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我が愛しの宮廷魔術師

wa ga itoshi no kyuutei majutsushi

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表題作我が愛しの宮廷魔術師

レオンハルト、護衛騎士
ユーリス、宮廷魔術師

同時収録作品大きい弟

隆見、高校2年生、17歳
広橋一、工場勤務、25歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし 再会

あらすじ

許されるならあなたをこのまま想い続けたいのです

手違いで凄腕宮廷魔術師・ユーリスの魅了魔法にかかってしまったイケメン護衛騎士のレオンハルト。
その影響で生意気で愛想のかけらもないユーリスに惚れてしまう。
魔法を解くために一緒に過ごすうち、性的衝動は起こらなくなったものの、照れたり笑ったりする素顔にときめくようになる。
そしてユーリスに魔法の効果はなくなったと告げられるがレオンハルトの恋心は残ったままだった。
しかしその気持ちは拒絶され、ユーリスは国を離れることになり……。

作品情報

作品名
我が愛しの宮廷魔術師
著者
有木映子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047377011
3.4

(5)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
15
評価数
5
平均
3.4 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

めんどくさい受けが良い

有木先生の描かれる受けの、めんどくさくて逃げ癖があるという特徴。
今回もそこは健在だったので、やったー!と飛びつきました。

めんどくさすぎる受けは苦手ですが、なぜだか癖になるんです。
逃げの後ろに隠れている自信のなさが、表情に表れていて可愛いからかも。

惚れ薬がきっかけで近づいた2人は、芽生えた気持ちが薬の効果なのかどうか。
この部分を中心に、物語は進んでいきます。
受けがかなりつっけんどんなので、攻めが可哀想に見える部分もあったり。
どこかヒリヒリとした空気を感じさせながら進むので、最後の最後まであまり甘さは感じられませんでした。

同時収録があったこともあり、表題作は3話のみ。
もう少し長くじっくりと描かれていれば、急展開だと思わずに読めたかもしれません。

とはいえ、個人的に求めているめんどくささを摂取できたので、読んでよかったです。

0

前半は好き

姫の護衛騎士を務めているレオンハルトと魔術師協会に所属するユーリスが出会って恋に落ちるまでのファンタジーBLです。

惚れ薬を全身に浴びたレオンハルトがユーリスに解呪してもらうまでは楽しく読めましたが、レオンハルトの記憶を失くすという暴挙に出たユーリスに大分苛々させられましたし、説明不足に感じるところも多かったです。

自力で記憶を取り戻したレオンハルトのおかげでハッピーエンドとはいえ、本編はキス止まりで描き下ろしの初夜は修正の必要がない程度の描写なので物足りなかったです。

同時収録は従兄弟の隆見と暮らすことになった一のお話です。
これから恋になるというところで終わるので、こちらも物足りなかったです。

0

作家さん買い♪あっさりした物語かな〜

作家さん、買いです!
結構アッサリとした物語でした。

宮廷魔術師ユーリスと王女様の護衛騎士レオンハルトのお話♪
王女様が勝手にユーリスの家に居座っているのを拐かしたとして国王の勅命で連れ戻しに来たレオンハルト。
王女様はユーリスが魔術師協会へ戻ってしまうのが嫌みたいで国王に反発しているみたいだけど…本人は「迷惑」とバッサリ‼︎
それに怒った王女様が投げつけた壺!これが『惚れ薬』で浴びてしまったレオンハルト…災難(*´Д`*)
最初に目を合わせてしまったユーリスに惚れてしまうことに‼︎

ユーリスを見て赤面して戸惑ったり彼が輝いてるように見えて焦るレオンハルトの描写で薬に翻弄されているのが分かりました!あと瞳が♡になってる!そんな彼を見ても淡々としているユーリス。そして貴婦人の間で『惚れ薬』が流行?していて…なんとレオンハルトは度々、盛られていたみたい(笑)とても災難すぎて可哀想( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
その黒幕がユーリスだったことがわかったけど、一応ある理由で渋々作っていただけで広まっていたことは彼も知らなかったみたい。

レオンハルトが『惚れ薬』を貴婦人方に盛られて被害を受けていたことも、あまり衝撃を受けず寧ろ何人寝た?とデリカシーがないユーリス。そして誰とも寝ていないと答えた彼に驚きと薬の効果が効いてない彼に興味を持つユーリス!そっちには興味を示すのね(笑)距離の詰め方、唐突!レオンハルトもタジタジだし自制を抑えていたのが身体を傷つけて「痛み」でやり過ごしていたとは…本当にレオンハルトは災難(´ε` )それでも責任はあると思って解呪薬を作ってあげたユーリス。でも何故か解呪が出来ない⁉︎

3年前、ユーリスは洪水を魔法で1人だけで守ったけれど貴族たちは彼を蔑み王女様も彼をよく思ってなかった模様レオンハルトだけユーリスの魔法と彼が緊張しているだけではと気にかけている様子。時は現在に戻り、王女様がユーリスを気にかけるようになったキッカケも明かされます♪
レオンハルトはユーリスのことを思い出したり考えたりするだけでドキドキしてしまい会っただけでハグ❤︎…素直に感情を彼に伝えて初めてユーリスが照れた⁉︎

レオンハルトの解呪が上手くいかないのは、貴婦人方に盛られていたことで魔法に耐性がついてしまったらしい、そして解呪するには毎日「解呪薬」を飲まなきゃいけない。強い薬で経過観察のために、1日の午後だけ一緒に過ごすことになった2人♪
解呪薬を飲んでいるはずなのにユーリスに触れられたり距離を縮められるとムズムズするみたい♡
ユーリスが国から離れるまでの時間は限られているみたいでレオンハルトは彼の勇姿・功績を美しいと褒め憧れていると伝えるも彼は『惚れ薬』の影響だと何故か壁を作ってしまう(´◉ ω ◉`)

レオンハルトが自分の気持ちが薬の影響ではないと証明したいけど、もし違ったら彼に抱いた気持ちは全て消えてしまうのかと少し不安っぽい表情に、もうそれは恋に落ちてるんだよ〜ってなりました(๑´∀`๑)それをユーリスに素直に伝える真っ直ぐさが凄い‼︎
一方のユーリスは、はぐらかすし認めたと思ったら…狡い人だぁ〜。
記憶を消して逃げようとするけど…最後はハッピーエンド!
ユーリスの感情が少し分かりづらかったけど、レオンハルトの素直さに惚れたのかな?自分は素直になれないから…。

『大きい弟』は、隆見くん頑張れ!って思いました。

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