特典ペーパー付
とにかく受けが可愛い。
絵もエロくて良かったです。
以下は気になった点です。
攻めのキャラクターには惹かれなかったです。
大して伏線もないままに突然発動した孤独で可哀想キャラにはついていけなかったし、受けも同類だから惹かれた…と言う流れはもっとわからなかった。
攻めはゲイゆえの悩みはあろうとも、お仲間にもモテてるしゲーム感覚で楽しんでるし、ある程度の仮面を被って生きているのは誰だってそう。
受けは趣味をなかなか理解してもらえない、亡くなった父親と遺憾あり、ということをかるく描かれていただけで、仲良しで理解のある友達と兄弟がいて孤独とかけ離れてるように見えるし、特別な悩みがあるような描写はない。
無理矢理な設定がなかったらもう少し好きになれたかもしれない作品でした。
上原あり先生の作品読む度に、ストーリーの癖の付け方の〜作り方が上手よね。
それが、いつも楽しみだわ。
今回のストーリーは、甘い系だったね。
リアルに、ゲームを絡めたストーリーで面白かった。
途中の、セリフの使い方がめっちゃ面白くて、アナルソムリエとか、麗しのAEDとか、吹き出しながら読んだわ。
個人的に、脇役の褐色美人の大寿のスピンオフ読んでみたいなぁ。
陽向と魁星、タイプが違う2人がゲームと、リアルを交差しながら、自分たちの気持ちに整理を付けて、にこにこハッピーエンド。
面白かった。
今日は、あまあまな作品を読むdayだったのです。個人的に。
あまあま基準で作品を選びながら、こちらの作品も候補にあげ、しかし上原先生は心が痛くなる作品もあるしな〜と迷う。
ちるちるさんの作品トーンを確認すると大丈夫そう( ´ ▽ ` )
余談ですが、レビューは後から確認する派なのでこの作品トーン私にはとても大事なのです。上げて下さってる方、様々です。
結果、めっちゃ好きでした。早く読んでおけばよかった〜。
会話の面白い人、切り返しの上手い人って楽しいですよねー。攻めさま、それでした。
何言ってんだって若干引くくらいペラペラペラペラ…友人いわく人たらしコミュ強モンスター(=^▽^)
そんな攻めがちょいと陰りを見せる部分もあったりで、キャラクターでも楽しませて貰いました。基本的に攻め視点でお話が進むので、受けちゃんを好きになっていく過程を楽しめまさに求めていたあまあま!!
受けちゃんの服装も、受けちゃん自身も可愛かった♡うぶさがたまらん♡
攻めさま遊び人なので受けちゃん以外ともやっちゃってますが、その描写が大丈夫なら万人受けしそうな楽しく可愛いストーリーでした。
おすすめ。
"恋愛はさながらゲームだ"そんな持論を語る大学生の陽向。
自分のことなのにどこか客観視しているような冷静さ。物事の考え方、捉え方が数学科の学生らしいなと思いました。
頭のなかでゲームを解くようになんでもパッと解析して、人へもそう接してきたので口説けない相手はいなかったのでしょう。
でも魁星に対しては誤算続き。魁星の不思議な雰囲気に惹かれ、徐々に冷静でいられなくなる陽向の人間ぽさも良かったです。
自分の心の傷さえも冷静に分析していた陽向が今までのことも見つめなおした上で
自分自身と魁星を褒めた場面は感動でした。
そんな風に変えた魁星の存在がすごい。
本当に出会えて良かったふたりだなと思いました。
受ちゃんだけがサブカル男子!かと思いきや、攻もなかなかの…どっちもサブカルはあまり好みじゃなかったのですが、可愛いお話だったので中立
攻の過去語りがないと「ストーリーが薄い!」となってしまうのかもしれませんが、個人的にはこの本は底抜けに明るくてチャラい攻でもよかったなあ
受ちゃんは恥ずかしがりながらも男同士の葛藤?的なものは全然なくて、BLの醍醐味があまり感じられないです。あと、受ちゃんのご実家のこととか、兄弟構成とか、必要だったかな?
絵はとっても可愛いのですが、サブカル攻が好きにはなれず〜ごめんなさい