エスケープジャーニー(3)

escape journey

エスケープジャーニー(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神64
  • 萌×213
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

14

レビュー数
19
得点
404
評価数
91
平均
4.5 / 5
神率
70.3%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
エスケープジャーニー
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784799737873

あらすじ

笑えるくらい必死に恋をした。
ミスターS大で優勝した太一の目の前で、
仁科にさらわれた直人。直人へ恋心を抱いていた仁科は、
傷ついた直人に手を伸ばして想いを告げようとするが…?
家族にカミングアウト?養子縁組?男同士で恋人、
互いを想っていても世間は冷たくて「家族」だって傷つける。
ボーイズラブのゴールとはどこか?
BLの本質に挑んだ名作、ついに完結!
描き下ろしは温泉ラブラブエッチv

表題作エスケープジャーニー(3)

羽瀬太一、大学4年
久見直人、大学4年

その他の収録作品

  • Special escape

評価・レビューする

レビュー投稿数19

3巻分の感想を‼️

とうとう最終巻です。

おげれつたなか先生の作品は全て読ませていただいていますが この作品は完全に学園モノですし社会人的要素は皆無でしたのでBLという事も勿論ですが完全に社会人(大人)となってしまった自分にはとても清々しいキラキラした作品だったんです。

一巻の最初から一貫していた直人の悩み(想い)が解消され、そして形を変え、また悩み…
正に人生を送っているなーとおもえます。
最初の頃はチャラいキャラが際立っていた彼の根底には(太一じゃないとイヤだ!)という想いが見え隠れしている様はチャラさが【鎧】のように見えていました。
直人視点で語られていた分、太一の言動や行動が不思議に写った方も居られたようですが、太一の側に立つと見えてくるものが違うのに気付くでしょう。

BLで親(家族)を出されるのは…と思われる方も多いかもしれない。もっとライトにBLというジャンルを楽しみたい!と。
わかります。
ですが何故そう思うのか?
それはきっと現実ではこの作品のように最終的には(BL=同性愛→カミングアウト)という縮図がその方の中に普通の常識としてあるからだと思うんです。
BLはあくまでフィクションであって ノンフィクションはいらない。そういう方が多いのも事実でしょう。

今ではBLにも多種多様なジャンルが存在します。
おげれつたなか先生が何故こういうエンディングをチョイスされたのかまでは計り知ることは出来ませんが、自分はこのエンディングは最高にHappyなものだったと思います。
確かにテーマがシフトしたように感じる要素は多々あります。ですが描き手側からすると描いていくうちにキャラが語りかけてきて…の このエンディングの様に思えてならないのです。

あと仁科は必要?の意見が多いみたいですが、必要だから出し、あとがきで先生御自身も「仁科も幸せにしたいです…」と書かれているように登場するキャラに無意味なキャラ等は存在しないと思います。
いらなければ名前を与える必要もないですからイチモブとして粉掛け役で良かったはず…。
でも先生は彼に(仁科)という名を与え 直人を想い…故に嫉妬させ 直人の幸せを願う役を与えた…
つまりは[必要]だったんです。
自分はサイドストーリーでもいいから仁科が幸せを掴む様を見たいです。

エスケープジャーニー。
今はまだ学生の二人ですが
ジジイになってからの二人も見てみたい(笑)と思えるとても温かい作品でした。

1

太一の泣き顔と笑顔が可愛い。

良かった〜の一言です。作品としても物語の決着にしてもです。太一の母親だけが自分勝手でしたが、将来あかりちゃんにガツンとやられそうですね。直人の家族に至っては適応能力早かったし。笑。お母さんの気持ちも納得です。形だけ整えても通りすがりの他人には見えませんよね。自立して揺らがない気持ちが育つのが大切です。友達もみんないい奴で、すっぴんで走って来たミカちゃん男前でした。普段の直人の周りとの繋がりが本物だったからでしょう。他人にどう思われようが、自分達の本当に大切な人達に受け入れて貰えれば強く居られるんだと思いました。年末には太一の父親に会うみたいだし、いつか社会人になった2人のお話も読んでみたいです。仁科の話も読みたいです。

3

感動のラスト!ただ…

1~2巻、おげれつたなか先生の作品のなかで一番好きだったのでついに最終巻かぁ~とドキドキしながら発売を待ってました!正直、終わって寂しいです。作品のファンとしての希望ですが、社会人になってからの二人(それから)も見たいなぁ。
二人をとりまく人々のやさしさににぐっときます。会話の一言一言に今まで以上に重みがあり、じーーんとしました。好きだからずっと一緒にいたい、という当たり前でシンプルな気持ちをオープンにして社会とかかわることの想像以上の難しさにぶつかる二人の葛藤が手に取るようにわかる描写、素晴らしいです。太一と直人の家族のリアクションの対比も面白かったですし、都合のいいことだらけのラストでないところもいいです!まぁいろいろあるけど続くんだよ、という自然な流れから二人のきっかけに回帰してくラストは感動的でした。

ただ、二巻からの流れでこの感じだったら仁科くんって…?もっと絡んでほしかったな?と。いろんな意味でキーパーソンだと期待してたので、なんとなく、、仁科がいなくても二人はこういう答えを出せたんじゃないのかなぁ~と思ってしまって「あれ?」という感があったので、、の評価になりました。1巻ずつ読んでしまっているので、こうなりましたが1~3巻まっさらな状態で一気に読んだら、作品に含まれる様々な問いかけの意味の大きさなど、やはりBLを語るに外せない作品にはなっていると思います。

3

これぞBL

これぞBLと言われるのではないでしょうか?
付き合って、喧嘩して、それでも好きで、そしてまた喧嘩して、悩んで。
BLならではの壁がすべて書かれていると思いました。
みんなに認められなくても好きなことは変わらない。けれど認めてほしい。胸がギュッとなりました。
1.2巻と比べてボリュームが少なかったのは少し残念ですが変に長くしても意味も無いしおげれつたなか先生は忙しいですもんね。

人生で読むべき作品だと思います

3

ゴールは二人でつくるもの

※辛口レビューですので、嫌な方は飛ばして頂けると幸いです。
この作品は読む方の年齢、学生か、社会人かによってかなり評価が異なると思います。社会に出てだいぶ経つ私からすると、うーん、この2人はまだ若いんだなと。
恐らく太一は「前に進みたい」「家族になってやれない」と悩んでいた直人のために養子縁組や、家族に合わせようと焦っていたのかもしれないのですが、まだ学生で自立出来てない段階でそれを考えるのはあまりにも早すぎる。
この辺のもやもや感をずばっと言ってくれた直人のお母さん、流石です。養子縁組という形にすがって一応の安心は得られても、二人がしっかりしていなければ関係を上手く続けるのは恐らく難しい。
大学はとても自由な空間です。ミカりんやふみちゃんをはじめ、同性愛をカミングアウトしても困惑しつつ認めて支えてくれる友達がいる。
作品としてはハッピーエンドで終わりましたが、多分これは序章でしかなく、社会に出てからきっといろいろあるであろう2人のスタートまでを描いた作品なのだと私は思っています。
「BLの本質に挑んだ名作」と本の紹介には書かれていますが、どこかまだ浅かったかなと。
2巻から仁科を出して流れを変える必要はあったのか。1巻完結のほうが上手くまとまったんじゃないだろうか。3巻まで続けるのならもっと違う形で同性愛について掘り下げて欲しかったというのが正直な感想です。
おげれつ先生の作品は全部読んでいますが、おげれつ先生自身、まず同性愛に抵抗のない作家さんだと私は感じています。登場人物は同性愛者前提(ネオンサイン・アンバーの緒方除く)。その中で各キャラが辛い過去を抱えていたり、同性愛とは別の部分で闇を抱えている。太一と直人も同性愛者であるという点では悩んでないように見えてしまう。いかにお互いが傷つかずに一緒にいられるか、家族や友人に認められるか、そちらへテーマがシフトしてしまい、読んでいる側はやや置いてけぼりにされたように感じるというか。
確かに家族に認められるのは大事かもしれませんが、BLで親御さんを出されてしまうとやはり見てて辛い。だって2人とも異性愛の結果生まれた存在だから。
親御さんへの挨拶はBLものではよく見ます。ある意味見せ場です。挨拶する側は相手方の両親に憎まれても殴られてもかまわない覚悟で、スーツ着て、菓子折り持って、人一人の人生を変えてしまった重みを抱えつつ挨拶に行く訳です。太一と直人にそこまでの発想はあっただろうか。いつか認めてもらえるという甘い考えが透けて見えなかっただろうか。
これはやはりもっと歳を重ねてからやって欲しかった。今回単純にエロに萌えられなかったのはその辺がひっかかっていたせいかもしれません。
せっかく若いんだからもっと今を楽しもうよ!!!
と、ここまで納得いかないことばかりを書きましたが、太一と直人が思い出させてくれた真っ直ぐすぎる青春物語。まぶしくて懐かしくて苦しかった。
二人乗りで見せてくれた海の景色、ありがとう。
表紙で向い合い泣き笑いしているように見える二人、これから何があっても一緒に進んで行こうなってちゃかし合いながら言っているようにも見えます。

裏表紙に「ボーイズラブのゴールはどこか」と書いてあるのですが、BLのゴールなんてものはそもそもないと私は思っています。2人が悩んで、葛藤して、一生かけて模索していくのがBL、同性愛。
2人の長い長い人生という旅へのスタートがこれからきっと始まるのでしょう。
重くしすぎず、バランスを取りながら、若い方にもBLのあり方を訴えたこの作品は確かに素晴らしく、でも非常に評価の難しい作品でした。
萌にするか神にするかさんざん悩んだのですが、これから未来へ向かっていく二人へのご祝儀という意味合いも込めて、神評価とさせて頂きます。
(※7/18 加筆し、再評価させて頂きました。)

5

ありがとう 2人

1巻だけで大満足な作品でした。
2巻の終わりでは、続くことに対して
もどかしい気持ちでした。
だけど 今は 全3巻にありがとう!!

カミングアウト、家族、友人 色々あって
そんなテーマにしては あっさり…、とか
そういうご意見もあるようですが。
この作品は この先何度も何度も繰り返し読みたい。
思い出したときに読む、じゃなくて
BLのバイブルとして常に読みたい。
だから この深み(浅み) 明るさ が良いんだと思います。
とはいえ、やっぱり 1巻が1番好きです 苦笑。

直人の明るさは全3巻に渡って太陽のようで、
それに対しての太一は月かな?
直人の光に照らされていますね。
だから、時に見せる直人の涙は辛かったです。
3巻まで読んで、ほっとしている今
さらにラブラブな続きが読みたい というのが
私の勝手な希望です☆

3

旅路は死ぬ日まで続く。若者たちよ一歩一歩強くなれ!

BLってジャンルで求められる類いを考えると1巻だけでスパッと終わっておくのが良かったんじゃ?という思いもありつつ、2-3巻は別のものさしで見て「神」かなやっぱり。
重くて息苦しい内容でしたけど、たなかさん自身、現在進行形で頭悩ませながら描かれてるんだろうなって感じがしました。
若い作家様らしい感覚で描かれたキャラ達の等身大さが何より良かったです。

この作品を読んでて1巻からずっとキツいなーと思ってるのは直人の家族と太一の家族の差。
典型的な正反対の家族像が描かれていて、この親にしてこの子ありだなってキャラの太一と直人がいて、子のカミングアウトに対する親の反応もやっぱり正反対な感じで・・・
太一のこの極端な考え方とか余裕のなさといった人間的未熟さの原因がどこから来てるのかが実感を持って解る自分としては、なかなか読んでてキツかったです。
太一が1回目で見切りを付けずにもう一度母親に会ったのは私は偉いと思いました。
結局行き着いた答えは「母さんとはもう会わない」だったけど。
こういう親の元に生まれてしまって自分を貫こうと思ったらこうするしかないのかなぁ?
子が譲歩するか、諦めて見切りをつけるか。どっちにしても子供としては悲しいよね。
対する直人母はかっこよかった。
ズバッと物申すところもそうだけど、ああいう言い方もなかなか誰もができるもんじゃないと思う。
自分の親からは貰えなかった言葉を直人の両親からは貰えて不意に流れてしまった太一の嬉し涙にこっちまで嬉しくなりました。
唇を噛む癖、なくなっていくかな?

周りの友達もみんな良い子ばっかり!
現実はこんなふうにトントン拍子になんていくはずないけど漫画の中ぐらいではね。
直人と太一がちゃんと当たり前のように祝福されているのがいいなと思いました。

ミカりんのすっぴんが男前過ぎて、ミカりん実は女装子だった?!と一瞬思ってしまったのはたなかさんとミカりんに謝りますw
こじらせ男子仁科くんの憑き物が落ちたような吹っ切れた顔にもホッとしました。
仁科くんはスピンオフ来るかな?幸せになってほしい。

この作品を一言で言うならやっぱりこれなんじゃないかな。
─The journey not the arrival matters.(旅とは、どこかに辿り着くことが重要なのではない。)
進めば後ろには軌跡が残る。
最後のコマの絵と直人の台詞はそんなことを物語っているよう。
2ケツで「どっこまっでもー‼︎」行けるよきっと!

【電子】ebj版:修正○、カバー下なし、裏表紙○

4

青春!

1、2巻のレビューで書いたかもしれませんが、リアルな悩みや問題が真正面から描かれていて、男同士の恋愛は難しいよ、みたいな流れで仁科くん登場、正直この二人大丈夫かな?と思っていました。
結果、仁科くんはそっと去り、大学の同級生はいい奴ら、直人と太一それぞれの家族にも紹介できた、という、まるーく収まっての完結でした。それはそれでホッとした反面、違う展開も期待していたダークな自分もいました。すみません。

全体としては青春だなあ、としみじみ思います。

4

完結ありがとう

死ぬまでに完結して欲しい作品の一つが遂に完結!
最近の商業誌みてると、付き合って、子どもができないことや家族になれないことに悩んでって話が多いし(時代の流れかな)、そうお話大好きだけど、その中でも特に太一の気持ちにも直人の気持ちにものめり込める作品でした。
1巻と2巻の厚みが凄かったから3巻を手にした瞬間薄くて無事に完結するのか心配になってしまったけど、読んでみて満足しました。
内容もしっかりしてるのに相変わらずエロもしっかりありまた読み返したいです。
そして個人的に彼氏がいて友だちがゲイでそれを見守れるふみちゃんの立ち位置羨ましい(笑)

4

ついに完結!ありがとうございました!

ずっと見守ってきた二人もついに完結……!
寂しく思いながら読みました。

おげれつたなか先生の作品は、BLの本質的な部分や同性愛に対する世間の目など"リアル"なところまで描かれているものが多く、エスケープジャーニーはまさにそんなリアルが詰まった作品でした。
男二人暮しができなかったり、母親に否定されたり、周りから白い目で見られたり……喧嘩もたくさんしたし、お互い傷つけあった。それでも好き。それでも離さない。心から惹かれていて、もうこの人しかいない。お互いがそう思うからこそ、どんな困難も乗り越えていけるんだと思います。
これから苦労することも沢山あるだろうし、そのぶん泣くことも増えると思う。でも、この二人だったら死ぬまで一緒にいる気がします。
素敵な作品に出会えて本当に本当に良かったです。
こういうのを名作っていうんだなって心から思いました。ありがとうございました!!
仁科くんのハッピーエンドも見たいから、かんちゃんみたいに別の作品にくっつけてちょっとやっくれたら嬉しい!仁科くんも幸せになってね!

4

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