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劣情PARADOX 番犬は夜、牙をむく

retsujou paradox

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表題作劣情PARADOX 番犬は夜、牙をむく

桐? 星児
情報屋
?野 博?
29歳・政治家秘書

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「カラダがこんなに切なくなっちゃうほど、劣情拗(こじ)らせちゃってるんだね……。」

情報屋を営む桐谷星児の次なる標的は、「とある特殊な情報」を抱える大物政治家の敏腕秘書・矢野博己。依頼された情報を引き出すため、桐谷は矢野にセフレとして接近することに成功する。欲望だけの肉体関係を重ねていく中で、桐谷は矢野の心に誰か特別な人がいることに気づき、嫉妬を募らせはじめる。一方の矢野も、桐谷には言えない秘密を抱えながらも次第に桐谷への想いを抑えられなくなっていって……?

交差する激しい「劣情」を繊細なタッチで描いた意欲作、待望のコミックス化!!

作品情報

作品名
劣情PARADOX 番犬は夜、牙をむく
著者
SILVA 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
ボーイズDUOセレクション
発売日
ISBN
9784396700270
4.1

(77)

(28)

萌々

(37)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
316
評価数
77
平均
4.1 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数9

駆け引きたっぷり濃厚えろえろBL

情報屋×議員秘書のCP。
1話の試し読みでお互いに素性隠して出会うところからゾクゾクして期待して読みました。

夜の街でを正体隠して遊ぶ受けも、その受けに計算尽くで出会った攻めも、遊びも駆け引きも慣れている2人の腹の探り合いが堪りません。
なぜ攻めは受けに近づいたのか?
その謎がなかなかに深くしっかりしたストーリー展開になっています。

元々引っかけるつもりで出会っているので、初日から早速セフレになる2人。
えろの描写が濃厚ですごいです。
ただ、個人的に最中のセリフが「雄ミルク」だの「セーエキ飲んだ」だの「腹が割けるほど中に注いでやるよ」だの、あまりエロ重視派ではないせいかそういうセリフが白々しく見えてしまって…。行為の描写も濃厚、セリフも濃厚…。

話が進むにつれ2人の関係性が深まり本気になっていきます。
特に受けのヒロの表情の変化が顕著で、その辺りの描き分けも丁寧に描かれているなと感じます。

が、えろとそれ以外のシーンでも何だかちょっと気障なやり取りが多く(一昔前にありそうというか…)大好きな設定だけどちょっとノリきれなかったというのが正直なところでした。

0

おもしろいミステリーBL

SILVA先生初読みです。
おもしろかったです。

ミステリーとBLがうまく融合されていて、最後まで楽しめました。
ひと昔前のよく出来たドラマを見たような読後感。

最初、お互い腹の探り合いで、お芝居じみているんだけど、お芝居しているんだからそうなるわねと納得。

セイジ視点でヒロのことを探り、意気投合したり、惹かれ合っていくのが、ストーリーの進展とマッチしていてよかったです。

ヒロの考えもわかるし、行動したことの意味もわかる。
セイジの言動も。

プロット、キャラの心情変化ともよく練られていると思います。

何より、絡みの絵がお上手だし。

ヒロの表情の変化がいい。
イケメンで普段冷静なのに、ふと切ない顔をしたり、デレたり、に萌えます。
セイジが惚れるのもわかる〜となります。

一言で言うなら、いいフィクションを見せてもらったな、という感想です。

0

ストーリーの展開もよくえっちなしでも面白い

ターゲットと情報屋。
体から攻略しようとして深く惚れてしまう。
ターゲットは本当に愛人?
依頼者の目的は?
イラストは綺麗だしエッチ多め。
ストーリーもしっかりしていて満足。
悪役がちゃんと悪者だったので、気分も爽快です。
寂しい過去を持つ受けちゃんが、今後幸せな人生を送れますように。

0

満足いく一冊

ドラマチックな一冊
エロエロな描写満載で、ストーリーも骨太でキャラクターも魅力的
詰め込み過ぎなのに、重たくなくて満足のいく一冊でした

セイジが終始カッコいい
余裕があって頭も良くてセクシーで逞しくてほんとにスパダリ

そして、逆にヒロが一見ちゃんとしてる風なのに儚げで脆くて危うい感じがキレイに表現されててほんとに素敵でした

政治家絡みの情報屋としてのクロい部分がちょっと薄めかなと思いながら、そのあたりはマンガなのであまり深く考えず流すと読み応えのある一冊でした

0

うまく利用されていたのは

気になっていた本を早速購入。

後ろのあらすじを読まずに読み始めたから、ただのハッテン場での出会いから始まるお話なのかなーと思っていたら、#1の終わりでターゲットという単語が出てきて、ん?となりました。

読み進めていくうちに、情報屋と標的のお話かと理解。

全てを読み終えてからタイトルを読み返すとこのタイトルがこのお話に相応しいと思いました。
(因みにPARADOXとは正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す言葉)

6

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