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全巻読んだ上の感想ですが、ネタバレなし。
オメガバースというと苦手な人も多いと思いますが、というか私もなんですが、それでもこの作品は大好きです。
フェミニズムがテーマの一つになっていて、割と社会派な内容。それがエンタメ色の強いストーリーとファンタジックな世界観で読みやすくなっています。一巻の時点では薄めですがもちろんBL的萌えもあり。
丸木戸先生の作品は全般的にそうですが、どんな生き方を選んだ人も包み込んでくれるような優しさに満ちています。私にとってお守りのような存在になりました。
丸木戸マキ先生の非BLレーベルから出ているオメガバース作品。とうとう完結、10巻も出てたなんて!
ずっと気になりつつ読めてなかったのですが、読んでみました。
ドロドロお家騒動愛憎劇って感じで、なかなか面白いです。
丸木戸先生のオリジナル設定の部分、私が読んだオメガバース作品中では初めてかも。
それは、
・αを産めるのは、Ωのみ
・運命の番はおとぎ話と思われているが、番のαに噛まれたΩは発情期が無くなる
・政府は、Ωの自立を抑制しαを産むための生き物とみなしている様子で発情抑制剤の研究がストップし、製造・輸入・所持が禁じられている。
・出産出来ないΩは[メガエラ]と差別的な名称で呼ばれる事もある
お金持ちの跡取りとしてのし上がりたい欲望と、子どもを持てず蔑まれてきた境遇から復讐したい2人がタッグを組んでどうなっていくのか楽しみだけど、もう不穏な空気。
これって、αのあの子と運命の番なんでしょ?
この先どうなんの?
シーモアで購入
白抜きとか要らないあっさりベッドシーン
うぁー(゚A゚;)ゴクリ
思ってたより心臓にくる
オメガバースと侮るなかれですな。
1つの財閥のドロッドロのお家事情。
愛憎渦巻くとはまさにこれ。
この世界観は凄い。
運命の番と
愛し合っていたはずの夫婦は
子供に恵まれなかったが故に少しずつ歪み
家のために迎えた妻たちには子供がさずかり
二人の関係も疎遠になった
しかし尽きることのない欲求
番であるということの確執。。
一巻から相当重いが
これからどうなっていくんだろうか
》レオの腹が膨らんでいるのを見たとき
私もゾワっとした
これ最後はハッピーエンドなんだろうか
心臓が痛いんだが。。
丸木戸マキ先生の作品は大好きなのですが、オメガバースがどうしても苦手で今まで敬遠していました。ですがやはり丸木戸マキ先生の作品なので外せないと思って読みました。時代背景はよく分からないのですが(多分昭和?)レトロな雰囲気とSF設定の混在というのも自分には新しくて面白かったです。男性が「夫人」と呼ばれていたり、女性が「父上」と呼ばれたり、男でも女でも子供を産めるようなのでそうゆう男女の差で身分が決まるわけではない世界を描くためにオメガバースという設定を使われたのかなと思いました。