明治~大正時代を舞台にした エロスと怪異の幻想BL

つごもりの通り道 下

tsugomori no toorimichi

つごもりの通り道 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×27
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
100
評価数
25
平均
4.1 / 5
神率
44%
著者
日野雄飛 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
つごもりの通り道
発売日
ISBN
9784863497214

あらすじ

よろず屋「つごもり」の主人、
月森 藍次(つきもり あいじ)は人の形を借りた異形の者。
警官の万善 巌(ばんぜん いわお)は、何故か月森の助手を務めている
従兄弟(いとこ)の万善 未散(ばんぜん みちる)を守ろうと、
なりゆきから月森と交尾をして精を与えることになってしまった。

月森の真実の姿、巌の失われた過去の記憶、未散が巌に寄せる想い、
それぞれの思惑が重なり、人と妖の関係は何処へ…。

表題作つごもりの通り道 下

万善巌、事故で記憶を無くした警官、24
月森藍次、よろず屋「つごもり」の主人、29

同時収録作品つごもりの通り道

万善巌、記憶を無くした警官、24
万善未散、よろず屋「つごもり」の助手で巌の従弟19

その他の収録作品

  • 曇った鏡
  • 餌袋
  • けもの酒
  • つごもりの器
  • あらしのあと(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数3

物語は一気に加速

こちら、下巻になります。

上巻ではまだまだ序章と言った所でしたが、こちらで藍次の過去が語られ、また健気で優しいばかりの印象だった未散の真実が分かりと、ストーリーとしては一気にBL的萌えが加速します。
う~ん・・・。圧巻でした。


内容ですが、上巻からの続き。
藍次の身体に溺れてゆく巌。
また、藍次の過去が語られます。
そんな中、ずっと秘め続けていた巌への恋情をあかしてしまう未散。
実は藍次と未散の間には、とある「契約」があって-・・・。

で、今回起きる事件ですが、どうしても曇りが取れない鏡に引き込まれてしまう未散。
あと、飲むと何故か獣を犯してしまう酒-。
と言った所でしょうか。

藍次の過去がちょっと切なくて、行き倒れ同然の彼に、寝床や食事と人間らしい生活を与えてくれた、とある人物。
過去の藍次は現在とは印象がかなり違っていて、この人物との出会いいより、現在の彼が形作られたのかと思うと、何だか切なく悲しい気持ちになります。

また、ここで明かされる未散と藍次の「契約」。
なるほどねと言った所ですが、これもまた物悲しい・・・(´;ω;`)
未散の行動が健気なのと共に、人間の悲哀みたいのが感じられて。
ここでの藍次、完全に悪役やん・・・。
あとですね、真面目で硬派な印象だった巌。
彼の仄暗い「本音」にもドキッとさせられます。
上巻では大正浪漫探偵ものて感じだったのに、下巻では一気に愛憎入り混じる生々しい人間ドラマ。これ、めちゃくちゃ褒めてます。

と、一気に色々な謎が解け、また真実が分かる下巻。
そんな中、とても印象的なのが藍次になります。
これまでのエロでは、鱗が生えてもあくまで美しかった彼。
今回は異形の本性剥き出しです。
言ってる事が本当ゾッとくるのですが、実は彼が、一番純粋で正直なんですよね。多分。
人間のように、嘘や見栄で本音を取り繕ったりしない。
そんな彼が、自分の初めての気持ちに疑問を覚える・・・。
いや、真面目な顔で、とぼけた事を言ってる彼が最高に可愛いです。

あと、描き下ろしでは小悪魔と化した藍次が読めます。
巌は結局、こうして藍次に振り回される運命なのね~と。
なんか、ずいぶん可愛くなっちゃってる藍次にもニヤニヤしました。


ところで、上巻のあとがきに書かれてましたが、藍次の人外の部分は「ワニ」。
ただし、昔はサメの事をワニと言っていたり、麒麟のような幻獣をワニと呼んでいた説等もあるらしく、それらを全てミックスしてるらしいです。
で、ワニのオスは常に性器が勃起しており、必要な時にそれがスリットから飛び出す仕組みだそう。
穴の中で兜合わせが出来ると言うのにロマンを感じるそうです。
おわかりいただけるでしょうかと書かれてましたが、よく分かりますよー!!
それ、まさに浪漫です!!
上巻でのこの描写にご期待下さい。

4

何かがあってもなくっても、人は変わっていく

上巻ではちょっと不思議な大正ロマンといった趣だったこの作品、上巻の最後で巌と未散の子供時代が少し語られていましたが、この下巻で巌と未散、巌と藍次の間に交錯する想いや、そして、藍次が藍次の姿になった理由などと、物語が大きく展開していきます。
色々なことがあって、それが妖に由来するものであってもなくても関係なく、当たり前に人は変わっていくし、人の気持ちは動いていく。
そんな未散の言葉で締めくくられた物語。
きれいにまとまって良かったです。

3

1冊でいろんな美味しさ

作画に心臓がヒュッとするかなり本気の人外(獣)作品でした。上巻でスリットに喜んでる場合ではなかった。BLらしからぬ濃さです。

しかしかながらこの終わり方はかなり残念。だって人外の月森さんが大好きだったんですもの…復活するよね…?巌(表紙/攻め)は人外ではない月森を抱けたことに喜びを感じていたようですが。うーん、真っ昼間から〜とか言うちょい初心な月森さんは非常に可愛かったけど。

小さい未散のむちむちしたほっぺと大きな目も、ショタ好きではない自分にも相当刺さる可愛さでした。しかし成長した未散のことはさして好きになれなかった。ただし大人があるからこそショタに萌えるところもある。

今日現在、日野先生のpixivで、リバが見られます。月森獣verだし、リバ好きにはたまらない〜

萌2〜神

1

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