちゃくちゃよき。

ここからは詳しく↓↓↓

太一くんと直人くんを比べてみると、太一くんの家族(お母さん)の方が否定的(二人の関係に)かな、という感じがします。そのせいか、太一くんは怖気付いてしまうことが多く、そこが2人の喧嘩の原因でもあったようです。
友達にばれることも心配していた太一くんですが、今回の巻では吹っ切れてました!直人くんも!怖いもんなしって感じですね笑

そして、仁科。はじめっから仁科出てきます。結果、仁科は失恋してしまったけれど、そのあとの表情がとても印象深いです。あと、仁科の描いた絵。マンガの後半に出てくるのですが、どんな気持ちでその絵を直人くんに渡したんだろう、と思いました。仁科にも幸せになって欲しいです(><)


1、2巻をお読みになった方は印象深いと思いますが、2人が自転車でニケツをしてるシーン。3巻目にもそのシーンが出てくるのですが、やっぱり号泣してしまいました。
(1、2巻を持っている方は1度読み直してその流れで3巻を読むのがオススメです。)

本当に言葉では表せないくらい良い作品でした。
まちにまった完結ですが、これからの2人も気になります!(´˘`*)

8

完結おめでとう(*≧∀≦*)

ネタバレあり!!!


よかったね、良かったよぉ( ;∀;)
1、2巻ほどの切なさ、もどかしさはないけど太一と直人の笑顔が見れるだけで幸せだよ。
つらいこともあるかもしれないけど、幸せが多いといいな。
ふたりのこの先をいつか見れたら嬉しいです。

仁科くんにもいつか幸せになってほしい、髪くしゃっとするとこ好きでした。


おげれつ先生の漫画はいつも表情がリアルでひとつひとつが心にグッときます。
これからの作品も楽しみにしています。

7

ついに完結!ありがとうございました!

ずっと見守ってきた二人もついに完結……!
寂しく思いながら読みました。

おげれつたなか先生の作品は、BLの本質的な部分や同性愛に対する世間の目など"リアル"なところまで描かれているものが多く、エスケープジャーニーはまさにそんなリアルが詰まった作品でした。
男二人暮しができなかったり、母親に否定されたり、周りから白い目で見られたり……喧嘩もたくさんしたし、お互い傷つけあった。それでも好き。それでも離さない。心から惹かれていて、もうこの人しかいない。お互いがそう思うからこそ、どんな困難も乗り越えていけるんだと思います。
これから苦労することも沢山あるだろうし、そのぶん泣くことも増えると思う。でも、この二人だったら死ぬまで一緒にいる気がします。
素敵な作品に出会えて本当に本当に良かったです。
こういうのを名作っていうんだなって心から思いました。ありがとうございました!!
仁科くんのハッピーエンドも見たいから、かんちゃんみたいに別の作品にくっつけてちょっとやっくれたら嬉しい!仁科くんも幸せになってね!

7

これぞBL

これぞBLと言われるのではないでしょうか?
付き合って、喧嘩して、それでも好きで、そしてまた喧嘩して、悩んで。
BLならではの壁がすべて書かれていると思いました。
みんなに認められなくても好きなことは変わらない。けれど認めてほしい。胸がギュッとなりました。
1.2巻と比べてボリュームが少なかったのは少し残念ですが変に長くしても意味も無いしおげれつたなか先生は忙しいですもんね。

人生で読むべき作品だと思います

7

完結して寂しい

ついに終わってしまってさみしいです。

この二人ならっていうか直人が相手ならきっと大丈夫。
直人っていい子っていうか懐深くて広いですよね。可愛いし。
そりゃ惚れるでしょう。
太一が誰にも取られたくないって気持ちわかる。
ミカりんは素敵な女の子ですよね。BLに出てくる女の子でダントツ好きです。
でも現実にはミカりんタイプはモテないの。かっこよすぎて。

何年後か養子縁組した二人が見たい気もする。
一緒に生きていきたい。ってもうっ。生きて~
お幸せに~ 祝福です。

6

たなか先生 ありがとう!

おげれつたなか先生 ありがとう!
ついに最終巻です。

新参者なファンながら、待ちわび、
うれしくもあり、さびしくもあり、
でも、ホントに良かったよぉ〜と、感涙です。

直人と太一が選ぶ道は、
全ての人に理解をして貰えることは難しいことかもしれない。

それでも2人がこれから育む時間の中で、
ミカリンやふみちゃんの様な人に沢山出会うことを願いたい。

直人ファミリーや太一父 達の、揺らがぬ絶対の愛が根幹にあれば、
それは2人の力となり、拠り所となり、
どんな壁にぶち当たろうとも、
信じ、愛し合う2人ならば、歩み進んで行けるのだと思う。

2人の人生はここから、新たなスタートで、
彼らの今後を読んでみたいとも思うけれど、
綺麗に結んだお話を、今は噛みしめたいです。

直人の笑顔や泣き顔に会えなくなるのは淋しいが、
きっと、2人の旅は続いて行くから。

是非に、各々が3巻を
手に取り、読んで、感じて、考えて、
あなたのエスケープジャーニーを堪能して下さい。

ホント、良い作品に出会えて良かった。

これからも、
おげれつたなか先生の作品を楽しみにしております。

6

等身大の大恋愛

 2巻で新キャラとして登場した仁科との決着に時間をかけるのかと思いきや、仁科に関しては結構序盤でかたがつきます。ストーリーの要はそれよりも、太一と直人それぞれの家族、更には周りの友人たちにどう受け入れてもらうのかというところ。相手に認めてもらうまでとことん話すのか、別に無理に認めてもらわなくてもいいと割り切るのか、相手にもある程度の理解を求めるのか。それぞれに対していろんなカミングアウトの方法があると思います。どれが正解というわけでもなく、その都度自分たちが納得できるような結論に落ち着けば十分なんだということを改めて考えさせられた気がします。これからもそういう場面にたくさん出会うと思いますが、この2人ならきっと乗り越えられるんだろうなぁと感じられました。現実世界でも、直人の家族やミカりんみたいな人が増えますようにと願うばかりです。

 演出としては、やはりこの作品を象徴する自転車の二人乗りのシーンが最後にもう一度あったのが最高でした。高校生の時と1巻では、直人が漕いでいましたよね。太一は口下手なのもあって、まだ受け身な部分が多かったように思います。でも、この最終巻では太一の方から誘い出し、後ろに乗った直人に振り向くんです。その太一を見た時に浮かんだ直人の涙に、思わずもらい泣きしてしまいました。このシーンだけで、この作品を知って良かった、好きになって良かったなぁと感じました。素晴らしい作品を完成させてくださったおげれつたなか先生に感謝です。

6

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