俺だけでいいだろ?

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表題作彼はそれすら知らない

三明 海斗(大学生)イケメン、優等生
土屋 翔(大学生・ルームメイト)

その他の収録作品

  • 彼はそれすら気付かなかった(描き下ろし)
  • これは内緒だけど(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろし 2P

あらすじ

俺だけでいいだろ?
海斗の執拗な独占欲に、優越感を覚えていた翔だけど…⁉︎

高校時代からの友人・海斗とルームシェアをしている大学生の翔。
ちょっと過干渉なところもあるが、眉目秀麗で男女からモテる海斗の「特別」であることに優越感を抱いていた翔だったけど、ある夜、寝込みを襲われてしまって…!?

この執着がたまらなく快感ーーー
描き下ろしもたっぷり収録。

作品情報

作品名
彼はそれすら知らない
著者
いさき李果 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
ISBN
9784866532103
3.8

(10)

(2)

萌々

(4)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
38
評価数
10
平均
3.8 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

あっぱれ!これぞ腹黒策士攻め!


クール腹黒×明るい絆され

高校生の頃に出会い、大学へ進学を機にルームシェアしてからのお話です。

クールな攻めは学生の頃、必死に自分に話しかけてくれた受けを好きになり、高校を卒業後は親戚の家を借りて二人でルームシェア。

受けのご飯しか食べたくないと甘えていたり、受けの携帯を勝手に見て女の子のアドレス削除しちゃうくらい嫉妬深い!
それを知っても「しょうがない奴…」と、どこか責められない受け。

ある日、受けの帰りが遅くなったら不在着信が数十件など…。
ところどころに攻めの執着要素がた~くさん!

このままでは駄目だと家に帰らないでいると、自宅で倒れてる攻めが…。
受けがいないとまともな生活できないと思わせる腹黒策士ぶりに脱帽です。

わざと嫉妬させるように仕向けたり、体から堕としたり是か非でも手に入れたい攻めの執着がすごい。

その後、受けは策に嵌まったのかどうか…気になる方は、ぜひ読んでみてください。

1

ホラーじゃない執着、薄暗いハッピー

物静かであまり表情を変えないクールな海斗のマンションに居候同居している翔。
だが、海斗は翔の作る手料理しか食べなかったり、翔のスマホから勝手にアドレスを削除したり。
翔が抗議すると、「翔は特別だろ」。
優越感すら抱いた翔ですが、ある晩海斗はベッドの中にまで入ってきて…
所々海斗の独白が入るので、海斗が何を考えて行動を起こしているのかは読者には明かされています。
あとはどのように海斗が翔を絡め取っていくのか、翔の落ちるポイント、ごく普通の男子だった翔がどのように海斗の色に染まっていくのか…
一応海斗のしていることって「罠」なんでしょうね。
時間をかけてじわじわと。
海斗はある意味偏執狂でサイコっぽいけど、翔も相手が海斗なら罠にはまってもいーんじゃないの?的な読者目線もあり。
多分ちょっと薄暗い話なんだろうけど、適度な甘さもあり(翔が完オチした時の海斗の心底嬉しそうな笑顔とか)、読後感はなんとなくハッピーエンドな気分です。

3

フツーの日常的な雰囲気の中に、ひたひたと潜む彼の思惑。

タイトルがもぅ…。ネタバレだよね。
頭が良くて、スポーツマンで、近寄り難い程のイケメンで、モテて。そんなにカッコいい海斗と友達になれて有頂天になる翔。大学進学と共に、海斗は親戚の所有するマンションを借りるというので、翔にルームシェアを提案する。ありがたくそれを受け入れて同居する二人だったが、何不自由ない海斗と違って、バイトをしたり、海斗とは違う大学へ通う翔はどうしても時間が不規則になっていく。一緒に住んでいても、顔を合わせる時間が減っていくと感じていた矢先、海斗の様子がおかしくなっていって…。
翔も可愛いんだけど、常に憂いを帯びた海斗の色っぽい目付きがたまらんです。この目付きを見て、何も感じない方がおかしいよ…、翔くん。
物語は、最初は翔目線、徐々に海斗目線を織り交ぜながら進行していくので、読み手側には早々にネタバレするという、構成になっております。なので、想定内な内容だとは思いますが、海斗の色気を楽しんで頂ければ、と思います。海斗が翔の目から見て、完璧な男前、ということなんですが、翔もちゃんと骨格のしっかりした同じ体格の男の子って感じなので、男の子同士っていうのはいい!(多分、抵抗しようと思えば出来る筈。)筋張った長い指で、絡め取るようにアレをアレするのがいい!気持ち良くないわけがない、と思います。
少し冷んやりとしたものを感じるかもしれませんが、全体的にはあまあまです。たぶん、きっと。

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