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表題作午前3時の家出

高岡 サラリーマン
鯉住幸人 姿を消してた恋人

同時収録作品午前3時の家出

伊勢悠仁 デザイナー
鯉住直人 伊勢の恋人,幸人の弟

同時収録作品愛の才能

尾瀬崇央 大学生
凪 大学生

その他の収録作品

  • 午前3時の家出 描き下ろし
  • 愛の才能 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

“今までありがとう”
一言のメモと部屋の鍵だけを残し、同棲していた恋人の幸人は高岡の留守中にいなくなった。
互いに一生をかけた存在だと思っていたはずなのに――。
それから二年経っても高岡は幸人を忘れられず、このままでいいのか…と自問の日々。
そんな折、幸人そっくりの青年が高岡を訪ねてきて…?

作品情報

作品名
午前3時の家出
著者
上田にく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796411776
3.4

(19)

(4)

萌々

(3)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
64
評価数
19
平均
3.4 / 5
神率
21.1%

レビュー投稿数5

ついて回る問題

惚れさせておいて、どっぷり浸からせておいて、急に「好きだから、お前にはふつうのしあわせが似合う!」って身を引こうとするゲイ許すまじ会会長です。
ふつうのしあわせとはなんぞや。

「午前3時の家出」(1〜3話+描き下ろし) 萌
ずっと一緒にいると思っていた恋人に去られて2年。
幸人と暮らした家に住み続けている高岡の前に、幸人そっくりな少年が現れて…。
きちんと理由が分かって別れても引きずるものなのに、「今までありがとう」とだけ書かれた置き手紙1枚で置いていかれたら、断ち切ることも前に進むこともできないだろうな…、と高岡にものすごく同情しました。
3話で明かされた幸人が消えた理由を読んだら、ものっすごく脱力。
ノンケとゲイ問題って結構多くの作品でテーマになっていますが、ゲイに落とされたノンケにとっては「ゲイとか同性とか関係なく、その人だから」恋に落ちているわけで。
ジャンルじゃなく「人」そのものに惚れて、垣根を越えてきてくれた人間を突き放したからと言って垣根を戻っていくわけではなくて、「戻れないし、進めない」状態に置き去りにするだけなのだと何度言えば!!と憤ってしまいました。
憤らずに「遠回りしたけど、良かった…」と思える方は聖母マリアです。
2話目は1話で登場した幸人そっくりさん(弟)の話。
こっちは萌えたー!受けにべた惚れ溺愛系攻めの登場です。
この攻め、出会いのシーンではスカした大人にしか見えなかったのに、この変貌っぷり。そのギャップにさらにワクワクが止まらなくなりました。
間に挟まれた閑話休題的な別CPさまさまな作品。

「愛の才能」萌
幼馴染みで隣にいるうちに、いつの間にかからだの関係ができて…。
無口で無愛想で必要なことも必要になったギリギリでしか言わない崇央と、振り回され続けた凪と、凪の友人でモテ男の円。
あとがきで「三角関係を描きたかった」とありましたが、描けなくてありがとう!と感謝の気持ちでいっぱいです。
自分の気持ちも崇央の気持ちも分からない凪の水先案内人のようでした、円くん。
そんな円もひとの気持ちは分かるけど、自分はまだ…という子だったので、この子がしあわせになる話も読みたいなあ。

0

もっと、葛藤が欲しかった。

タイトルの「午前3時の家出」が・・・
これは、幸人が午前3時に家出したのか?
タイトルと中身が、繋がらなかった。。。

高岡がノンケで、幸人がゲイ。
もともとネガティブ思考の幸人。
ゲイであることに後ろめたさがあり、友人の結婚式の様子にグルグル来てしまい、高岡と上手くいっていたのに逃げてしまったと・・・
弟が間を取り持ち、パッピーエンドだが。
もう少し、葛藤が欲しかった。

「愛の才能」
これは、円が良いやつだったな。
崇央が、分かりずらすぎたわ!
凪のキャラが可愛いかった。

0

この作品の中で、一番好きなのがノンケの脇役という……

久しぶりの再読。

【午前3時の家出】
2年前突然別れを告げて出て行った彼氏にそっくりな青年がやってきて……。

こんな自己完結してる受け、めんどくせーって感じ。

ノンケとゲイのお付き合いで、ノンケ攻めには普通の幸せがあるから……と身を引こうとしたり、このお付き合いは有限と覚悟決めながら付き合ってるいじらしさみたいなのに萌えるタチだけど、この受けに限ってはあまりにも独りよがりすぎて萌えゼロ。

弟カプのほうは、攻めが溺愛攻め描写に萌える。
受けがいなくなって廃人化しちゃう攻め萌え。


【愛の才能】
幼馴染の崇央と体を重ねるまでになった凪。
ところが突然、崇央が引っ越していなくなってしまい、欲求不満を募らせた凪は友達の円(ノンケ)にその手で抜いてくれ…と頼む。

崇央はありえないレベルで無口というか、それで伝わってると思ってるのはお前だけだぞ!!って感じ。

巻き込まれた円は、めちゃまともでいい人。
つーか、この一冊の中で一番まともなのは脇役の円というね。そして私は円が一番好き。ただのノンケの脇役なのに!

0

ちゃんと話し合おうな3カプ

紙本
修正…見えない描写
カバー下…なし
カバー折り返し…プロフィール

2

感情移入できないよ

表題作。
幸人と直人の兄弟どっちもめんどくさいw
幸人は同棲中の高岡くんのもとから何も言わずに出て行ってしまう。
それも勝手に一人ネガティブになってBLあるあるの彼(高岡くん)は自分と一緒だとダメだ、普通の家庭をもってしあわせにならないと、と思い込むやつ。
なんもわからないままおいてけぼりになる高岡くんがかわいそう。
そりゃ、出て行かれたまま幸人に連絡とることもできひんわ、と共感してしまった。

直人もゲイの相手と同棲していたのに何も言わず家出。
こっちは1週間で戻ったけど。
相手が仕事ばっかりで構ってくれないと、そのことを伝えずに出て行くという。勝手かw
しかも以前「仕事してるとこがかっこいい(いちゃつくのが面倒)」と自分が言ったからなのにそれを忘れて。勝手かw

もう一編は
幼なじみが体の関係を持ち、言葉足らずで、片方はセフレと思い、片方は付き合っていると思っていたというすれ違い。

両作ともすれ違いはわかるけど、萌えが足りないw

絵はきれいだけど。

0

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