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拾われた竜人族の青年×人嫌いな魔法使いの、年の差疑似親子ロマンス!
Kindleアンリミに入っている小中先生の作品を、少しずつ読んでいます。
こちらもアンリミで拝読。
やっぱり小中先生の作品は、どれももれなく面白い!夢中になってページをめくってしまった、、
二人の心の成長、関係性の変化が胸熱なラブストーリーでした。
森の中で大火傷を負い瀕死の状態になっていた攻め・ケモ耳尻尾に翼のある
竜神族ヴァリ、3歳。
そんなヴァリを助け、育てていくこととなったのは偏屈で意地っ張りな魔術師・
オジェでー
と続く、尽くす超年下攻め×魔術師の物語です。
3歳で初登場するヴァリが8歳、20代…(最終的には中年になるまで)と成長・変化
する様子がとても楽しくて、愛しい☺︎
世話される側から、いつの間にか(そしてあっという間に)せっせとオジェの世話を
焼く側に変わっているのにふふふっとなってしまいます。
そして心からオジェのことを愛し、なんとかしてずっとそばにいたいと願うヴァリ。
その姿が愛しくも切ない( ; ; )
オジェが不老不死である事実を知り、「死ねない」という事実を恐れ怯えた幼少期と、
オジェと共にあろうと秘密裏に不老不死の命令式を学ぶようになった成長後の姿の対比。
同じ不老不死の体になろうとしていたことがオジェにバレ、言い争いになるシーン
は特に胸が痛みました。
ヴァリの出生についてなかなか話せないオジェの心の葛藤もまた、ね。。
話してしまったら自分のもとを離れていくのではないかー(そんなはずないのに!)、元いた場所に帰ることが彼にとっての本来の幸せなのではないか、
色々な思いに囚われ悩むオジェの辛さ、その後の王都からの遣いによる騒動にも、
どうなっちゃうんだこの二人!と最後までハラハラドキドキしていました。
二人の寿命の違いを、どう乗り越えるのか?
ヴァリの出生の秘密は?それを知った時、ヴァリとオジェの選択は?
そんなところももちろん見所なんですが、やっぱり長い時間をかけての
二人の関係性の変化が、一番萌えて刺さる部分だった…!
自分が育てているようで、実はオジェの方もヴァリに世話を焼かれ愛を注がれて、
寂しさに囚われた心を満たしてもらっていたんだなあ、と。
綺麗なエンディングの後、数十年後の森の中を歩く猫人族の子供たちの前に現れた
二人の姿、元気に言葉の応酬をする様子も微笑ましかった♡
手に手を取って、長いけれど有限の時を生きる二人の”おじいちゃん”になった姿も
見たいなあなんて思ってしまいました。
ヴァリが翼を使って飛ぶところなんかも見たかったなーと、そこはちょっと残念だけれど
可愛いケモ耳と尻尾がイラストでも見られて大満足です✨
萌え設定が盛り盛り出てくる緩めなファンタジー。森に住む美麗な魔術師からケモ耳シッポの竜神族、猫人や不老不死に記憶喪失に王家のお家騒動まであったりと、詰め込みまくり。考えたらダメな楽しんだもの勝ち作品。
不老不死の魔術師オジェと、オジェに拾われた竜神族ヴァリのお話。大筋は拾った子供が成長し、親代わりの人に恋心を募らせ……な王道のやつ。オジェが実は偉大な魔術師だったり、ヴァリが実は優秀で魔術の資質があるなんてのも王道のやつ。
子供時代の二人のやりとりは、世話焼き親とわんぱくな子って感じでほのぼの。成長後のヴァリはおかん彼氏のような振る舞い、オジェは長く生きているとは思えない幼さの滲み出るモノローグで、やっぱりほのぼの。
関係性の逆転は信頼の証のようで、それだけヴァリが立派に育った証拠のようでもあって、微笑ましかった。あとどっちの会話も楽しくて好き。
山場はバタバタ。二人の別れがこんな形で?と思いきや、ひと悶着あって二人の世界へ。不老不死のこういう形での解決はロマンがあって良いのかな。
心残りは、せっかくあるヴァリの翼が活躍しなかったこと。獣人設定もいまいち活かされておらず、当て馬もオジェに迫った理由がそれ?と萎える。無くても良い設定もあって、意味より萌え重視なのか練られていないのか、という感じ。
粗い設定を見栄えだけ整えたものは苦手。細部まで詰められたものだと、引っかかるタイミングでさらっと一言補足が入ってスムーズに読める、この作品にはそれがない。ただストーリーのまとまりは綺麗、って小中さんの別作品にも同じ感想を持った記憶が。
全てを割り切れたら、萌え設定をたっぷり楽しめ、ほっこり暖かな気持ちになれる読後感の良い作品。
終盤は告白セリフが飛び交い、甘々。終わり方にはおとぎ話っぽさがある。キャラと作品の雰囲気はとても好き。もう少しどこかで大きく萌えたかったかなあと思う。
魔術師のオジェが森で火傷を負っているヴァリを助けたところから始まります。
前半はオジェが幼いヴァリを育てるお話だったので、いつになったら二人の関係が恋愛に発展するのかとそわそわしながら読み進めました。
ヴァリがオジェと共に生きようとして大怪我をした時は胸が痛くなりました。
オジェがヴァリを助け、何百年もの時間を二人で過ごせるようになって本当に良かったと思います。
両想いになるまでが長かった割に両想いになった後はあっさりしていて物足りなかったです。
ヴァリの底なしの性欲と体力でオジェが追い詰められているところが見たかったなと思います。
大好き小中先生♡
はずしたくない日は小中作品♡
森で拾って育てたちびっ子がどんどん良いオトコに成長していき、まっすぐな愛情をぶつけてくるナイスな設定。
向けられた若い欲がいつ暴発するのかワクワクしてたんだけどまぁ我慢強いこと笑!
そして引きこもりオジェもまさかの未通(もんのすごく長生きしてるのに!!)
いいですねぇ、ピュア×ピュアで。
表紙のオジェの、照れ隠しの顔がなんともかわいい。
オジェと成長したヴァリの、仲良いからこその言い合いが微笑ましい^_^
ヴァリの「この鈍ちん」が最高♡
ほんわり楽しい、幸せになれる魔法使いのお話でした^ ^
小中小豆先生、最近いくつか読ませてもらってます。文体が合うのか、スルスル読めてお気に入りです!!
攻め様を受け様が育てる系ってなんかありそうだけど初めて読みました(たぶん)
受け様、恵まれない環境に生まれて魔術師になって、不老不死になっちゃって終わりの時がないという……性格も欠けてるから、攻め様に愛されてよかったねオヨヨヨヨって感じてした。
受け様が攻め様を拾うところから長ーい時間軸に触れているので、伏線もモリモリって感じでストーリーも楽しめました。
バドエンじゃなくてよかった(この雰囲気でそれはないと思うけど)
王道ですが、実は社会的地位がぶっ飛んてる攻めはいいですね、完璧超人で笑
小説は魅力が文でありありと描かれるから、かっこよくお育ちになった攻め様に愛される受け様が楽しめてよかったです。
ちっちゃい頃から嫉妬バキバキだったのが攻め素質モリモリすぎて笑っちゃいましたが笑
寿命が長いようなので、まだまだ二人のお話は続くと思うのですが、幸せになれてよかったねという心地よい読後感でした。