電子限定かきおろし付
私が初めて読んだ(!)思い出のBL作品です。腐女子の友人と旅行に行った際に貸してもらいました。その後古本屋で見つけて購入。
絵はアナログ感のある強弱がはっきりした線です。細い線の絵を見慣れている方には雑に感じられてしまうかもしれません。絵柄はナウいです。
表紙を見ればわかるように、ストーリーというよりは濡れ場シーンに極振りしている作品です。導入は単純明快で「主人公の俺は、憧れの大学教授のエロ実験に付き合わされてます!」というもの。個人的に好きです。ほっとけばご飯も食べるのを忘れちゃう教授のことを気になっていく気持ちについて悩む、世話焼き主人公と、意識はしていないのだろうけれど時々大胆なことをしてきてドキドキさせられる、不思議系の教授。ただエッッなだけじゃなく、BLの王道「三話に出てくる障害」で深まる関係も読みごたえありです。
攻め様である先生の普段のゆるゆる具合とオス味のギャップがヤバかったです。フェロモンどばーだし、テレ顔隠すのもツボで色々良きでした。
エロ実験の助手である受け様も、ツンデレかなと思いきや攻め様への憧れと恋愛感情全開でずっとかわいかった!
ありがちな設定かと思っていたのですが、思っていた以上にエロが多いしラブラブしてくれているので満足!
絵的にさそんなに濃厚なセッがある感じはしなかったのですがさらっと安心して読める作品です。
表題作の『先生と助手の恋愛度測定!』よかったです!
変人准教授と世話焼き助手の実験と称したイチャエロに癒されまくりでした。
院生の木暮は尊敬する准教授・佐山の助手になったものの、
憧れた者の弱みか、またはチョロすぎる性格が災いしてか、
Hな実験台にされ、佐山の好奇心に振り回されてばかりの日々。
ある日、「肛門を性器として活用するための効果的開発方法」なる実験で
木暮はお尻を開発されてしまい、流れで佐山とセックスまでしてしまい…
両想いじゃなかったらこれ、完全にアウトなやつ(笑)
木暮も最初は反抗していたものの、佐山の思わせぶりな発言に
つい甘くなり、結局は流され「初めてはオモチャじゃいや!」
なんて無自覚に挑発しちゃうんだから罪な子です。
普段はせっせと佐山の世話を焼くしっかり者ですが、
割と快楽に弱く、すぐに可愛い表情でとろけちゃいます♥
そして、自分以外の人間が佐山の実験台にされると嫉妬しちゃったり、
自分からキスのおねだりをしてみたり、実験を重ねるほどに、徐々に
佐山への恋を自覚してゆくことに。
一方の佐山は普段はヘラヘラ笑いに敬語で穏やかな物腰ですが
研究のことと木暮のこととなる変貌し、特に木暮を攻めるときは
SスイッチがONに切り替わります。
木暮に言い寄る男にはわかりやすいくらい独占欲を見せます。
珍しく自制がきかず、初めての実験以外でのセックスをする二人ですが、
実験のセックスとは熱量が全然違っていて、箍が外れたように激しく
木暮を抱く佐山の男の表情にドキっとさせられました。
後に明かされる話によると意外に公私は分けているらしく
助手である木暮には手を出さないよう我慢していたようです。
実験でも散々エロエロしていたので説得力ないけどね!笑
両想いになってからは公衆の面前で木暮にキスしちゃったり、
周囲構わずイチャイチャし、ふっ切れちゃってる佐山。
今まで我慢してきた分、愛が爆発しちゃったのかな。
木暮への好き好きを抑えられないマイペースな佐山が可愛かったです。
平然として見えてたけれど、内心は可愛い助手にメロメロだったんですね。
一番のお気に入りは佐山のお膝の上で
木暮が高級プリンをアーンされているシーン。
まだこの時点ではお付き合いしていないはずなんだけど…
なのに何なのこの甘々は!最高か!
その他2つの短編が収録。
『秘夜に蜜杯』/『ウチの部下が言うことを聞きません!』
強気なツンデレ探偵とワンコ下僕もとい、助手の遠藤くんのお話。
2話収録です。
触手レイプやモブレ未遂、行く先々で事件に巻き込まれてしまう二人。
特に探偵さんが被害者体質で、一見Sなのに攻められると弱く、エロ全開でした。
『バックステージ・ファンタジー』
舞台の上ではライバル同士なショーのヒーロー俳優と悪役俳優お話。
悪役俳優の人気を落とすため、悪巧みをするヒーロー俳優。
けれど、手違いから思惑ははずれ、エッチな展開になってしまい…
二人の今後が楽しみです♬
天才准教授×助手を務める大学生。
研究で数々の成果を出している准教授の佐山は、本業の合間に性のギモンを探求するのが趣味という変わり者。
第1話から、
「肛門を性器として活用するための効果的開発方法」
などという素晴らしい()研究テーマを掲げ、実践してくださいます。
実験台は助手の木暮くん。
実験と称して助手をとろっとろに開発した後は、しっかり挿入までしちゃう過度な研究なんですが、いやはや、2人の空気感がたまらなくいいんですよー。
いつもニコニコぽわ〜んとしている奏さん(佐山先生)の、攻めに回ったときの変貌ぷりったら。
大学内でまことしやかに何してるんですか〜〜〜
…最高かよ。
医療のためとか、実験のためとか、アダルトグッズ開発のためとか、そういう言い訳めいた類いの開発モノ、大好きなんですよねー。
大好きなんだけど、出来ればそのシチュエーションは、恋愛の導入としてであって欲しい!というのが私的好み。
単なる体の開発で終わってしまうのはあまりにもったいないので、やはりストーリー展開は気になるところ。
この作品は、望み通り、ラブな展開をしてくれたので、すっごくよかったです♡
嫌々とか無理矢理ではなく、そこにちゃんと信頼関係や執着や愛情があるんです。
「私は(実験するなら)木暮くんの肛門がいいです」
と木暮くんに執着する奏さんと、
(実験するなら俺だけにしてほしい)と思っている木暮くん。
だからエッチな実験中はトロトロに感じまくるし、さらに実験後もあまあまなんです。
あなたたち、それもう付き合ってるよね?
それ実験じゃなくて、恋人同士のあまあまセックスだよねぇぇ??っていう、曖昧な距離感が、じれったいけどよかった!
最後、お酒に酔って先輩にちょっかいを出されてしまった木暮くんを見て嫉妬し、強引にオス感バリバリに奪い返す奏さんには痺れたわ〜!
そしてそんな奏さんに、すりすりぎゅっぎゅとしがみつき、甘え、おねだりする木暮くんは、可愛すぎて完全に私のツボでした…
すりすり大好き…萌え転がる〜〜。
ちなみに、実験内容は本当にエロエロでやばいくらいでした…//
アナル開発、前立腺刺激による連続射精、低周波電流責め、媚薬ローション…etc.
佐山准教授って本来何の研究してる方なんですか?と真剣に問いただしたかったですね(笑)
でもそれにも増して、恋人セックスはエロエロでした!
お互いを心から求め合う余裕のないセックスは、とても情熱的♡
●秘夜に蜜杯/ウチの部下が言うことを聞きません!
探偵多門と助手遠藤による、ほんのりホラーテイストの触手モノ+助手による下克上モノ。
愛ある下克上攻めはなかなかによき♡
霧間もっこり先生。
お名前からしてエロい作品をお描きになるのかな?とは思っておりましたが、期待どおりのエロ度に大満足でした。
以前ホラー作品を読んだときは、ちょっと合わないかな?と思って流し読みしてしまったんですが、これは再読すべきかなーーと感じております。
全国のエロ好きさんにオススメの一冊。
準教授・奏さんと助手・木暮くんのえっちな研究の数々、
堪能させていただきました!
性の探求、大事ですよねホント。
奏さんは変人ですけどイイ趣味してますww
憧れ→呆れ(?)→恋、みたいな忙しい感情の木暮くん、
やっぱり好きな人がシてくれるから敏感になるんですよね。
その都度濡れまくって感じまくっちゃって
後始末がさぞ大変だろうなとww
奏さんとしてはよろしくない後輩に
NTRれそうになって初めて気づいた恋心なんでしょうけど
急に意識してしまう様子がとてもラブリーでした。
普段のほほんとしている表情と
欲情した雄みのある表情のギャップが素晴らしい!!!
奏さんは本当にズルい…あんなの言う事きかないわけにいかない…。
木暮くんがなんだかんだで毎回とろっとろになるから
攻め甲斐もあるよなぁと思ってしまいました。
第1話では最中でも男らしさが残っていましたが
回を重ねるごとにソレも無くなってしまってww
個人的には男らしさがあった方が燃える方ですが。
奏さん効果は凄いなぁ。ていうか奏さん凄テクwww
でも人前でのイチャつきは我満、ね!
『秘夜に密杯』『ウチの部下が言うこと聞きません!』
口が悪い探偵・多門とちょっとおバカな助手・遠藤のすったもんだ事件簿☆
どちらも霧間さんの性癖炸裂ですww
辺境の村にて神様の子を触手で孕ませられる!?&
妙な薬で多門も遠藤もおかしくなっちゃって…。
勿論どちらもエロエロです。
職業柄トラブル体質で境遇が気の毒になりつつ
やっぱり気持ちよさそうとしか言いようがない!
多門さんたらもうドMなんだから…。
『バックステージ・ファンタジー』
プリンスヒーローショー、
主役のプリンスホワイティ―と悪役マッドイービルのウラの顔。
ホワイティ―が小憎らしいイービルに一泡吹かせてやる!だったのに
なんだか可愛い……。
この二人がちゃんと恋愛になるところも読みたいです。
ラストがめっちゃツレないのでww
えっちぃコミックスをお読みになりたい御方に是非おススメ!!
アングルも素敵ですよ♡
大満足なので神です!!